さて、昨日の記事の続きです。
今日は、②の「ごちそうさま」についてです。
単純に、なぜ日本では食事の前後に、「いただきます」や「ごちそうさま」を言わなければならないのか?
子供の頃からマナーとしてそう教えられてきたから、深く考えたことはなかったけど、
だいたい、「いただきます」や「ごちそうさま」って言葉に、どういう意味があるんだろう?
と言うことで、まずは私なりに考えてみました。
まずは、「いただきます」からー
だいたい、「いただきます」って言葉の語源ってなんだろう?
”いただかせて もらいます”
”いただかせて いただきます” とかの略語
辞書で調べてみたら、「いただく」の意味は「もらう(貰う)」の謙譲語だった。
じゃあ意味としては、”もらいます” かな?
そう考えて私が上に書いた言葉を見たら笑えた・・・
”もらわせて もらいます”と、”もらわせて もらいます”だよお~
正確な語源は、コチラ↓
意味・いただきますとは、食事を始める時の挨拶の言葉。物を貰うときの言葉。
「いただき」は、動詞「頂く・戴く(いただく)」の連用形。
山や頭の一番高いところを「頂(いただき)」と言うように、本来は「いただく」は頭上に載せる意味を表した語である。
中世以降、上位の者から物を貰う際に頭上に載せるような動作をしたことから、「いただく」に「もらう」という意味の謙譲用法が生じた。
やがて、上位の者から貰ったものや神仏に供えた物を飲食する際にも、頭上に載せるような動作をし食事をしたことから、
飲食をする意味の謙譲用法が生まれ、食事を始める際の挨拶として「いただきます」と言うようになった。
だそうです。
じゃあ、「いただきます」と言う言葉に、どんな思いが込められているのか?
いま流行ってるマンガ『トリコ』で主人公のトリコがよく言っている
”全ての食材に感謝して、いただきます”
私は、基本はコレ↑だと思っている。
つまり、・動植物の命を頂く事に
・それらを育ててくれた人達に
・料理として作ってくれた人に 感謝をして”貰います”
では次に、「ごちそうさま」に行きましょう。
まずは、私なりの解釈をー
「ごちそうさま」の”ごちそう”は、そのまま ”ご馳走(豪華な料理)”の事だと思う。
じゃあ ”さま”は? 漢字では”様”。
この”様”って、○○様 とかって時に使う ”様”だよね?
豪華な料理に、何故に”様”が付く?
???????????(??) スミマセン、分かりません・・・m(__)m
調べてみました。コチラ↓
意味・ごちそうさまとは、食後の挨拶。御馳走になったことに対する感謝の言葉。
ご馳走の「馳走」は、本来「走り回ること」「奔走すること」を意味する。
昔は客の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めたことから「馳走」が用いられ、
さらに走り回って用意するところから、もてなしの意味が含まれるようになった。
感謝の意味で「御(ご)」と「様(さま)」が付いた「御馳走様(ごちそうさま)」は、江戸時代後半から、食後の挨拶語として使われるようになった。
だそうです。
この「ごちそうさま」に関して、私は気がついたことがー
なんで、「ごちそうさま」の他に、もう1つ「ごちそうさまでした」と言うんだろう?とー
だって、「いただきます」には、これ以外にないよね?
それからもう1つ。「ごちそうさま」には返事がある!
地域によって違いがあるようですが、「ごちそうさま」に対して。
東日本 「お粗末さま(でございました)」
関西方面「よろしゅうおあがり」
名古屋 「おそうそさま」
上流階級「お口に合いましたでしょうか?」
一般的 「どういたしまして」
などなど~
でもよく考えたら、「いただきます」にも返事があったわ。
「どうぞ、召し上がれ」
「はい、どうぞ」
「たんと、おあがり」
などなど~
と言うことで、「ごちそうさま」に込められた思いは?
語源によると、ご馳走を用意してくれた人へのお礼だけど、やっぱり全ての物に感謝してる言葉だと思う。
では何故、「いただきます」と言う時に手を合わせるのか?
これは、「いただきます」のもう1つの語源に関わると思う。
浄土真宗による説では、食材である生き物の植物や動物の命を絶ち調理し、それらの命をもらって、
それを食べる人間が自分の命を維持し生存することの感謝を表すこととしているが、その真偽は不明である。
この説では、それら生き物たちが、彼らの命を我ら人間にお布施として与えてくれるとする。
また、食事後は「ご馳走さま(ごちそうさま)」と言い、いずれも合掌と共に言うのが浄土真宗における正式な作法である。
なお、仏教一般における食前の合掌とお祈りの本来は、食事を恵む御仏に対する敬意の表れである。
「馳走」は食材の調達や調理に「走り回る」事を意味し、その人達への感謝であるとされる。
つまり、仏教から来てるから、手を合わせるってコトだよね。
タイトルの『日本人である証拠』の話から、全然関係い話になっちゃったなあ~
でも、また1つ、知識ゲット!
✩ 先日読んでいた本に、「人間が一生の間に何回食事をするか?」というものがあった。
1日3回→1年で1095回→80歳まで生きたとして87600回。
その他に、おやつや夜食を考えると、約9万回というところでしょうか。
数字にしてみると、思ったよりも少ない気がしました。
いま食べようとしているその食事、それは9万回の中の1回です。
そう思ったら、この1回の食事を大切にしよう!と思いました。
✩ ちなみに~、長野・静岡・岐阜などの一部では、「ごちそうさま」を「いただきました」と言うそうな・・・
今日は、②の「ごちそうさま」についてです。
単純に、なぜ日本では食事の前後に、「いただきます」や「ごちそうさま」を言わなければならないのか?
子供の頃からマナーとしてそう教えられてきたから、深く考えたことはなかったけど、
だいたい、「いただきます」や「ごちそうさま」って言葉に、どういう意味があるんだろう?
と言うことで、まずは私なりに考えてみました。
まずは、「いただきます」からー
だいたい、「いただきます」って言葉の語源ってなんだろう?
”いただかせて もらいます”
”いただかせて いただきます” とかの略語
辞書で調べてみたら、「いただく」の意味は「もらう(貰う)」の謙譲語だった。
じゃあ意味としては、”もらいます” かな?
そう考えて私が上に書いた言葉を見たら笑えた・・・
”もらわせて もらいます”と、”もらわせて もらいます”だよお~
正確な語源は、コチラ↓
意味・いただきますとは、食事を始める時の挨拶の言葉。物を貰うときの言葉。
「いただき」は、動詞「頂く・戴く(いただく)」の連用形。
山や頭の一番高いところを「頂(いただき)」と言うように、本来は「いただく」は頭上に載せる意味を表した語である。
中世以降、上位の者から物を貰う際に頭上に載せるような動作をしたことから、「いただく」に「もらう」という意味の謙譲用法が生じた。
やがて、上位の者から貰ったものや神仏に供えた物を飲食する際にも、頭上に載せるような動作をし食事をしたことから、
飲食をする意味の謙譲用法が生まれ、食事を始める際の挨拶として「いただきます」と言うようになった。
だそうです。
じゃあ、「いただきます」と言う言葉に、どんな思いが込められているのか?
いま流行ってるマンガ『トリコ』で主人公のトリコがよく言っている
”全ての食材に感謝して、いただきます”
私は、基本はコレ↑だと思っている。
つまり、・動植物の命を頂く事に
・それらを育ててくれた人達に
・料理として作ってくれた人に 感謝をして”貰います”
では次に、「ごちそうさま」に行きましょう。
まずは、私なりの解釈をー
「ごちそうさま」の”ごちそう”は、そのまま ”ご馳走(豪華な料理)”の事だと思う。
じゃあ ”さま”は? 漢字では”様”。
この”様”って、○○様 とかって時に使う ”様”だよね?
豪華な料理に、何故に”様”が付く?
???????????(??) スミマセン、分かりません・・・m(__)m
調べてみました。コチラ↓
意味・ごちそうさまとは、食後の挨拶。御馳走になったことに対する感謝の言葉。
ご馳走の「馳走」は、本来「走り回ること」「奔走すること」を意味する。
昔は客の食事を用意するために馬を走らせ、食材を集めたことから「馳走」が用いられ、
さらに走り回って用意するところから、もてなしの意味が含まれるようになった。
感謝の意味で「御(ご)」と「様(さま)」が付いた「御馳走様(ごちそうさま)」は、江戸時代後半から、食後の挨拶語として使われるようになった。
だそうです。
この「ごちそうさま」に関して、私は気がついたことがー
なんで、「ごちそうさま」の他に、もう1つ「ごちそうさまでした」と言うんだろう?とー
だって、「いただきます」には、これ以外にないよね?
それからもう1つ。「ごちそうさま」には返事がある!
地域によって違いがあるようですが、「ごちそうさま」に対して。
東日本 「お粗末さま(でございました)」
関西方面「よろしゅうおあがり」
名古屋 「おそうそさま」
上流階級「お口に合いましたでしょうか?」
一般的 「どういたしまして」
などなど~
でもよく考えたら、「いただきます」にも返事があったわ。
「どうぞ、召し上がれ」
「はい、どうぞ」
「たんと、おあがり」
などなど~
と言うことで、「ごちそうさま」に込められた思いは?
語源によると、ご馳走を用意してくれた人へのお礼だけど、やっぱり全ての物に感謝してる言葉だと思う。
では何故、「いただきます」と言う時に手を合わせるのか?
これは、「いただきます」のもう1つの語源に関わると思う。
浄土真宗による説では、食材である生き物の植物や動物の命を絶ち調理し、それらの命をもらって、
それを食べる人間が自分の命を維持し生存することの感謝を表すこととしているが、その真偽は不明である。
この説では、それら生き物たちが、彼らの命を我ら人間にお布施として与えてくれるとする。
また、食事後は「ご馳走さま(ごちそうさま)」と言い、いずれも合掌と共に言うのが浄土真宗における正式な作法である。
なお、仏教一般における食前の合掌とお祈りの本来は、食事を恵む御仏に対する敬意の表れである。
「馳走」は食材の調達や調理に「走り回る」事を意味し、その人達への感謝であるとされる。
つまり、仏教から来てるから、手を合わせるってコトだよね。
タイトルの『日本人である証拠』の話から、全然関係い話になっちゃったなあ~
でも、また1つ、知識ゲット!
✩ 先日読んでいた本に、「人間が一生の間に何回食事をするか?」というものがあった。
1日3回→1年で1095回→80歳まで生きたとして87600回。
その他に、おやつや夜食を考えると、約9万回というところでしょうか。
数字にしてみると、思ったよりも少ない気がしました。
いま食べようとしているその食事、それは9万回の中の1回です。
そう思ったら、この1回の食事を大切にしよう!と思いました。
✩ ちなみに~、長野・静岡・岐阜などの一部では、「ごちそうさま」を「いただきました」と言うそうな・・・