
(2015.7.13 『道の駅東山道伊王野』の巨大水車:栃木県那須町)
7月13日、きょうは自転車で遊んでくる予定なんです。そうしたら“ワイフ君”が『伊王野に行って“日光トウガラシ”が出ていれば、それを買ってきてくれないか』というのです。閣下(母っか)の命とあらば、これは行かねばなりますまい。

午前5時30分、予報通りの曇り空です。ただ気温は快晴の昨日より高くなるようなのです。

高倉の運動公園まで来ると、ヤマユリの甘い香りが漂ってきました。ここの土手にはいつも沢山のヤマユリが咲くのです。

阿武隈川の堤防道路を走っていると、田んぼからエンジン音が・・・。

『田面ライダー』です!

この方は、とても上手に乗りこなしておられました。

午前6時12分、夏草が生い茂るみちのく自転車道に到着。

逢隈橋(おおくまばし)の川原では、依然ハルシャギクの尾瀬状態が続いていました。

ハルシャギクとはこんな花です。

ビッグアイが見えてきました。早朝のみちのく自転車道には犬の散歩やジョギングの方が繰り出していました。

午前6時27分、みちのく自転車道定点観測ポイントの横塚橋に到着。

この辺はみちのく自転車道でもとりわけワイルドなところ(ハハハ)。

午前7時2分、須賀川市『田んぼの中のクネクネ道』を走っています。

前方、靄の掛かった中に江持橋(えもちばし)が見えてきました。

ところが7時19分、赤い小作田橋が見えるところまで来ると、靄がだんだん消えてきて、青空がのぞいてきました。

午前7時37分、乙字ケ滝に到着。

そこには、なにやら真新しい立て看板が・・・。

これがきょうの乙字ケ滝。水がとっても少ないです。

滝から戻ろうとしたとき、傍らミズヒキ(水引)がありました。

そこで、葉をよくみてみると、なるほど“弘法が筆を拭いたあと”が確認できました。

きょうは滝見不動に立ち寄りました。

念のため、暑くなったときのために用意してきた“クールビット(coolbit)”。

これを、滝の清水でぬらしていこうというわけです。首筋に感じるヒンヤリした滝の清水が、きょうの暑さを和らげてくれるのです。

中島村へ向かっていると、前方でなにやら事故があったみたい。出会い頭の衝突事故といった様子でした。こういう見通しがいいところって、案外こんな事故があったりするものなんですよね。

午前8時35分、中島村の“童里夢(ドリーム)公園”に到着。

ここで、来る途中しっくりこなかったディレイラーを調整しました。スタンドがないとやりにくのですが、公園のベンチに後輪ハブの片方を乗っけるようにしたら何とかなりました。

変速も頗る快調。午前9時26分、白河市を走っています。

五器洗の大黒様です。ここにお願いしていこう・・・。

何をお願いしていくかといいますと、実は来る途中で道ばたにすり減ったゴムボールが落ちていたんです。一旦は通り過ぎたのですが、なぜか気になって確かめに戻ったところ、それはゴムのボールじゃなくて石ころだったんです。少し卵形のまん丸い石。これは何かのお告げかも知れないと、持ってかえることにしたんです。ところが、これからの長旅、こんな石ころをかかえて走ることは絶対に無理。そこで、ここの大黒様に一時保管してもらうことにしたんです。

「じゃまにならないようにここにおきますから、次に乗用車で来るときまでよろしくお願いします」

午前10時15分、境の明神に到着。さあ、いよいよこの先は栃木県です。

午前10時37分、芦野宿“遊行柳”を通過。

すると、芦野の道路に見慣れぬラインが・・・。

“チャンプロード”?矢印があって7キロということは、ちょうど伊王野あたりなのでしょうか。道路のラインは芦野を抜けると無くなっていました。(★このブルーのラインは、6/27~28に実施された“全日本選手権ロードレース”のコース表示とのことです。“へばなさん”“ボギーさん”ありがとうございました)

午前10時51分、目的地『道の駅東山道伊王野』に到着。とにかく暑くてクラクラですから、ソフトクリームを食べました。11時になって食堂もオープンしたのですが、いまひとつ食欲がないのです。

売店の地元野菜販売コーナーで、“ワイフ君”から命じられた“日光トウガラシ”を探しましたが生憎どこにも無し。そこで、自分のためにブルーベリーを買いました。沢山入って1パックが300円。水道で洗ってさっそくいただきます。ちょっと酸味の強いブルーベリーでした。

つぎに、こんどは大きな桃を買いました。“日川白鳳”という桃で、1個350円でした。これも水道で洗ってかぶりつきました。思ったほど強烈な甘みはありませんでしたが、ブルーベリーの後でしたから十分おいしく頂戴しました。

桃とブルーベリーを交互に食べて・・・午前11時35分、家路に向けて再スタートを切りました。

伊王野からの帰りは、白河の関に抜けるルートです。長らく続いていた道路工事は、いよいよ仕上げの最終段階。工事中の砂利道はすべて解消されて舗装になっていました。

道ばたにはオオハンゴンソウ(大反魂草) 。この花は、その旺盛な繁殖力から特定外来生物に指定されているのです。

クールビットを道の駅で濡らすのを忘れましたが、ちょうどいいところに水場がありました。

これはチダケサシ(乳茸刺)。乳茸というキノコをこの草のクキに刺して持ち帰ったところからの命名だそうです。

可愛いホタルブクロ。

県境近くの林の中はヒンヤリとして気持ちがいいです。

12時23分、県境に到着。ここから白河の関までは、とても気持ちのいい下りがずっと続くのです。

“ひとめぼれ水車”で再びクールビットを濡らします。ガーミンは34℃とかを示しているのですが、あんまり当てにはならないとしても、このクラクラする暑さはそれに近いものだと思います。

午後1時12分、白河市内の阿武隈川を渡ります。川の中に造った堤防のような物はいったい何の役目をするのでしょうね。

午後1時49分、ここは大信なのでしょうか。たまらず木陰に避難しました。熱射病にならないように時々休憩しながら水分を補給します。こんなとき1リットルのナルゲンボトルはやはり最高です。

道路脇のヤマユリ。野生種といいながら、この派手さはやはり百合の王様です。

午後3時13分、大槻運動公園にある青少年会館という施設で休憩です。外の水道で全身に水を被りました。おぼれそうなほど大量に水を被って心臓マヒを起こすところでした。ハハハ
ここからわが家までは20キロといったところでしょうか。日光トウガラシは手に入りませんでしたが、店の方は少しだけれど出始めているとおっしゃっていました。チャンスはこれからというところのようです。
“ワイフ君”の命に伊王野に向かった本日の走行距離174.63 走行時間7:37 平均速度22.9 最高速度53.3
7月13日、きょうは自転車で遊んでくる予定なんです。そうしたら“ワイフ君”が『伊王野に行って“日光トウガラシ”が出ていれば、それを買ってきてくれないか』というのです。閣下(母っか)の命とあらば、これは行かねばなりますまい。

午前5時30分、予報通りの曇り空です。ただ気温は快晴の昨日より高くなるようなのです。

高倉の運動公園まで来ると、ヤマユリの甘い香りが漂ってきました。ここの土手にはいつも沢山のヤマユリが咲くのです。

阿武隈川の堤防道路を走っていると、田んぼからエンジン音が・・・。

『田面ライダー』です!

この方は、とても上手に乗りこなしておられました。

午前6時12分、夏草が生い茂るみちのく自転車道に到着。

逢隈橋(おおくまばし)の川原では、依然ハルシャギクの尾瀬状態が続いていました。

ハルシャギクとはこんな花です。

ビッグアイが見えてきました。早朝のみちのく自転車道には犬の散歩やジョギングの方が繰り出していました。

午前6時27分、みちのく自転車道定点観測ポイントの横塚橋に到着。

この辺はみちのく自転車道でもとりわけワイルドなところ(ハハハ)。

午前7時2分、須賀川市『田んぼの中のクネクネ道』を走っています。

前方、靄の掛かった中に江持橋(えもちばし)が見えてきました。

ところが7時19分、赤い小作田橋が見えるところまで来ると、靄がだんだん消えてきて、青空がのぞいてきました。

午前7時37分、乙字ケ滝に到着。

そこには、なにやら真新しい立て看板が・・・。

これがきょうの乙字ケ滝。水がとっても少ないです。

滝から戻ろうとしたとき、傍らミズヒキ(水引)がありました。

そこで、葉をよくみてみると、なるほど“弘法が筆を拭いたあと”が確認できました。

きょうは滝見不動に立ち寄りました。

念のため、暑くなったときのために用意してきた“クールビット(coolbit)”。

これを、滝の清水でぬらしていこうというわけです。首筋に感じるヒンヤリした滝の清水が、きょうの暑さを和らげてくれるのです。

中島村へ向かっていると、前方でなにやら事故があったみたい。出会い頭の衝突事故といった様子でした。こういう見通しがいいところって、案外こんな事故があったりするものなんですよね。

午前8時35分、中島村の“童里夢(ドリーム)公園”に到着。

ここで、来る途中しっくりこなかったディレイラーを調整しました。スタンドがないとやりにくのですが、公園のベンチに後輪ハブの片方を乗っけるようにしたら何とかなりました。

変速も頗る快調。午前9時26分、白河市を走っています。

五器洗の大黒様です。ここにお願いしていこう・・・。

何をお願いしていくかといいますと、実は来る途中で道ばたにすり減ったゴムボールが落ちていたんです。一旦は通り過ぎたのですが、なぜか気になって確かめに戻ったところ、それはゴムのボールじゃなくて石ころだったんです。少し卵形のまん丸い石。これは何かのお告げかも知れないと、持ってかえることにしたんです。ところが、これからの長旅、こんな石ころをかかえて走ることは絶対に無理。そこで、ここの大黒様に一時保管してもらうことにしたんです。

「じゃまにならないようにここにおきますから、次に乗用車で来るときまでよろしくお願いします」

午前10時15分、境の明神に到着。さあ、いよいよこの先は栃木県です。

午前10時37分、芦野宿“遊行柳”を通過。

すると、芦野の道路に見慣れぬラインが・・・。

“チャンプロード”?矢印があって7キロということは、ちょうど伊王野あたりなのでしょうか。道路のラインは芦野を抜けると無くなっていました。(★このブルーのラインは、6/27~28に実施された“全日本選手権ロードレース”のコース表示とのことです。“へばなさん”“ボギーさん”ありがとうございました)

午前10時51分、目的地『道の駅東山道伊王野』に到着。とにかく暑くてクラクラですから、ソフトクリームを食べました。11時になって食堂もオープンしたのですが、いまひとつ食欲がないのです。

売店の地元野菜販売コーナーで、“ワイフ君”から命じられた“日光トウガラシ”を探しましたが生憎どこにも無し。そこで、自分のためにブルーベリーを買いました。沢山入って1パックが300円。水道で洗ってさっそくいただきます。ちょっと酸味の強いブルーベリーでした。

つぎに、こんどは大きな桃を買いました。“日川白鳳”という桃で、1個350円でした。これも水道で洗ってかぶりつきました。思ったほど強烈な甘みはありませんでしたが、ブルーベリーの後でしたから十分おいしく頂戴しました。

桃とブルーベリーを交互に食べて・・・午前11時35分、家路に向けて再スタートを切りました。

伊王野からの帰りは、白河の関に抜けるルートです。長らく続いていた道路工事は、いよいよ仕上げの最終段階。工事中の砂利道はすべて解消されて舗装になっていました。

道ばたにはオオハンゴンソウ(大反魂草) 。この花は、その旺盛な繁殖力から特定外来生物に指定されているのです。

クールビットを道の駅で濡らすのを忘れましたが、ちょうどいいところに水場がありました。

これはチダケサシ(乳茸刺)。乳茸というキノコをこの草のクキに刺して持ち帰ったところからの命名だそうです。

可愛いホタルブクロ。

県境近くの林の中はヒンヤリとして気持ちがいいです。

12時23分、県境に到着。ここから白河の関までは、とても気持ちのいい下りがずっと続くのです。

“ひとめぼれ水車”で再びクールビットを濡らします。ガーミンは34℃とかを示しているのですが、あんまり当てにはならないとしても、このクラクラする暑さはそれに近いものだと思います。

午後1時12分、白河市内の阿武隈川を渡ります。川の中に造った堤防のような物はいったい何の役目をするのでしょうね。

午後1時49分、ここは大信なのでしょうか。たまらず木陰に避難しました。熱射病にならないように時々休憩しながら水分を補給します。こんなとき1リットルのナルゲンボトルはやはり最高です。

道路脇のヤマユリ。野生種といいながら、この派手さはやはり百合の王様です。

午後3時13分、大槻運動公園にある青少年会館という施設で休憩です。外の水道で全身に水を被りました。おぼれそうなほど大量に水を被って心臓マヒを起こすところでした。ハハハ
ここからわが家までは20キロといったところでしょうか。日光トウガラシは手に入りませんでしたが、店の方は少しだけれど出始めているとおっしゃっていました。チャンスはこれからというところのようです。
“ワイフ君”の命に伊王野に向かった本日の走行距離174.63 走行時間7:37 平均速度22.9 最高速度53.3
いっぺんでファンになりました。
これから時々覗かしていただきます。
よく「熱中症」にならなかったですねぇ~(^_^;)
「丸い石」の○さがすばらしい! とても自然にできたものとは思われません。 無くならないうちに早めに取りに行った方が良いですよ。
「チャンプロード」は1kmぐらいだけでしたでしょうか? それはこの間行われたロードの全日本選手権のコースの、スタートから7km地点ということだったような。
つかみ所のないブログですが、そのようにおっしゃって戴けると、これからの励みにもなります。ありがとうございます。
“ワイフ君”曰く、
「こんなに暑かったのに、無理だと思ったらどうして途中から引き返さなかったの!」
ですと・・・。
「・・・」
返す言葉もありませんでした。
ところで、丸い石ですが、最初は何処かに隠してこようかと思ったのです。ところが忘れたり、誰かが邪魔にして何処かへ放り投げたり、または家に持ち帰ったりしてしまうかもしれません。そこで大黒様にお願いしてきたのです。
大黒様のところですもの、だれかが持ち去ったりはしないでしょう。幸運から見放されるかも知れませんからね。
「チャンプロード、7km」了解しました。あそこがコースになっていたんですね。
こういう場合は標高 1000m 以上がいいですね。^^;
ところで,オオハンゴンソウでしたか。ずっと,オオハンゴウソウだとばかり思ってました。^^;
でもね、伊王野がだんだん遠くなったと感じながら走って来ました。年齢からくる衰えは多少なりとも影響してきているようです。きょうは、疲れも筋肉痛も全くないのです。明日か明後日か・・・ハハハ。
オオハンゴンソウは、裏磐梯のあちこちでも繁茂しております。駆逐するのはもう無理かも知れませんね。
では私も今度行くときは、そちら側経由で帰ってみようと思います。
私は日曜日(7/12)に行きましたが、ちょっと物足りない感じがして、
少し足を伸ばして道の駅「那須与一の郷」まで行ってみました。
戻る途中でハンガーノックになりそうになってしまい、行かなきゃよかったと思いました(ToT)
日曜日もお蕎麦屋さんは激混みでした。私も平日に行ってみたいです(^_^;
そうか、与一の郷ならニッコウトウガラシが出ているかも知れませんね。伊王野から与一の郷までは13キロぐらいでしょうか。その往復距離が結構きいてきたりするのですけれど、今度行って見ようかな、車で・・・。
R294に描かれていた青いラインは、先月末に行われた全日本選手権のロードレースのコースではないでしょうか?
私はゴール付近で観戦してました。女子のゴールだけ見て帰りましたが・・・。
本物のレースを間近で見るのもいいものですよ。やはり迫力が違います。
次は秋に宇都宮で行われる「ジャパンカップ」を見に行こうと思っています。
ジャパンカップは宇都宮の森林公園ですね。そこは宇都宮ブルベのスタートにもなるので、何度か行ったことがあります。実際に目にするとスピード感と迫力に圧倒されるんでしょうね。