
(2009.3.8 0:02pm その正体を見せ始めたヨカッペ時計)
きょうは晴れて気温も二桁に届くという天気予報を信じて、久しぶりにいつものみちのく自転車道より長い距離を走ってこようと思いました。午前8時40分、これでも長距離する分いつもより少し早く出発したつもりなのです。
家を出て五百川にかかる橋にさしかかると、曇り空の下消防車も出動して堤防の野焼きをしていました。
午前9時5分、小和滝公園に到着。ここで面白いものに出くわしました。
公園の桜の木に結わえられた一本の太くて長い竹竿。これはいったい何をするものなのでしょうか?
そこでグルッと反対側に回ってみました。さあもうお分かりになりましたでしょうか。「大男用の笛!」でしょうか。
小鳥のための超高層巣箱のようです。そういえば、桜の木に斜めに立てかけてあるものも同じ作りになっていましたが、雨が入ってしまうように立てかけてありましたから、まさか巣箱だとは思いませんでした。でも、こうなっていれば納得です。
小和滝橋からの安達太良山。予報に反して一向に晴れ間が見える気配がありません。ですから気温だってちっとも上がっていないんだと思います。
これが今日のみちのく自転車道。日曜日にもかかわらず散歩している人が少ないのは、みなさん天気予報を信じて、晴れ間が出てもう少し暖かくなるのを待つつもりなのかもしれません。
『カラスに慕われているおじさんのお話』さっきまで、おじさんは腰を下ろしてカラスにエサをあげながらお話をしていました。エサが無くなったおじさんは帰ろうとして腰を上げました。するとどうでしょう、カラスたちは一斉に移動しておじさんを帰らせまいと、包囲し始めたのです。これには少々びっくりしましたが、カラスは非常に頭がいいといいますから、またエサがもらえるように機嫌をとっているのかもしれませんよね。
午前10時47分、これがきょうの乙字ケ滝。
ほら、“RFX8”いつもと違うところわかりましたか?
きょうの長距離は、交換したサドル(サンマルコ ゾンコラン アローヘッド ゲルアラウンド)の使用感を確かめるのが目的なのです。ここまで40㌔、まったく違和感無く初めてというよそよそしさも感じません。もちろんまだこの距離ですから、いまのところお尻や股間やらへのいやな当たりは全くありません。
矢吹町の河原でもやはり野焼きが行われていました。するところ、きょうはそんな日に決まっているのでしょうか。
午前11時40分、中島村“童里夢(ドリーム)公園”に到着。ここからすぐに南湖公園に向かって出発しようと思いましたが、もう少しで正午です。するとホラ、待望のヨカッペ時計が見られるじゃないですか!
それでは12時になるまで少々時間がありますので、先の続き新調したサドルについてなのですが、試しに公園のトイレに行って来ましたが、痛みも痺れもまったくありませんでした。やっぱりこの“穴”が功を奏しているのかもしれません。人間のお尻は最初から割れていますから、サドルだってお尻の当たらない部分はカットして軽量化に貢献させてもいいような気がしますが、カットすることによって、サドルがお尻を理想的に受け止めるスイートスポットはキッチリ限定されてしまうような気がします。その点このサドルは、カットされた部分がなくお尻が丸くなっているというところが、多少尻がずれてもしっかりと引き受けてくれるというアバウトでいいところなのかもしれません。ああ、もう時間です!
だんだん皆さんがヨカッペ時計の周りに集まってきました。12時っ!おお、ついにその正体が明かされますねっ!小室君っ、しっかりたのみますよっ!
音楽と供に屋根が少し割れて三日月が出てきました。
それが引っ込んだと思ったら中身がだんだんせり上がってきましたよ!
せり上がってきたガラス張りの中には、上が中島村の野菜たち、下がいなせなお姉さんたちで、みんながタイコをたたいています。
演奏が続いているあいだ、三日月が出たり入ったり、なんでも『三日月が上がっている間に願い事をとなえると、その願いはかなうとも言われています・・・』のだそうです。これを見ていたお子さまの中に感動して泣き出した子がおりました。本当にうれしかったんだそうです。いいですねえ、子どもって・・・いえ、じつはわたしもようやく見ることが出来た喜びで、もらい泣きを・・・。冗談はともかくとして、わたしが今日このヨカッペ時計を見れて一番感じたのは、小室君はやっぱりミュージシャンだっていうこと。鳴り出した演奏が信じられないほどいい音で鳴っているのです。やはり音に対してこだわりがあるんだなあとエラく感心させられました。
感激の“童里夢(ドリーム)公園”を後にして、南湖公園に向かってひた走ります。白河市に入って南湖に向かう途中で、高校の野球部の練習風景に出くわしました。春だと思いました。
午後1時20分、白河市南湖公園に到着。
遠く那須の山々が見えていますが、とうとう晴れ間は見えませんでした。気温だって予報ほど上がってはいないと思います。鼻水が出るほどではないですけど寒いんですから・・・。
引き上げられた貸しボートが、水位の下がった湖面に映っています。ベンチに腰を下ろして背中のポケットに入れておいたコンビニのおにぎりを食べ、午後1時45分南湖を後にしました。
午後2時、白河ラーメンの人気店。いまや福島県のみならず、全国のラーメン通さん達の知るところとなった『とら食堂』です。駐車場は満杯、お店の前には待っている人たちがあふれていました。
帰りのみちのく自転車道も郡山市内に入り、花が咲き始めた梅の木がありました。この写真を撮っているときも、いい匂いがしていました。と、ここでデジカメの電池切れ。こうなると背中のポケットいっぱいになってしまうバカデカデジカメは重いだけの役立たずです。小さいのが欲しいところです。
この分だと5時過ぎには帰宅できそうです。みちのく自転車道の安原橋の手前、工事中にさしかかる手前で、自転車をもって階段を昇り、堤防の上を走る一般道に出ます。片足をペダルに留めて走り出そうとしたときでした。「チワッス」、一人のローディさんとすれ違いました。するとその方はわたしの方にこられて自転車を止められました。
「kojiさんですか?」
「そうです」
「Hiroです」
「ああ、“Hiroさん”でしたか!」
その方は、わたしのブログにコメントをいただいている“Hiroさん”でした。二本松から来たという“Hiroさん”は、とてもお若い方でビックリしました。“Hiroさん”に年齢を尋ねられたので「56になります」と言ったら驚かれていました。まあ、格好だけは“自転車乗り”ですから無理もありません。全部取ったら“Hiroさん”も“納得”されると思いますよ。“Hiroさん”はわたしの年齢を3で割って2を足したぐらいですからオヤジと息子ぐらいです。いろいろお話ししてお別れしました。またお会いしましょうね“Hiroさん”、次は写真も撮らせてくださいね。
みちのく自転車道も日暮れの時間です。薄赤く色づいてきた空とビッグアイがイイ感じです。(想像してくださいね)
小和滝公園から堤防を走っています。黄金色の綺麗な太陽が川向かいの雑木林に沈もうとしています。金色の輝きの手前に黒い影絵のような雑木林のシルエット・・・(想像してくださいね)
背中の電池切れのデジカメがやけに重く感じた本日の走行距離146.56 走行時間6:21 平均速度23.0 最高速度52.2
サドルはいいかも・・・。最後まで「もう腰を下ろしたくない!」なんていう感じもそれほどではなく、トイレにいってもまったく何でもありませんでした。穴の効果は“アナどれない”ものでした。お後がよろしいようで・・・
やっぱり漕ぎ出していたんですか。
からくり時計は修理されたのか、このblogを見た中島村が運用を再開したのか、まぁ面白いのですから小室云々気にせずに動かしておいて欲しいですね。
サドルはフィットしてよかったです。あそこが痺れるのは男として心配ですよね^^;
昨日の僕は「南湖」じゃなくて「湖南」廻って14:45頃に浜尾遊水地でしたからまたニアミスだったようですね。
新たな出会いはblogのご褒美ですね。またバーチャルからリアルになりました。
お花見、南湖公園コースがいいですね。
・150kmも走ってAV23なら「ブルベ」は楽勝でしょう
・「カメラ」は御自分で修理して使っておられるんですか?
それにしてもkojiさんの脚力はどんどん、どんどん、パワーアップしていきますね。ブルベ、本当に楽しみですね。僕も応援に行きたいと思ってます!!
そうそう、カメラなのですが使い馴染んだアイツはとうとう復活出来そうもなくて、サイクルジャージのポケットが破れてしまいそうなでっかいヤツを使っていました。いつかお金持ちになったら、小さいヤツを買いたいと思っています。
それから、ブルベはそう容易くないのです。多分相当な苦戦をしいいられるか、あえなく撃沈するかのどちらかで、楽勝はまずありません。それはなぜかといいますと、わたしは坂が大の苦手だからです。いつも平らな方、下り坂な方を選ぶようにしてコースを決めてしまいますから、ブルベのようにあらかじめコースを設定されるのは、ちと・・・。
でも音は良かったです。さすがは音楽プロデューサー小室君です。
やっと逢うことができてよかったです。
kojiさん本格的な格好してらしたせいですか、とても56歳には見えませんでしたよ。
30代くらいかと。
あの後、私は通行止め(仮設通路)の所で折り返したのですが、夕焼けがとても綺麗でしたよね。
思わず立ち止まって山に沈んでいく夕陽をぼんやり眺めてしまいました。
また今度は一緒に走れるといいですね。
楽しみにしてます。