前のお宅に建築関係の業者さんが入ってました。
家屋の塗装、エクステリアに私道整備。見とれるクセがある私は、完了とともに
思わず「きれいにしてくれてありがとう!」って言ってしまいました。「?」って
2人の顔。「いやだ!お仕事なのよねぇ。でも、嬉しくなってしまったのですもの
やっぱりありがとうよ」。若い職人さんは笑ってました。変な女です私は。
小さい頃、何が好きって、職人さん達の仕事を飽かず眺めることでした。
今ではもうすっかり見られなくなった土壁、仕上げは漆喰のあの白壁。
壁になる部分に細い竹を井桁に組んで、粘土のような土に刻んだワラをすき込み、
何回も何回もスコップでこねて、混ぜます。それを井桁に組んだ竹に塗りこんで、・・・
いつも、呆けたように見とれていたものです。職人さんの手は、小さな私には魔法の
手のように見えていたのかも知れません。何かを作り上げる人々が大好きです。
根っからのアナログ人間は、快適合理的便利、洗練された人工的なものにはびく
とも心を動かされないのです。その恩恵は充分享受していますが、心を動かされて
って事はほとんどありません。
それより、自分の身体を直接使って、何かを成し遂げる、作り上げるという事には
いたく心を動かされます。黙々とその作業に携わる人は強い人です。自分のする事
の結果を常に見ながらなのですから、言い訳も何もそこには存在しません。やった
だけの事が常に目の前にあるのです、へまもどじも結果は目の前。
他所のお宅でも、リニューアルって心が弾みます。美しくなるのですから。
毎日その進捗状態が楽しみでした。化粧直しした外壁は美しく、つつましやかな、
日本の風景に合う色です。サーモンピンクや山吹色、あろうことか、紫色や群青色
などと、ビックリするようなカラフル厚顔な外壁色の昨今の中で、どこかホッと
した色に収まりました。
駅へ向かう途中に、真っ赤な外壁のお宅があります。ご近所の方々は、毎日ギョッ
となさって、眠気も吹っ飛ぶ刺激を毎朝味わっておいででしょう。
個人の権利は、・・・・・難しいですね。
毎日、庭弄りです。したくなかった消毒の開始です。
虫と病気に傷みつけられるバラをもう直視出来なくなったのです。新芽は、ゾウ
ムシが食べ、エキスを吸い取って、無残な姿。花芽もやられます。
ウドンコ病は葉を白く変色変形させます。ほっといても花は咲きますが、その醜い
姿は、見つけ次第むしりとって、瞬く間に茎だけの骸骨になりそうで。
バラの月がそこまで来てると言うのに、・・・・・もう、我慢できない!
早朝、タオルで口をふさぎ、大きな明るめのサングラスをかけ、手袋をはめて、
「いくわよう~~覚悟!」
お野菜も植えていますから、それらの上には大きく新聞紙をかけて消毒液がかから
ないようにします。キンジソウは、もう笑ってしまうほど挿し芽でもグングン育ち
ます。水でも土でも彼等は選びません。少し大きめのプランターに移し替えました。
なんと20本も。挿し目から出た無数の根です。土にはたっぷり堆肥をすき込んで。
これといって特徴のない味です。今、ふっと浮かんだのはキャベツ。あれほど甘味は
ありませんが、何にでも使えるクセのないお野菜です。
そのエネルギーは目を見張るものがあります。かつて、こんな勢いで育つ植物に
会った事はあったかしら?沖縄の植物です。冬の間、南側の窓辺で、どうする~~
って言うほど大きく育った彼等です。これからの季節、思いっきり手足を伸ばして?
育ってくれるでしょう。そして、その葉をありがたく戴けるのですから、至福!
プランターで充分育ちます。アララララって60~70cm位は簡単に。
家屋の塗装、エクステリアに私道整備。見とれるクセがある私は、完了とともに
思わず「きれいにしてくれてありがとう!」って言ってしまいました。「?」って
2人の顔。「いやだ!お仕事なのよねぇ。でも、嬉しくなってしまったのですもの
やっぱりありがとうよ」。若い職人さんは笑ってました。変な女です私は。
小さい頃、何が好きって、職人さん達の仕事を飽かず眺めることでした。
今ではもうすっかり見られなくなった土壁、仕上げは漆喰のあの白壁。
壁になる部分に細い竹を井桁に組んで、粘土のような土に刻んだワラをすき込み、
何回も何回もスコップでこねて、混ぜます。それを井桁に組んだ竹に塗りこんで、・・・
いつも、呆けたように見とれていたものです。職人さんの手は、小さな私には魔法の
手のように見えていたのかも知れません。何かを作り上げる人々が大好きです。
根っからのアナログ人間は、快適合理的便利、洗練された人工的なものにはびく
とも心を動かされないのです。その恩恵は充分享受していますが、心を動かされて
って事はほとんどありません。
それより、自分の身体を直接使って、何かを成し遂げる、作り上げるという事には
いたく心を動かされます。黙々とその作業に携わる人は強い人です。自分のする事
の結果を常に見ながらなのですから、言い訳も何もそこには存在しません。やった
だけの事が常に目の前にあるのです、へまもどじも結果は目の前。
他所のお宅でも、リニューアルって心が弾みます。美しくなるのですから。
毎日その進捗状態が楽しみでした。化粧直しした外壁は美しく、つつましやかな、
日本の風景に合う色です。サーモンピンクや山吹色、あろうことか、紫色や群青色
などと、ビックリするようなカラフル厚顔な外壁色の昨今の中で、どこかホッと
した色に収まりました。
駅へ向かう途中に、真っ赤な外壁のお宅があります。ご近所の方々は、毎日ギョッ
となさって、眠気も吹っ飛ぶ刺激を毎朝味わっておいででしょう。
個人の権利は、・・・・・難しいですね。
毎日、庭弄りです。したくなかった消毒の開始です。
虫と病気に傷みつけられるバラをもう直視出来なくなったのです。新芽は、ゾウ
ムシが食べ、エキスを吸い取って、無残な姿。花芽もやられます。
ウドンコ病は葉を白く変色変形させます。ほっといても花は咲きますが、その醜い
姿は、見つけ次第むしりとって、瞬く間に茎だけの骸骨になりそうで。
バラの月がそこまで来てると言うのに、・・・・・もう、我慢できない!
早朝、タオルで口をふさぎ、大きな明るめのサングラスをかけ、手袋をはめて、
「いくわよう~~覚悟!」
お野菜も植えていますから、それらの上には大きく新聞紙をかけて消毒液がかから
ないようにします。キンジソウは、もう笑ってしまうほど挿し芽でもグングン育ち
ます。水でも土でも彼等は選びません。少し大きめのプランターに移し替えました。
なんと20本も。挿し目から出た無数の根です。土にはたっぷり堆肥をすき込んで。
これといって特徴のない味です。今、ふっと浮かんだのはキャベツ。あれほど甘味は
ありませんが、何にでも使えるクセのないお野菜です。
そのエネルギーは目を見張るものがあります。かつて、こんな勢いで育つ植物に
会った事はあったかしら?沖縄の植物です。冬の間、南側の窓辺で、どうする~~
って言うほど大きく育った彼等です。これからの季節、思いっきり手足を伸ばして?
育ってくれるでしょう。そして、その葉をありがたく戴けるのですから、至福!
プランターで充分育ちます。アララララって60~70cm位は簡単に。