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先日、“ワイフ君”と訪れた金山町の沼沢湖。
ここで撮影したという映画「あひるのうたがきこえてくるよ。」のレーザーディスク(未使用)が手に入ったので観てみました。「椎名誠がみつめる、あやしくもあたたかな人間模様」と帯には書かれています。
この沼沢湖でどんな物語が展開するのか、椎名誠監督のこの映画をぜひとも観てみたいなと思ったのです。
カヌーの入った大きな袋を背負った男(柄本明)が、ひょんなことから連れてくることになった3羽のアヒルと、この沼沢湖畔にやってきたところから物語は展開していきます。
沼沢湖へ行ったことのあるかたは、きっとこの建物(沼沢湖斑キャンプ場の受付センター)なども見覚えがあることでしょう。
これは会津バスでしょうか。地元の方はデザインで分かるんだと思います。
バスを降りて湖畔へやって来たのは、男の妻(関根恵子)でした。
いつも男にまとわりついて離れなかった3羽のアヒルでしたが、妻との生活を置き去りにしてここにたどり着いた男のように、ある日を堺に男の元を離れ自分たちの意思で行動するようになります。そして、この地で様々な人たちと心を通わせたこの男もまた、人知れずこの地を離れてふたたび旅へと出て行くのでした・・・。
第17回「山路ふみ子映画文化賞」を受賞したというこの作品。残念ながら、わたしはあんまり感じるところがありませんでした。「★★☆☆☆」というところでしょうか。いや、知っているところがロケ地だったということで「★★★」ということにしておきましょう。
近いところの撮影では「アブラクサスの祭」とか、自分の知っている場所での撮影なんていうとつい見たくなっちゃいますよね。