(2020.9.14 5:39am 病室からの安達太良連峰方面)
9月13日の日曜日、わたしの病室から無事退院できた方がいて、お昼はラーメンを食べるんだといいながらとても嬉しそうでした。その方のベッドが安達太良山の見える窓際でしたので、看護師さんにお願いしてわたしのベッドをその方がいた場所へ移動していただきました。ですから、今朝は自分のベットから安達太良方面の景色を明るくなる前から眺めていました。
先日来“ひそかに走る練習”(といっても、ほんの数歩程度。無茶をして病院に迷惑はかけられないですからね)をしていたわたしは、病院廊下での歩行練習のとき、リハビリ士さんに『少し走る格好をしてもいいですか?』と尋ねてみました。安全のために結んでいる腰ひもを持っていたリハビリ士さんが『じゃ、少しだけ小走りしてみましょうか』と受けてくれました。その場で足踏みしているぐらいの微速前進でしたが、『はは、格好になっているじゃありませんか』と驚いてくれました。
その後、そのリハビリ士さんとの時間には度々“小走り”をさせていただきました。走りはその都度上達をみせて、少しずつではありましたが前に進むようにもなりました。しかも、小走りをした後は歩きがとてもスムーズで自然に歩けると感じるんです。ただ、残念なことには、その気持ちのいい歩きは決して長続きしないで、すぐに元のたどたどしい歩きに戻ってしまうんです。
そんなとき、あるリハビリ士さんから、『(わたしを見たほかの患者さんから)あの人はどこが悪いんですか?』と聞かれたことがあったと話してくださいました。自分ではまだまだ納得のいかないたどたどしい歩きも、はた目には案外普通に見えていたりすることがあるのでしょう。これは少しばかりうれしいお話でしたが、わたし自身も車椅子で過ごしていたころに、病院内の廊下を杖無しで何周も何周も歩いている患者さんたちを見て、『あの人たちはいったいどこが悪くて退院できないんだろう?』などと不思議に思っていたことがありました。そうか、あのときのあの人たちも、きっと自分の歩きにはまだまだ納得と満足が得られていなかったんだなと思いました。
そう、わたしの歩きはまだこんな状態ですから、リハビリはこれからもまだまだ続きます・・・。
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文字を書くことはどうでしょうか。字が書ければ,本当に回復ということになるのでは。
私が足首のじん帯を痛めたときがそうでした
また脳梗塞のリハビリに懸命に努力されている姿が文章から伝わって参ります
小走り!少しずつでも頑張ってください
病室の窓から見える安達太良山楽しみにしています
ご自宅から見える四季の安達太良山も楽しみにお待ちいたしております
9/14敬意を表して安達太良山の紅葉掲載してみました
“ケンヂさん” ありがとうございます。
“玉井人ひろたさん”のお話を聞いて安心しました。気長に回復を目指します。
いつもありがとうございます。
郡山市内ではトップクラスの大きな病院ですね。
昨年末に同僚が入院したのでお見舞いに行ったのですが、建屋内で迷子になりました (^_^;
あまり無理せずに、リハビリを"楽しんで"下さいね。
安達太良の紅葉とてもうれしく見せていただきました。
病室からの安達太良は、ここのところいつもかくれんぼしていますが、安達太良高原には一足早い秋の気配が出始めていることでしょう。そして、安達太良の紅葉までには「小走り」も上達していることでしょう。
応援本当にありがとうございます。
おっしゃる通り、リハビリをまで楽しみながら、自転車に乗れるようになって帰ります。
いつもありがとうございます。
もう一段階レベルを上げようとすると、クリアしなければならない問題が次々と立ちふさがります。日々、これの繰り返しです。
「目標と欲」なるほどです。がんばります!