
(2012.6.23 am8:54 猪苗代湖畔を走る“へばなさん”と“ロンリーHさん”)
6月23日午前3時14、ナイトラン第2コース上のディスカウントショップ“トライアル”前を通過。
午前3時40分、郡山市大槻地内を走行中。だんだん日の出が近くなってきました。
どうしてこんな時間にこんなところを走っているかというと、事のいきさつはこうなのです・・・。
お仲間の“ロンリーHさん”から“へばなさん”が『BRM707宇都宮600km(宇都宮~寒河江~宇都宮の600キロ、制限時間40時間)』の試走で福島県内を走られると連絡をいただいたのです。そこで第2PCのセブンイレブン大信増見店まで応援にいこうという訳なのです。
図らずも途中でちょうど“ロンリーHさん”と出くわすことができました。そこから二人で白河市大信のセブンイレブンを目指して走ります。
午前4時56分、セブンイレブン大信増見店に到着。スタートの宇都宮からここまではおおよそ100キロ、午前1時に宇都宮をスタートしていますからここへの到着は6時から6時半頃を予想していました。
元気のいい“ロンリーHさん”は様子を見にコースを逆送して行きました。わたしはここで待つことにしました。
午前5時半頃、本日試走のもう一方“I塚さん”が到着しました。“I塚さん”も“へばなさん”もブルベの神様みたいな人で、『試走専門です』とにこやかに笑ってお話ししてくださいました。
午前5時47分、。“I塚さん”は元気いっぱいで次のポイントに向かって出発されました。
「きょうは天気が良くてよかったですね」とこのときお話してお見送りしたのですが、この後“I塚さん”は勢至堂峠でいたずらな雨に見舞われてしまったのだそうです。
午前6時24分、斥候に行っていた“ロンリーHさん”が戻りました。
おお“へばなさん”が見えてきました。
午前6時26分、無事第2PCに到着です。
“へばなさん”“ロンリーHさん”のツーショットを記念撮影。わたしにブルベをするきっかけを下さった“へばなさん”とお会いするのは、昨年の『BRM507宇都宮400km』以来です。
これが今回はじめて投入された5段変速の軽快車です。
僅かな休憩のあと、第3ステージ(白河~猪苗代 区間58.0km)へ走り出します。
5段変速とはいえママチャリでの600キロは生やさしいものではありません。走り去る後ろ姿を見てこれから越えなければならないいくつもの難関を思いました。
“ロンリーHさん”とわたしも“へばなさん”と併走して第3ステージを走ることにしました。
国道294号線を白河市大信から天栄村を抜け須賀川市へと入ります。
午前7時27分、さあ、いよいよこのステージの唯一の峠、勢至堂峠へと入りました。
「スピードはひかえめに!」ですよ“へばなさん”。
この勢至堂峠、わたしはいつも湖南側から下るだけで、一度も須賀川方面からは上ったことがないんです。湖南側から下ったときの延々と続く気持ちのいい下り坂・・・、裏を返せば須賀川方面からはとてつもなく長い上りということですから、坂嫌いのわたしのコース選定には入るはずがないのです。ハハハ
いつも気持ち良く下るだけですから、途中のこんな景観も見たことがありませんでした。
ようやく頂上の勢至堂トンネルまで上ってきました。今回の“へばなさん”の自転車がいくら5段変速といえども、傾斜のきついところでは“立ち漕ぎ”の連発です。後ろから見ていると全くもってすごい人だなと思います。なにしろこのあと第4ステージには裏磐梯からのスカイバレー越えが待っているのです。
湖南町を抜け猪苗代湖畔を走っています。大信のセブンではあんなに天気がよかったのですが、猪苗代方面は低い雲に覆われて少し肌寒いほどです。
午前8時54分、湖畔を併走する“へばなさん”と“ロンリーHさん”。
ここまでくれば第3ステージもあとわずか、上戸から裏磐梯への入り口115号線にあるセブンイレブン猪苗代若宮店を目指します。
(磐梯山と“へばなさん”)
午前9時39分、前方に第3PC近くの東京電力秋元発電所が見えてきました。
午前10時、第3PCのセブンイレブン猪苗代若宮店に到着。磐梯山をバックにちょっとおちゃめな“へばなさん”です。
裏磐梯の街並みに到着すると“へばなさん”と同じママチャリでブルベ参戦の経験者“K関さん”が偶然おられました。
“へばなさん”に先行して桧原湖畔を抜け、“ロンリーHさん”とわたしがスカイバレー入り口の早稲沢に到着したときです。スカイバレーから下って来たのは今月はじめのグランフォンド飯豊でお世話になった“なでら男さん”ではありませんか!
スカイバレーもこの時雨れた天気にとても寒かったそうで、見るからに凍えそうな“なでら男さん”でした。途中で“へばなさん”に先行して走っている試走の“I塚さん”とお会いしたとのことでした。
米沢方面からのスカイバレー越えはそれはそれは大変だそうで、話を聞く度わたしには遠い存在になっていくようでした。“へばなさん”は今回ここをママチャリで往復するのですからすごいことです。
待つことしばし、午前11時22分“へばなさん”が到着しました。すぐに“なでら男さん”を確認するとカメラを構えながら近づいてきました。
先ほどの“K関さん”といい、今度の“なでら男さん”といい何たる偶然なんでしょう。ブルベ仲間の皆さんが吸い寄せられるかのように“へばなさん”の試走ルートに集結していたんです。
“へばなさん”はいよいよスカイバレーに向かってスタートです。
わたしたちもここで「どうぞ無事に完走されますように」と“へばなさん”を見送ってお別れしました。
さて、“へばなさん”と別れた“なでら男さん”“ロンリーHさん”そしてわたしの三人は、ここからすぐの『Sio-Ya』の山塩ラーメン(※『Sio-Ya』は2015.8月をもって終了、『裏磐梯らぁめんや』に変わりました)を食べて行こうということになりました。
土曜日の昼時ということもあって、店内には待ちのお客さんが列をつくっていました。しかしながらここのご主人はとても頑張る人ですからそんなに待つことなくありつくことができました。
わたしと“ロンリーHさん”は先日からの念願、一日限定30食の“赤魂”を食べることが出来ました。
さて、至福の一杯でお腹を満たした後は、“ロンリーHさん”とわたしは帰路につきます。“なでら男さん”は桧原湖を回り、喜多方方面から旧会津米沢街道を通って桧原へ抜ける峠道を走り、再びスカイバレーを越えて米沢市に戻るということでした。“なでら男さん”もまたすごい人です。
“ロンリーHさん”とわたしは桧原湖畔を走っています。国道115号線に出て中ノ沢温泉から母成峠を越えて帰ることにしました。
何と気持ちのいい天気になりました。天気はいいのですが汗はダラダラ、延々と続きそうな長い上りを時速7キロでトロトロと上っています。前方にはとうの昔に“ロンリーHさん”の姿はありません。“ロンリーHさん”もまた滅法強い人なんです。
峠の頂上付近で前方に“ロンリーHさん”の後ろ姿がチラッと見えました。頂上に着いたとき
「心配で様子を見に来てくれたでしょう?」
とたずねると、
「ハハ、ちょっとだけ見に行きました」
遅い先輩を心配して見に来てくれたんですね。そんなことで、わたしに気を使わせたくないと思ったのでしょう。遠くにわたしの姿が見えたので、わたしに気づかれないように、すぐに引き返したんだと思います。“ロンリーHさん”の、そんな思いやりと気遣いに、とても感謝しているんです。
母成グリーンラインを気持ち良く下り、磐梯熱海手前から“ロンリーHさん”の案内でショートカットして、会津街道に出ました。午後2時35分、五百川手前のところで、西部工業団地方面へ向かう“ロンリーHさん”とお別れしました。
『楽しい一日をありがとうね、“ロンリーHさん”』
今になって天気はまるで夏のよう。きっと裏磐梯方面だけ時雨れていたのかもしれませんね。“へばなさん”は無事スカイバレーを越えて、折り返しの寒河江を目指していることでしょう。
“ロンリーHさん”と、“へばなさん”の応援に出かけた本日の走行距離187.85 走行時間8:34 平均速度21.9 最高速度62.9
走った皆さん,うれしそうですよ。それが正しい休日の過ごし方ですよ。
kojiさんなんて,ウルトラ早起きだし。
罪作りなオイラは,庭仕事に勤しみましたとさ。
なでら男さんは夜の部で,羊肉をたんまりと食べましたとさ。
今度,そっと一人で“赤魂”食べに行こうっと。
楽しかったせいか200キロ近く走った気がしませんでした。
一定ペースで走ったお陰だと思います。
kojiさんの上りですがまさに一定ペースでしっかりペダルを廻していますからまさに「ロングライド向け」だと思いました。
又機会がありましたらよろしくお願いします。
“なでら男さん”とは本当に偶然お会いすることが出来たんです。お昼も一緒に食べられたし楽しい一日でした。
きょうは罪滅ぼしに一日中庭仕事です。今も伸びきったベニカナメの刈り込みをしていました。
“ケンヂさん”のところから赤魂を食べにくるには、あのあのあのスカイバレーを越えて来なくちゃなりませんよね。帰りには赤魂で摂取したカロリーを全部消費しちゃいそうですね。そこがまさに自転車ダイエットですよね。
上りに滅法弱いわたしの後ろにいて、緩すぎるスピードにもじっと合わせて走って下さったのですね。母成の坂は汗はダラダラ死にそうでしたよ。でも漕いでいる限りは前に進むといつも自分に言い聞かせてナメクジのように進むんです。
上りと下りのルートがあったら、躊躇無く下りのルートを選択するわたしですから、きっと上り用の筋肉が少ないんですね。ハハハ
楽しい一日をありがとうございました。こちらこそよろしくお願いします。
お別れしてから,どうしようかと思いつつ走り,道の駅から旧道行こうかと思いましたが,少し距離が短そうな気がしたので,ゴールドラインの八方台までのピストン荘を加えて,その後は大人しく白布峠を越えました。
また,どこかでお会いできればと思います。ありがとうございました。
“なでら男さん”の鍛えかたが半端でないことは存じていましたが、こうして時間をみつけては白布峠をこえて裏磐梯からゴールドラインの方まで走り込んでおられるんですね。
今回の600試走は“I塚さん”“へばなさん”ともに残念なことでしたが、“なでら男さん”の600完走を心より応援いたしております。
今月はじめにGF飯豊でお世話になって、またお会いできるとは思ってもみませんでした。それにSio-Yaまでご一緒いただいてとても楽しい時間がもてましたことありがとうございました。またご一緒出来ますことを楽しみにしております。
あんなに応援していただいたのに、残念な結果に終わらせてしまい、申し訳有りません<(_ _)>
でも、あれが私の「限界」だと思います。さびしいことですが、加齢による体力の衰えは、限界線を少しづつ降下させているようです(T_T)
でも、今回の試走では、kojiさんやロンリーHさん・なでら男さん・pokkyさんと、たくさんの仲間にお会いできて、最高の試走になりました(^_^)/
kojiさんの撮ってくれた写真、さすがにいいですね~。私のブログを書くために、たくさん頂きました(^_^)v
第2PCそして第3PCまでの所要時間は昨年の600と全く同タイム、さすがは時計の針のように正確に刻む“へばなさん”のペダリングです。だたブルベは長距離になるに従って障害となる様々な要因が発生してしまうことも事実ですから、どのような結果になったとしてもそれは致し方のないことです。
今回一部分を応援ライドさせていただきましたが、沢山のお仲間さんたちが吸い寄せられでもするように、“へばなさん”の試走ルートに集結していたことには本当に驚かされました。
“へばなさん”の試走結果はこれから試走・実走される方々の何よりの貴重な参考になるはずです。お役目本当にご苦労さまでした。どうぞお写真は好きなだけ存分にご使用くださいませ。
勢至堂の坂は、結構キツイかな…
猪苗代湖、裏磐梯と、わたしたちは本当に素晴らしく恵まれた環境にありますよね。楽しみですね。