(2010.1.11 1:10pm みちのく自転車道から安達太良を望む)
朝からとてもいい天気です。
午前11時2分、気温はまだ低いですが安達太良の上には真っ青な空が広がっています。風もなくこの時期にしては最高の自転車日和です。
すぐに出発してくる訳だったのですが、「もうすぐお昼だから食べてから出かけたら・・・」ということで結局12時を回ってしまったんです。
青空は午前中限定のようで、午後になってやはり雲が出てきてしまいました。それでも今日は本当に安達太良が綺麗です。
12時46分、小和滝橋の上から安達太良方面を一枚。
みちのく自転車道に乗り入れて、逢隈橋の上流から住宅越しに安達太良を一枚。
ホホッ、やっぱり今日の天気を待っていたんですね。ローディーさんがこちらに向かって走ってきます。
逢瀬川のここから見るアンテナ越しの安達太良が好きです。
前回郡山市内の堤防工事を避けるため阿武隈川の右岸(東側)を走ってみたのですが、道路は広いし舗装がいいので最高でした。きょうも車一台がやっと通れる、ここ『細表橋(ほそおもてばし)』を渡って右岸へ抜けました。
渡りきって振り返ると、なんと磐梯山が真っ正面に見えるではありませんか!阿武隈川を挟んで見る郡山の中心市街地もなかなか新鮮でいいものです。
これが右岸の堤防道路です。どうです広くていいでしょう。
そしてここ『日ノ出橋』で右岸とオサラバ、橋を渡って左岸(西側)のみちのく自転車道へと戻ります。
(浜尾遊水地から宇津峰山を望む)
午後2時11分、須賀川市の浜尾遊水地に到着。
浜尾遊水地の池には氷が張ったままです。
そうそう、ところでペダリングのことなのですが、“masamicchiさん”のブログ『ビバ!つぶやき日記』のなかの“ローラー台練習50分 フィットネス LSD練習(木曜日) 負荷レベル「6」継続してます。”という記事の中で「・・・今西尚志のペダリングテクニック」というのが紹介されていました。それはわたしにとってはかなり衝撃度のある内容でした。というのは「ペダリングを見直そうとしています・・・」や「Nanko Again(ベスト・ペダリングを探して・・・)」でわたしが思い描いていた“わたしが目指すべき”ペダリングとは全く正反対のことが述べられていたからです。
わたしは「骨盤を立てる」「大腿四頭筋を使う」のが自分ではいいと思ってこれまでやってきたのですが、「骨盤を倒す」「大腿四頭筋よりハムストリングスを使う」そして「今までのフォームはゴリラのようだった」なんて反省してみたりしたのですが、「骨盤を倒して背中は丸めない」とくればこれはまさにゴリラスタイル。もうトドメを何本も刺されたような気分でした。でも考えてみれば確かにそうなんです。競輪選手のようにトラックを最速で走りきるためには大腿四頭筋が大きな役割を果たすのかもしれませんが、長距離を走るためには持久力のあるハムストリングスを使うがいいのだそうです。(詳しくは文中の“masamicchiさん”のブログへのリンクを御覧になってください)
ここいつもより相当文字が多いですが、読み切った人は絶対得をすること請け合いです。わたしが浜尾遊水地まで走ってくる途中も“このこと”をずっと意識してフォームとペダリングをあれこれ試しながら走ってみたのです。でも驚くほど楽チンに走れたような気がしているのです。これは今後さらに極めていかなければなりません。なんとも楽しい課題が出来たものです。
浜尾遊水地のラジコン飛行場では、いつも拝見させていただいている皆さんが競技ラジコン飛行機の猛練習中でした。
「あけましておめでとうございます。ことしもよろしくおねがいします」
と、まずは新年のごあいさつ。わたしは今日が出初め式ですが、ラジコンの皆さんはまだ雪の残っていた3日に初飛行式をしたのだそうです。<あっ、いけね。早く行かなくっちゃ!>ついつい見とれてしまいました。
「どうもおじゃましました」
午後3時、これがきょうの乙字ケ滝。
そして今日の本当の目的がこれ。『滝見不動』へみちのく自転車道の安全祈願。
「みなさんの安全祈願をしましたからねーっ」
乙字ケ滝からの帰り道、滝からほんの少し走ったとろで自転車を引いているおばあさんとすれ違いました。
「おばあちゃん、気をつけて行ってね。さいならー」
「お世話になりましたー」
じつは、乙字ケ滝へ向かっていたときのこと。滝まであと1キロぐらいのところで、道路に自転車を止めて荷台の荷物をいじっていた、このおばあさんを追い越したのです。ところが、何となく気になってすぐに引き返したんです。
「どうしたの?おばあちゃん・・・」
「荷物がずれてきて・・・」
転んだんだそうです。そして、いっしょうけんめい荷物を積み直そうとしているところだったんです。わたしからみれば、そう大した荷物でもないんですが、おばあさんは、なかなかうまく積めなくていたようでした。
「どこか痛くしなかったかいおばあちゃん、一回おろして積み直すからない。この木も積むのかい」
今度は、ずれて荷崩れしないように、しっかり荷台用のゴム紐でくくりつけてやりました。
「どっから来なさったの?」
「本宮から」
「そんじゃ、炭焼いでっからあげっかなと思ったげんちょ、無理だない」
「無理無理、いいよ、そんな心配しないで。んじゃ、気ぃつけてない」
ということがあったのです。なんだかおばあちゃんを見るとみんなお袋とダブってしまうんです。
午後3時39分、再びの須賀川市街地『江持橋』付近、遠く那須連山に日は落ちようとしています。これは5時まで帰れるでしょうか。
田圃の中もクネクネとみちのく自転車道は帰りもまたいいんです。
午後4時3分、またまた郡山市街地は阿武隈川の右岸を走ります。ねえ、やっぱりいいでしょう。今度からはこちらを走ろうと思います。
ビッグアイに沈みかけの夕日が当たって輝いています。
おお沈む・・・、自転車のライトを点けました。
本日の走行距離80.68 走行時間3:15 平均速度24.7 最高速度51.1
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私も出かければよかったなぁ。
一回通り過ぎてから戻って困っているおばあちゃんを助けるとは、kojiさんとても優しいのですね。
おばあちゃんの『炭焼いでっからあげっかな』ってのはどういう意味なのでしょうか。
おばあさんの家では“炭焼き”をしているそうなんです。車で走っているとあちこちでまだ炭焼きをしているところがありますよね。
ところで“Hiroさん”そのごヒザの調子はいかがですか、お大事にしてくださいね。
久しぶりのロードでウキウキしていたのではないでしょうか?
山々を見るとすごく寒い感じがしますね。
ペダリング紹介ありがとうございます。
私もペダリング理論は奥が深くて、いろんな説があるし、皆体型や手や脚の長さもちがうので難しいのですが、ロングライドではペダルを脚で踏むのではなく丸く回すイメージですよね。
即ち、お尻の筋肉やハムストリング筋を使うことになります。これと私の重い慣性ホイール(マビックアクシウム)が違和感なくペダリング方法がマッチしているみたいです。
膝と股関節のストレッチに腰割れ体操が簡単に出来て良いので是非お勧めします。だまされたと思ってやっていただけると幸いです。最初は普段使わない筋肉が張ってきますので非常にきついので20回以下で良いと思います。できれば一日50回位できるようになるとあとは随分楽に練習出来ます。ダイエットとか健康増進、スタイルアップ(お尻が小さく、ヒップアップ)すること間違いありません。
ペダリングに関しての“masamicchiさん”のブログ記事はとても参考になりました。今まで何度となく経験している“目からウロコ”ですが、今回もその大きな衝撃はまさに“目からウロコ”状態でした。これからさらに実践と検証を重ねていこうと思っていますが、今回はとてもいい感触でした。
“masamicchiさん”の教え通り腰割れ体操少しずつ回数を増やしていこうと思っています。
というか、やっと見分けができるほど「みちのく」にかよいました。もちろんガイドはkOJIさんの写真ですが。
もう、須賀川まで行けるのですね。先週は日の出橋で東側へ行きました。
小和滝から北も行けるのでしょうか。(二本松までとか)
ひょっとしたら今日あたり“ききょうやさん”も走っているのかなあなんて思いながら出かけましたのでした。小和滝から二本松までは堤防道路はほんの一部で、そのほとんどは県道73号線を走るようになります。阿武隈川沿いの一般道路で雪はありませんでした。ただ今回は本宮以北の阿武隈川沿いは日陰が多いので、もしやの凍結があるのではと思い、南のみちのく自転車道にしたのでした。
*「ペダリング」は奥が深く、難しいですね。自転車で「動かす所」はペダルだけなので「ペダルに始まりペダルに終わる」でしょうか。
“へばなさん”がおっしゃるように自分のベスト・ペダリングを見つけることはとても難しいと思いますが、その基本となることは必ずあると思います。プロフェッショナルの方々のペダリングの解説はすばらしい教科書ですし、あの規則正しいマシンのような“へばなさん”のペダリングを間近で見ることもまた貴重な虎の巻だと思います。まあ結局はいくら理論武装しても距離を走らないことには、ペダリング以前に体力の方が追いついていかないのですよね。自転車の大先輩たちを見習ってこれからも精進いたいます。
自業自得ですはい。
とりあえず自転車にもっと乗らなきゃ。
間違ってたっていいや。いろいろ研究はしてるつもりだけどなかなかうまくならなくて。
と、悩んでしまいます。
最近はサドルの上に座る時間が短いのが一番の原因ですね。ローラー台、もっと乗らなくちゃですよね。
ペダリングなんかも同じで標準というか理想の形は確かに存在すると思うんだけれど、あーでもないこーでもないといつも気にしながらモンモンと走っているなら、自分の走りやすい形でそんなこと全く意識しないで走った方が楽しいじゃないなんて思うときもあります。
でもそこのところが、そのもうチョットのところがクリア出来ればその先にもう一回り大きな自転車の楽しさが待っているのかもしれないという期待があることも事実なのです。
出来るか出来ないかは別として、健康も自転車もその理想とするところへ近づこうとする意識が大切なんでしょうか、うーん・・・。