(2014.10.20 旧南会津郡役所:田島町)
銀山湖(奥只見湖)を一度は見てみたいと、ずっと長い間思っていました。兄から釣りに行った時に見た遊覧船の走る素晴らしい景観の話や、“へばなさん”がママチャリでここまで紅葉を見にいった話や、“山羊さん”が無線交信をするのに訪れた話などなど・・・、それはもう、話だけでも魅力タップリ。さらに、真保裕一の小説『ホワイトアウト』(織田裕二主演で映画化)のモデルが、ここ奥只見ダムとなれば、この小説を読んだわたしとしては、長いトンネルの奥只見シルバーラインを一度は通ってみたかったし、なによりここの紅葉を一度は見てみたかったのです。
少々前置きが長くなりましたが、自転車ではちと無理なので、“ワイフ君”を連れてドライブしてこようと思ったのです。
(色づき始めた周辺の山々に囲まれた羽鳥湖)
10月20日、午前9時9分、国道118号線で羽鳥湖の見える展望台までやってきました。今はかろうじて陽が射していますが、きょうは生憎午後から曇りの天気予報。
午前10時24分、田島町へ到着しました。市街地を散策していると、旅行中の方から『旧南会津郡役所はどこですか?』と尋ねられました。全く予備知識のなかったわたしたちは、それじゃということで、旧南会津郡役所へ行ってみることにしました。
木々の間からそれらしい建物が見えてきました。
桑折町の旧伊達郡役所とは、また少し趣の違った建物でした。
これは、落成当時の写真のようです。
この旧南会津郡役所で思いがけなかったのは・・・
こんなところまで来て“まゆみちゃん”と出会ったことです。
バスの運転手さんに伺うと、本宮市の長寿大学の皆さんが、ここを見学されているとのことでした。
このとき、デジカメに『正常に記録できませんでした・・・修復しますか?』なんていうメッセージが出たんです。そこで“OK”と押しました。ところが、家に帰ってデータを見てガクゼンとしました。これ以降のデータが全く記録されていなかったんです。紅葉の桧枝岐も、雨の降り出した尾瀬入り口の御池から樹海ラインも・・・、もちろん紅葉の銀山湖(奥只見湖)を撮影した全部がパーだったんです。
(午後3時51分、奥只見シルバーラインの長いトンネルを走り、関越道小出ICへと向う)
かろうじて映っていたのは、一番最後の奥只見シルバーラインのトンネルの中。本日の全行程479キロ、この事実を知らずに走り終えることが出来て何よりでした。もしも、このことが事前に分かったら、きっと魚沼市(新潟)小出ICから帰りの240キロは、ショックが大きすぎて無理だったと思います。ということで、今回も“羊頭狗肉”のブログになってしまいましたこと、まことに申し訳ありません。
しかし、桧枝岐から魚沼市まで、約80キロのアップダウン・クネクネ銀山湖周回道路(国道352号線:樹海ライン)では、いったい何回ハンドルを切ったことでしょう。ところが、“へばなさん”や“楽山さん”や“なでら男さん”はじめ、ここを自転車で走りきった方々がおいでになるのですからすごいことです。心よりご尊敬申し上げます。
★奥只見観光のページ(奥只見の秋をお届けできなかったお詫びです)
①奥只見遊覧船
②湯之谷の扉
③新潟県魚沼市銀山平温泉 奥只見山荘
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読んでるだけの私ががっかりなのですから,ご本人はさぞやがっかりされたことでしょう。
自分の目で見ること,体感することが大事とは思いつつ,やっぱり写真も欲しいですものね。
一昨年、10月の末に行った時には、少し遅かったので今時が丁度良い頃合いだったのでは想像していました。
ところで、そのカメラのエラーの原因は何でしょうね。
安いSDカードには、時々エラーを起こす物があるらしいですが、原因を確かめて置かないと、次にまた起きる可能性も考えられますね。
これはもう一回来いと言う,銀山湖の主からのメッセージでは?^^;
取り合えず,SD カードは買い替えた方が良いように思います。
koji さんのブログをみて,あの樹海ラインの 400km ブルベを思い出しました。昔の記事を掘り起して,今のブログに上げてみようかと思います。^^;
まあ、わたしと“ワイフ君”は、実際にこの目で観てきたからいいのですが、見事な雨降り紅葉の銀山湖を、皆さんにぜひ見てもらいたかったです。
今度はシルバーラインでダムを見てみたいですね。“ワイフ君”はもういいって言ってました。アハハ
御池からの一番高いところは、紅葉も盛りを過ぎ、木々は葉を落としていましたが、銀山湖へ近づくにつれ見事な紅葉が、わたしたちを迎えてくれました。
写真のデータは修復する手立てが無いわけではないのですが、お金と手間をかけるほどの芸術作品が入っているわけでもないので、ポイしました。
でもね、傾いて朽ちかけた樹の根本に、真っ赤な葉をつけたナナカマドの幼木。その向こうには、深い群青の銀山湖と、雪渓にえぐられた谷と見事な彩りの対比を見せる急峻な山々。あの一枚はおしかったなあ・・・。
おっしゃるように、今度は状況が分かりましたんで、もう一度年をあらためて出掛けていってもいいですね。遊覧船からの紅葉も見てみたいですね。
銀山湖の深い入り江の向こう側、山肌に刻まれたこれから通るべき道が、蛇行して上りながら延々と続く様を見たとき、ここを自転車で走破した強者達がいたことが、“自転車乗り”の端くれとして、とても誇らしく思えました。
“なでら男さん”の『BRM925宇都宮400km奥只見』のレポートぜひ見てみたいです。わたしは車で400ですが、皆さんは自転車で400なのですからね。
ハイカラな建物ですが、ここ南会津郡役所はご指摘の色使いもカラフルで、郡役所の建物の中でも群を抜いていますよね。