ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

デカンショ デカンショで、半年暮らす,・・・・

2015-10-20 18:10:33 | Weblog
まさかね~、ここにきて、ショーペンハウアーに出会うとは。

「読書について」鈴木芳子訳。なるほど、ごもっとも。

いつも私が言う

「考えなさい。頭は考えるために肩に乗っている」。

彼も、それを言ってる、否、言ってた。否、肩に云々はなしだけど。

ただ、沢山の読書は如何なモノか?って。


今日、「初めまして」の人に会うため、余裕を持って家を出てね。

充分過ぎるほどの時間がありそうなので、途中の BOOKOFF へふらりと入って、文庫本コーナーへ。

中学生の時に読んだ「人間失格」太宰治。すっごく気分が悪かったのを覚えてるだけ。

男のくせに、入水自殺だって~? フン、・・・・・

でもね、呼び止められたのよ、その太宰に。

まあ、じゃあ、もう一回読んでみようじゃないのって、「人間失格」と「走れメロス」。

もう一人、江國香織「ウェハウスの椅子」。

そろそろ約束の場所へ行こうとしたら、

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「ちょっと、ちょっと」って呼び止められた、ショーペンハウアーに。

 中学時代から高校にかけて、哲学書読み漁りだったわ。

  デカルト、カント、ショーペンハウアーのデカンショよ。


昔の若者は、哲学に近づいてたわね。「自分は何か?」

私はその答えを得たくて、のたうちまくってた数十年だったのよ。

ええ、お蔭様で、誰かによらないで、自分考えを掴んだわ、数十年経ってね。心理学を学んだのも良かった。

けれども、受け売りなんてしない。それは、自分を冒涜することだから。

ショーペンハウアーは、多読するなって言ってるけど、私は多読の結果でもあると思ってるわ。


でも、はやりに敏感な人は、嫌い。

だって、頭を使ってないってことだもの。誰かに委ねちゃいけないって、知らない人には近づかない。

私は、流行りごとを知らないことを、誇りに思ってるわ。 そんなにバカじゃあない よ。 


しかし、喫茶店で、しばらく読んでたけれど、もう、笑っちゃうのよ。

なんて、素晴らしい、訳をしてくれるの、って。

硬い哲学者の弁も、この訳者にかかったら、・・・・・・たまんない!2013年、初版。古くて新しい哲学者です。

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