(2019.10.16 西吾妻スカイバレーの錦平付近の紅葉:山形県)
今年の紅葉はいつもの年より1週間以上遅れているような気がして、白布峠(西吾妻スカイバレー)へとやってきました。
「東鉢山七曲り(とうばちやまななまがり)」の駐車スペースに車を駐めて辺りを見回せば、ようやくこの辺から紅葉らしくなってきた感じです。
ここからは、福島と山形の県境を成す山々の紅葉も見渡すことができました。
標高が上がるにつれ綺麗な紅葉が曲がりくねった道路のあちらこちらに現れます。
頂上付近のブナ林が見えるところに車を駐めて辺りを写真に撮りました。
いつもは桧原湖付近が紅葉の時期に訪れていたので、標高の高いここのブナ林はすっかり落葉して寒々とした裸の木々ばかり見ていました。ブナ林はこんな綺麗に紅葉するんですね。
県境を越え米沢方面へ下り始めると、『福島県側より山形県側が綺麗ね』と“ワイフ君”は言いました。たしかに福島県側とはまた違った山々の紅葉が見えてきました。
車を錦平のパーキングスペースに入れました。
“ワイフ君”がいうようにこちら側の山肌はとても綺麗ですが、わたしは福島県側のブナ林の紅葉が強く印象に残った今年のスカイバレーでした。
西吾妻スカイバレーを山形県側に下って、やってきたのは高畠町の『浜田広介(はまだひろすけ)記念館』。駐車場には高畠町のPRを身に纏った大型タクシーが待機中でした。
どうしてここに来たかというと、今年の6月“東沢バラ公園”からの帰りに走っていた東北中央自動車道から面白い形をした建物が見えたのです。あれはいったい何だったのかと、家に帰ってから調べたのです。そしたら童話『泣いた赤鬼』の作家:浜田広介の記念館だということが分かったのです。それからいつか行ってみなくてはならないと思っていたのです。
館内は撮影禁止なので写真はここまで。
大きな池が配された敷地内には本館の他に面白い形の“ひろすけホール”や“広介の生家”なども復元されていました。
これが『ひろすけホール』です。庭先には“泣いた赤鬼”が立っています。
題名は耳にしたことがあるような気がしますが、『泣いた赤鬼』の話をわたしも“ワイフ君”も知りませんでした。帰ってからネットで読んで、赤鬼がどうして泣いたのかが分かりました。娘は学校で習ったようで知っていました。
これが復元された生家です。
やはり学生の頃からとても優秀な方だったんですね。調べてみると、坪田譲治、小川未明とともに「児童文学界の三種の神器」と呼ばれたとあります。さらには「日本のアンデルセン」などとも呼ばれたそうです。
写真を拝見しながら、この辺りでもうバテてたなぁ…とか、
レースのときは緑が濃かったのになぁ…とか (^_^;
来年はもっと練習して、自己ベストを更新したいですね。
自転車に乗り始めると坂を登ることにこの上ない喜びを感じるようになる方々が多いようですが、スカイバレーの曲がりくねった急坂を見る度に、ここで自転車のスピードを競うということに坂嫌いのわたしには呆れてしまうほどの驚きがあります。“ボギーさん”ももちろんその中の1人です。
ぜひ来年もチャレンジして好成績をたたき出してください。応援しています。
ただ、仰有るように綺麗にならないまま終わってしまうという可能性もあると磐梯吾妻スカイラインの紅葉を見たときに感じました。
白布峠のブナ林の紅葉がたまりませんでした。米沢分の錦平は文字通り錦繍のパッチワークが綺麗でした。