入院2週間後の6月22日、家族を伴って医師から病状の説明を受けたあと、あらためて医療相談員さんから今後のリハビリについて具体的にどのような希望をお持ちですかというお話がありました。それ以前に相談員さんからは、入院後2週間で点滴による治療がひとまず終了するので、その後はリハビリテーション病院へ転院する方法などがあると説明がありました。現在入院中のM病院から転院というかたちにすると、最長で150日リハビリテーション病院で入院治療を受けることができるということでした。
いずれにしても、このまま退院したのではまともに歩くこともできないのですから、リハビリテーション病院に転院して少しでも以前に近い状態にまで回復したいと思いを告げました。いくつかのリハビリテーション病院の存在を聞いた後、一番わが家から近い郡山市にあるD病院を希望しました。その後、M病院の入院を継続してリハビリを受けながら、D病院からの回答を今か今かと待ちました。
そして、D病院に転院を希望してから2週間後の7月6日にようやく転院できることになりました。当日は午前10時までにD病院に到着して受付を済ませてくださいということでしたから、“ワイフ君”にはⅯ病院へ9時前に来て会計を済ませてくれるように言ってありました。そして当日の朝、午前8時半には着替えをして、病室のみなさんに挨拶を済ませて車椅子で“ワイフ君”のいる1階へ向かいました。あいにくの雨ふりでしたが、“ワイフ君”の車に乗ってⅯ病院に別れを告げました。
“ワイフ君”の車でD病院に向かう途中、“ワイフ君”に食べたいと頼んでおいた『亀田の柿の種(わさび味)』を食べました。これが一か月ぶりの娑婆の味『うまい!』。至近距離に自宅前を素通りして、道すがら郡山市に住む姉の家の庭先に車を停めて元気な姿を見せることにしました。車の中から手と足が動くところを見せて安心させたらすぐに出発。1時間足らずの“ワイフ君”とのドライブはあっという間に終わり、午前10時前にはD病院の指定された入口に到着しました。
さあ、今日からこのリハビリテーション病院で本格的なリハビリの日々を過ごすことになるのです。
★【脳梗塞とリハビリの日々①】はこちらから/【脳梗塞とリハビリの日々⑥】へ
その人の感じ方なのでしょうが、以前と同じような動きができるようになると思うと、
きっと頑張れるんでしょうね。
リハビリも前向きに捉えているkojiさんは、早く元通りになるのではないでしょうか?
無理はしないで下さいね。
出来なかったことが少しづつでもできるようになることは楽しいことですし、動かせなかったところが少しづつ動かせるようになることは本当にうれしいことです。
“ボギーさん”のおっしゃる通りで、肉体的にはきついところもありますが、僅かづつでも元の状態へ近づいているというのは大きな希望でもあり、楽しくてうれしいことだとわたしは感じています。
みなさんからの応援が励みとなり、さらに力になります。応援本当にありがとうございます。
歩く恰好などというのは、もうこの年になればそれほど気になるものでも気にすることでもないでしょう。身なりさえきちんとしていれば、病気の後遺症はいたしかたありません。
どのような形にしろ、大好きな車の運転だけは、“しよ~さん”同様したいと思っています。
わたしなら、なんだろう?と考えましたが、玉子かけご飯かもしれません。
柿の種は入院前もずっとハマっていた大好物でした。