(2017.9.1 鶴岡市立加茂水族館:山形県)
9月1日午前11時49分、わが家を乗せた車の行く手には残雪の月山が見えています。向かうはリニューアル後初めての“鶴岡市立加茂水族館”。この水族館にある『クラゲドリーム館』はクラゲの展示数世界一を誇ります。
午後1時20分、わが家から230キロを走って加茂水族館へ行く前に立ち寄ったのは、鶴岡市郊外の田園の中にイタリアの国旗がはためくナポリピッツァのお店『 穂波街道 緑のイスキア 』。世界で296番目、東北で唯一の『真のナポリピッツァ協会』認定店というこのお店。前回7年前に加茂水族館へ来たとき立ち寄ったのですが、ランチ後の営業時間外ということで、悔し涙というか唾をぐっと飲み込んで空戻りを余儀なくされたという忘れられない過去があったのです。
本日は午後2時までのランチタイムに首尾良く到着出来ました。イタリアン好きのわが家は、このお店の人気メニューを取りそろえたという『ファミリーセット(4名より)』にしてみました。なにしろ初めてのお店ですから、何でもみんな食べてみたいんです。自家製野菜にこだわった摘み立て野菜サラダに始まり、ナポリピッツァの定番マルゲリータやクワトロフォルマッジ(イタリア産4種類のチーズ、今回は5種類のチーズでした)。アマトリチャーナ(トマトソースとベーコン、羊のチーズで仕上げたスパゲティ)やホタテと季節野菜のクリームソースほうれん草のフェットチーネ(生パスタ)など。追加メニューが不要なほどに堪能し、無事リベンジを果たしたのでありました。
全員お腹がふくれたところで午後2時54分、加茂水族館に到着です。
午後3時からのアシカショーへ滑り込みでした。
しばし、アシカの芸達者ぶりを堪能。
これはアザラシ。アシカには小さな耳(耳介)がり、アザラシは耳介が無くて穴だけなんだと、ショーの中で飼育員の方が説明してくれました。
昔とは全く違って立派になりました。屋根の上ではウミネコたちが、午後3時半からの餌やりタイムを今や遅しと待っています。
水族館の灯台が見える一角に鐘があり、それを鳴らして餌やりタイムを告げると、ウミネコたちが一斉に舞い降りてきます。「ミャーミャー」という鳴き声はホントに猫みたいです。
これは大きなコブダイ。頭の上のコブが水槽のアクリル板に触れると、そこが平らにへこみましたから堅いものではなかったんですね。
大きなミズダコ。
これらみんな、説明はいりませんよね。
“キュウセン”と名札のある魚は瀕死の状態。水族館の方は知らないのでしょうか。(心配な方は上の写真をクリックしてみて下さい)
さあ、いよいよ“クラゲドリーム館”です。
『国稚く 浮きし脂の如くして 久羅下なす漂へる時』(日本の国土のはじまりは、あぶらのように浮いていて、くらげのように漂っていた 日本最古の歴史書『古事記』より)
“クラゲドリーム館”では決まった時間に「クラゲの給餌解説」が行われていました。
ここはとても大きなクラゲの鑑賞用ルーム。直径5メートルの「クラゲドリームシアター」。
加茂水族館にも夕暮れが迫ってきました。クラゲを心ゆくまで堪能したわが家は、再び帰りの行程3時間へ、ゆっくりと駐車場から走り出しました・・・。
加茂水族館が立派になったのには驚きました。往復に要する時間がほとんどのドライブでしたが、家族でワイワイしながらいい時間が持てました。
随分綺麗になって、内容も充実した感じですね。
"koji"さんのブログ見て、何時の日にか是非もう一度見てみたいと思いました。
“山羊さん”同様、わが家も小さな昔の建物のときに行ったきりでした。今度はたいそう立派になりました。
入場料は1,000円でしたが、ここから行く時間が6時間、高速料金が往復で9,000円という贅沢な旅でした。時間があったらせめて1泊で付近の観光もしてきたいと思いました。
でも、いつかは訪れてみたいです。
なんだかピザが無性に食べたくなってきました。おっと、スーパーが閉店の時間だ、残念・・・・(^_^;)
すっかり見逃しておりました。
“へばなさん”はママチャリで宇都宮から寒河江まで何度も行ったのですからすごいです。鶴岡はそこからあと少しです。
“へばなさん”なら時間さえかければ、日本中行けないところはないと思いますよ。
『真のナポリピッツァ協会』認定店は栃木県に1店舗、宇都宮にありました。
(参考)http://www.aroma-delsole.com/
自転車で行けますね。