
TSUTAYAで次に借りるものを物色しているとき、パッケージのカットに自転車の写真がちょっと見えたんです。『疑惑のチャンピオン』という邦題がつけられていて、よく見てみると“ランス・アームストロング”の話。

(「疑惑のチャンピオン」予告編)
ランス・アームストロングといえば、ガンを克服して見事自転車競技に復帰し、1999年から2005年にかけて前人未踏のツール・ド・フランス7連覇を達成した選手。ところが、この7連覇は、一人の新聞記者が疑惑を抱いたドーピング問題により取り消されるというセンセーショナルな事態に・・・。

(「疑惑のチャンピオン」特別映像)
ドーピング疑惑で一時人気が低迷したツール・ド・フランスを、再び大人気にしたヒーロー“ランス・アームストロング”。しかし、このヒーローもまたドーピングにまみれた“汚れたチャンピオン”だった・・・。スポーツ界が生み出すスポンサー契約などの莫大な利権。これが物語では無くて実話というのが衝撃的なところなのでしょうが、こんなことは、スポーツ界に限らずどんな世界にも横行していて、ちっとも驚かなくなっているところがイヤになってしまいます。
でも,彼の場合,何一つ物的証拠がない,証言だけによる剥奪ですから,スッキリしないものが残りました。
今でも,彼の伝説的なツールでのステージの録画がいくつか手元にあります。観てみれば,あれはあれで面白んですよね。^^;
いっそのこと、製薬会社がスポンサーになってドーピングし放題という大会を設けたらどうでしょう。まあ、馬鹿らしくて誰も参加しなくなるでしょうけれどね・・・。
スポーツに限らず、政治の世界もしかり、いっそのこと買収などいくらお金を使ってももOKにすればいいんです。そうすれば選挙違反は減るし選挙民が潤います。
こういう不正にすっかり慣れっこになってしまっていることに呆れます。