11月6日のこと、当ブログに突然沢山のアクセスがあって、いったい何事があったのかと驚きました。
アクセスの中身をみてみると、それは過去記事の『鷹ノ巣公園に行ってみました・・・(石川町)』だということが分かりました。不思議なこともあるものですが、「鷹ノ巣公園(たかのすこうえん)」はあまりメジャーなところではなくて、周囲に桜の木を配しただけの広場で公園というにはとても・・・。
ただ、その桜の広場に続く道の両側が仲田種苗園の樹木の苗畑になっていて、特にモミジ類はこの時期とてもいい感じに紅葉しているのです。ですから、きっとその場所のテレビ放送でもあって、視聴していた方々がいったい何処にあるんだろうと一斉に検索しだしたからなのかもしれないと思ったんです。
しかるに、ブログ等で「鷹ノ巣公園」について取り上げているところはとても少なくて、わたしのところへもその検索の余波が流れてきたのでしょう。あくまでも想像ですけれど・・・。
参考までにその時の記事を以下に再掲してみますのでよろしかったらご覧になってみてください。
鷹ノ巣公園に行ってみました・・・(石川町)
(2019.11.12 鷹ノ巣公園へのアプローチ、「ブータンガーデン」の鮮やかな紅葉)
11月12日、ブログにコメントを下さっている“hondaさん”から、石川町にある『鷹ノ巣公園(たかのすこうえん)』の紅葉が綺麗だったとの情報を頂戴して、“ワイフ君”とさっそくドライブに出かけました。場所はGoogleマップで「石川町 鷹ノ巣公園」で検索したら分かりました。
公園入り口の看板を見つけて付近の空き地に車を駐め、さっそく“ワイフ君”と入り口から周辺を散策してみます。
道は奧へと続いていますが、ここは“hondaさん”もおっしゃっていましたが「仲田種苗園」の苗木を育てる畑(苗畑)になっているようです。
仲田種苗園のこの場所を「ブータンガーデン」というのですね。(仲田種苗園はブータンに「三春ガーデン」という日本庭園も造成したのだそうです)
こんなものもありました。“百年の孤独”と名付けられた大きなヤマボウシ。
今は寒々とした姿になってしまいましたが、初夏になって真っ白な十字手裏剣のような花を沢山咲かせた姿はきっと見事なものでしょうね。
園内にはまだ赤くなっていないモミジも沢山あります。赤くはないけれど、これはこれでまたいい色ですよね。
園内の木々を見上げながら奧へ進んでいくと・・・
ひときわ鮮やかな一画がありました。ここに植えてあるモミジは赤から緑まで様々な色をしていますが、赤いのはイロハモミジというそうです。園内で作業中の方に教えていただきました。
そこからさらに奥へと進んでいくと・・・
周りに桜の木が植えられた広場(この広場が「鷹ノ巣公園」らしい)に出ました。この先がきっと大きく蛇行した阿武隈川の断崖絶壁なんだと思います。
ほら、阿武隈川が見えてきました。
この先の高くなったところがそうなのでしょう。
阿武隈川の大きな蛇行でえぐれた断崖絶壁の上に出ました。あの山の麓に見える集落の道路を、自転車で中島村や白河や伊王野などに行くときに走っていたんです。だけど、近くにこんなところがあるとは全く知らずにいました。
岩の先端から下側がえぐれているらしく淀んだ川面が見えるだけ。ここから先は恐くて行けませんでした。機会があったら、今度はぜひ対岸からこの岩場を見てみたいものです。
先頃の台風19号の豪雨の爪痕がここにもありました。蛇行した阿武隈川は溢れて正面の田んぼを乗り越えて流れたんですね。おそらく「鷹ノ巣公園」とは、先ほどの桜の広場からここの岩場のことをいうのだと思いました。
車を置いた付近には、とりわけ色鮮やかなカエデがありました。
下を見ても・・・
上を見ても・・・本当に鮮やかです。
何度も、何度も見上げながら、後ろ髪引かれる思いで仲田種苗園の色鮮やかな苗畑のある「鷹ノ巣公園」を後にしたのでした・・・。
★“hondaさん”貴重な情報をありがとうございました。
★鷹ノ巣公園(仲田種苗園)が出てきたテレビ番組「世界!ニッポン行きたい人応援団」がこちら。
最後に、この場所は写真の通り綺麗なところです。ですが、ここだけをわざわざ見に行くのであれば、他に見るべきところは沢山あります。
ここは是非とも、付近の見所(例えば紅葉の山本不動尊とか)と抱き合わせで出かけるのがよろしいかと思います。
私も、ここまでの数では無かったですが突然沢山のアクセスがあって驚いたことがあります。
いつもはいたって穏やかなブログなのにこの日に限ってでしたから、何かイケナイことをやらかしたのではと驚いたのです。
仲田種苗園でも、この場所にある苗畑のことを過去のテレビ放送で「鷹ノ巣公園農場」などと表現しているようだし、
アクセスが増えた時間帯からも、おそらく原因はテレビだろうと考えられます。
面白い現象ですね。