
(2018.3.2 0:48pm)
きのうからの強風は、きょうになっても吹き荒れています。
ご近所のシュロが葉をなびかせてこの強風に耐えています。幸いなことに、わが家や庭の植物たちに被害はありませんが・・・
お隣の大玉村では、きのうの強風で樹齢1,000年といわれる『国指定天然記念物 馬場ザクラ』が倒れたというニュース。一時期すっかり樹勢が衰えて大半の幹を無くし可哀相なことになっていましたが、その後の手厚い看護で残された幹に多少なりとも元気が戻って来たように感じていましたが残念なことです。樹齢1,000年といえば、かの“三春滝桜”と同じ。桜の寿命がいかほどかは知りませんが、ご老齢だったことは確かです。ただ、根が生きていれば、下の方から芽をふいて小枝が出てきて、千年後には樹齢2,000年の馬場ザクラに・・・。
馬場桜を見たいときは、馬場桜の孫樹がそばの公園にありますので、それで我慢していただくしかないです
千年もの長い間風雪に耐えてきたのに、この風で倒されるとは思いませんでした。ちゃんと添え木もされて大事にされていたんですよね。
今となっては一昨年の春、そちらへ立ち寄ってきたんです。周辺も綺麗に整備されていましたね。
この桜は界隈ではひじょうに有名な桜だったんです。この桜を見たこともない幼い頃から、歌に出てくるこの桜のことを口ずさんでいました。
県内の桜番付というものがあるのですが、同じように風でその座を失った桜もあります。
いままで何度も強い風が吹いていて大丈夫だったのに、今度ばかりはダメだったんですね。