(2015.5.20 満開のヤマツツジ:郡山市御霊櫃峠)
5月20日、きょうも天気はいいみたいです。
午前10時57分、少し雲は多いですが、残雪が一段と小さくなった安達太良もちゃんと見えています。
ということで、午前11時16分、みちのく自転車道へ向けて阿武隈川の堤防道路を走っています。道路の東側、新幹線の高架橋周辺の水を張った田んぼが綺麗です。
みちのく自転車道に入りました。自転車道の両側ではムラサキツメクサが花盛り。
午前11時46分、みちのく自転車道定点観測ポイント、逢瀬川の横塚橋に到着。
12時5分、永盛小学校のところでみちのく自転車道から離脱、県道355号線から県道109号線へ抜けるつもりなんです。
県道109号線、須賀川市仁井田地区を走っているとき、道ばたに休憩所らしきところがあったので引き返してみました。
全天候型の屋根と水飲み場が設けられた立派な休憩所でした。ついでにここで一休み。諏訪峠を上る前に、エネルギーと水分を補給しました。
途中で県道67号線へとルート変更して、諏訪峠を目指しています。
さあ、いよいよ諏訪峠のはじまり始まり。6月7日のグランフォンド飯豊に備えて、きょうも大嫌いな峠を上る練習です。ハハハ
諏訪峠途中の道祖神。震災で大変な事になっていましたが、どうやら綺麗に復旧した模様です。
写真では分からないからいいのですが、本当は時速7~8キロなんていう速度で、ヨロヨロと実に不甲斐ない走り方なんです。
そして、疲れたときにはこうして写真を撮るのです。
小さな渓流もあったりして、なんだかとても涼しげでしょう。でもね、わたしは汗ダラダラなんです。
上り初めて7.4キロ、ようやく峠の頂上に着きました。
下り初めてすぐのところで、現在道路の土留め工事が行われています。
この鬱蒼としたシダの陰に、小さな肉食恐竜たちが潜んでいそうで、わたしここが大好きなんです。
下りはとにかくキモチイイ!
「ヒャッホーッ!」
細い峠道を下りきって視界が開けると、前方に磐梯山が見えてきます。
湖南町の通りに入ると、家々に手打ち蕎麦の旗が出ています。以前は見かけなかったような気がするのですが・・・。
午後2時20分、これがきょうの猪苗代湖。
でも、なんだか雲行きがアヤシイ・・・。早々に立ち去ります。
『Goreibitsu Pass』っていうんですね。
そう、この先がGoreibitsu Passです。ハハ・・・
道ばたのシャク(セリ科:別名【山ニンジン】)?。そして、その背後に生えているヤグルマソウ。
(【ヤグルマソウ(矢車草)】ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草)
これです。とてもいい色をしていて、庭に数本欲しいところです。
峠の入り口で、森の主にごあいさつ。
峠の道ばたではタニウツギが綺麗。こうして、疲れると写真を撮って休むのです。
そうそう、でもこれは新発見!ごらんのように、タニウツギには白花もあるのです。
これが一般的な花です。
そして、少々汚いですが、これが白花のタニウツギ(正式にはシロバナウツギと呼ぶらしい)です。
でもね、わたしはタニウツギのつぼみが、マッチ棒の先っちょみたいで好きなんです。
ヨロヨロとしながらも、大分上まで上がってきたんです。満開のヤマツツジが綺麗です。ということは、今日辺りは頂上のヤマツツジの群生も満開なのではないでしょうか。
猪苗代湖が見えます。
午後3時31分、ようやく頂上が見えてきました。
<おお、ちょうど満開だ!>
きょうのお伴“RFX8”君を入れて記念撮影。(まあ、間違いなく自転車でヨタヨタ行ったという証拠写真みたいなものですのでご勘弁を・・・)
ちょうど額取山(ひたいどりやま)のほうから戻られた登山者の方が居て『上から見た景色はまた違いますか?』とお聞きしたんです。そこで、とりあえず登ってみることにしたんです。そしたら・・・ヤヤッ!『マムシに注意』ですと!?
<おお、これはワンダフル!>
下を振り返ると、帰りの郡山方面への道が見えています。
すぐそこですから、この山のピークまでは行ってみるつもりです。
額取山への縦走路が見えています。そこにもヤマツツジの群生か所があるようです。
山頂に着きました。風が強くて吹き飛ばされそうです。構えたカメラが風で揺らされるんです。猪苗代湖が見えます。
あの風車群は、方向からいえば背炙山(せあぶりやま)のものでしょうか。
そしてこちらは磐梯山。
道ばたのアズマギク。こういうのを近くで撮るときはマムシがいないかよく見ます。わたし、ヘビが大っ嫌いなんです。
みなさん、あれが諏訪湖です。そして、ここは野麦峠なんです。それは大ウソですが、大竹しのぶ主演の映画『あゝ野麦峠』は、ここから見える猪苗代湖を諏訪湖に、ここ御霊櫃(ごれいびつとうげ)を塩尻峠に見立てて撮影されたようです。
あゝ野麦峠 映画 サントラ ラストシーン曲 (Oh/The Nomugi Pass)
どうです、なんだかそれらしく思えてきたでしょう。
読みが当たったとは、まさにこのことです。綺麗なヤマツツジを見ることができました。汗して峠を二つ越えた甲斐があったというものです。
帰りは例によって・・・滅法下ります!
「ヒャッホーッ!」
「ビュイーン!ああ、ブレーキ、ブレーキ!」
「ギュイーン!」
あっというまに下りきってしまいました。
田んぼの真ん中に着陸したUFO・・・。
追い風を受けて気持ち良く走って来ましたが、この辺からただの風じゃなくなってきました。横風を受けると吹き飛ばされそうなんです。自動車に気を使うのはイヤなので、車の通らない細い道を縫うようにして帰って来ました。
どうしても峠の上りが好きになれない本日の走行距離99.31 走行時間4:35 平均速度21.6 最高速度57.4
くたびれたけど、ヤマツツジは本当に綺麗でした。
お隣の高畠町の紡績工場を使って外観の入った場面を取ったそうです。
今年退職した校長先生(大学の先輩)が,役場職員だった頃に半纏姿でエキストラ出演したとのこと。本人だけが知っている場面だそうですが。
それにしても白花のタニウツギは初めてです。桃色もきれいですが,白も実際に目にすると清楚なんでしょうね。ただ,中空の枝にヤマダニが寄生していることを結婚前に勤めた学校で知り,眺めるだけの花になりました。ヤマダニに刺されたときは,タバコの煙を吹きかけるとぽろっと取れることもそのときに知りました。
ヤマツツジ,素晴らしいですね。怖いマムシがいなかったことも堪能できた要因ですね。
こうやって自分が汗していないのにはぁはぁぜーぜー言って昇って,ヒャッホーって気分よく降っている気になってしまうのは,kojiさんのレポートのお陰です。いつもありがとうございます。
さて,最後にお詫びしなければなりません。今年のGF飯豊は例年通りスタッフ参加する予定でしたが,郡山で姪の結婚式だということをすっかり失念していました。直接詫びるべく星輪店に寄ったのですが,夫婦で現場仕事のためお会いできず,電話で謝ったところです。kojiさんともお会いできないのが残念ですが,ボクの代わりに西置賜の,飯豊連峰を堪能してください。
また今度,遊んでくださいね。
大将旗山~額取山(安積山)を縦走したことがあります。
一緒だった方が健脚だったので、結構キツく感じました(^_^;
今はツツジが見頃なんですね?これは見に行かねばと思いました。
この前の日曜日にタイヤを交換したので、ロングライドをしたいと考えています。
やはり御霊櫃峠経由で猪苗代湖かな?
幾度か御霊櫃に上っていますが、ヤマツツジが満開の時は今回が初めてでした。高柴山には及びませんが、ここもなかなかのものでした。
“ケンヂさん”のいないGF飯豊なんですね。少々淋しいですが、お気になさらずに、姪御さんがとびきり幸せになるように、目一杯祝福してやってくださいませ。
お若い“ボギーさん”ですから、御霊櫃を存分に楽しんで下さい。
こうして、天気を見ながら、これぞという平日に自転車遊びが出来るというのは、本当にいいことです。
きょうは熊鈴のかわりに、bluetoothスピーカーでAOAなど流し聞きしながら走りました。さぞかし熊も驚いていたことでしょう。
このブログが続いていれば、わたしが無事だということですから、時々覘いて活をいれてくださいまし。
“TSさん”の、益々のご活躍を念じております。
いよいよ“なでら男さん”の復帰戦なのですね。回復途中の体で大変だとは思いますが、無理をしないように思っていても、ことがレースイベントとともなれば、スタートの合図を聞いた途端にすっかりレースモードになってしまって夢中で頑張ってしまったりするんですよね。それが結果して回復を早めるきっかけになればいいですね。がんばってください。