寺井尚子コンサート（“ジェラシー”ツアー2007郡山公演）

昨晩は“ワイフ君”と寺井尚子のコンサート『ジェラシーツアー２００７郡山公演』に行ってまいりました。

“みちのく自転車道（乙字ケ滝）”から戻り一風呂浴びてさっぱりしたところで、向かうは会場の郡山市民文化センター。午後４時３０分開演というめずらしい時間設定です。文化センターには午後４時に着き、会場の中ホールへ。時間が早かったせいか、空席が目立って少し寂しい。ジャズヴァイオリンなどというと、とっつきにくいような感じがして遠慮してしまうんだろうか？彼女の場合はジャズといいながらも、ポピュラー調の演奏からしっかり聞かせるジャズまで、結構楽しめて聴けちゃうと思うんだけれど・・・。

でも開始直前にはちゃんとお客様は入っておりました。なにせ開始時間が早いですから、演奏が始まってから入ってこられた方々もおりました。今回のメインテーマの１曲目、“ジェラシー”が終わってから遅れてやってきた方々が座席を探す間も、「あせらないで、ゆっくりでいいですから・・・」なんて、やさしい言葉をかけるのを忘れない方でした。（まあ内心は、「テメエら、遅れてなんかきやがって聴く気あんのかコラ！」なんて思ったりしているのかもしれないんだけれど、しっかりご商売されているお行儀の良い方でした）

今回は『ジェラシー』というアルバムがメインなんだけれども、どちらかというと、わたしは前作のアルバム“夜間飛行”より以前のものが好みです。彼女のアルバムは一応みんな持っていますが、今回は実物がわたしのために、すぐ目の前で演奏してくれているんです。弦を押さえる指が踊っているのが見えます。コンサートは出来るだけ前のそれも中央付近がやはりベストなんだなあとつくづく思いました。（自転車でチケットを買いに行って、前から２列目をゲットできて本当に幸せな夜でした）幸せな時間はいつもあっという間。いまもまだ、耳の奥にはあのヴァイオリンの甘い音色がまとわり着いて離れないんです。

Jealousy

ああ、彼女に「ヴァイオリンのように弾かれたいなあ～」なんてうっとりしている男性諸君がいっぱいいたんじゃないかな。

「ああ、彼女にだったら車で轢かれてもいい・・・」

次は“ワイフ君”と７月の『マンハッタン・トランスファー郡山公演』なんです。