ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

魔法の手

2009-04-28 22:00:24 | Weblog
前のお宅に建築関係の業者さんが入ってました。
家屋の塗装、エクステリアに私道整備。見とれるクセがある私は、完了とともに
思わず「きれいにしてくれてありがとう!」って言ってしまいました。「?」って
2人の顔。「いやだ!お仕事なのよねぇ。でも、嬉しくなってしまったのですもの
やっぱりありがとうよ」。若い職人さんは笑ってました。変な女です私は。

小さい頃、何が好きって、職人さん達の仕事を飽かず眺めることでした。
今ではもうすっかり見られなくなった土壁、仕上げは漆喰のあの白壁。
壁になる部分に細い竹を井桁に組んで、粘土のような土に刻んだワラをすき込み、
何回も何回もスコップでこねて、混ぜます。それを井桁に組んだ竹に塗りこんで、・・・
いつも、呆けたように見とれていたものです。職人さんの手は、小さな私には魔法の
手のように見えていたのかも知れません。何かを作り上げる人々が大好きです。
根っからのアナログ人間は、快適合理的便利、洗練された人工的なものにはびく
とも心を動かされないのです。その恩恵は充分享受していますが、心を動かされて
って事はほとんどありません。
それより、自分の身体を直接使って、何かを成し遂げる、作り上げるという事には
いたく心を動かされます。黙々とその作業に携わる人は強い人です。自分のする事
の結果を常に見ながらなのですから、言い訳も何もそこには存在しません。やった
だけの事が常に目の前にあるのです、へまもどじも結果は目の前。

他所のお宅でも、リニューアルって心が弾みます。美しくなるのですから。
毎日その進捗状態が楽しみでした。化粧直しした外壁は美しく、つつましやかな、
日本の風景に合う色です。サーモンピンクや山吹色、あろうことか、紫色や群青色
などと、ビックリするようなカラフル厚顔な外壁色の昨今の中で、どこかホッと
した色に収まりました。
駅へ向かう途中に、真っ赤な外壁のお宅があります。ご近所の方々は、毎日ギョッ
となさって、眠気も吹っ飛ぶ刺激を毎朝味わっておいででしょう。
個人の権利は、・・・・・難しいですね。

毎日、庭弄りです。したくなかった消毒の開始です。
虫と病気に傷みつけられるバラをもう直視出来なくなったのです。新芽は、ゾウ
ムシが食べ、エキスを吸い取って、無残な姿。花芽もやられます。
ウドンコ病は葉を白く変色変形させます。ほっといても花は咲きますが、その醜い
姿は、見つけ次第むしりとって、瞬く間に茎だけの骸骨になりそうで。
バラの月がそこまで来てると言うのに、・・・・・もう、我慢できない!
早朝、タオルで口をふさぎ、大きな明るめのサングラスをかけ、手袋をはめて、
「いくわよう~~覚悟!」

お野菜も植えていますから、それらの上には大きく新聞紙をかけて消毒液がかから
ないようにします。キンジソウは、もう笑ってしまうほど挿し芽でもグングン育ち
ます。水でも土でも彼等は選びません。少し大きめのプランターに移し替えました。
なんと20本も。挿し目から出た無数の根です。土にはたっぷり堆肥をすき込んで。
これといって特徴のない味です。今、ふっと浮かんだのはキャベツ。あれほど甘味は
ありませんが、何にでも使えるクセのないお野菜です。
そのエネルギーは目を見張るものがあります。かつて、こんな勢いで育つ植物に
会った事はあったかしら?沖縄の植物です。冬の間、南側の窓辺で、どうする~~
って言うほど大きく育った彼等です。これからの季節、思いっきり手足を伸ばして?
育ってくれるでしょう。そして、その葉をありがたく戴けるのですから、至福!
プランターで充分育ちます。アララララって60~70cm位は簡単に。

お別れを言い忘れて

2009-04-24 20:35:21 | Weblog
暖かくなると(涼しくなると)、家の中ばかりいられない!
庭が、私を招くのです!ねえ、そろそろじゃない?って。ウチの中ばかりには
いられません。電車で?車で?はたまた飛行機で?出かける?いいえ!
そういえば、つい最近、ビジネスクラスでハワイへご招待って、電話を頂きました
けれど、丁重にお断りしました。
その方は、母の友達のお一人で、昔からちょっとその辺にはいないゴージャスな
生活を送っていらっしゃる女の方です。かれこれ半世紀近くになんなんとする
お付き合いですが、彼女が国産車の運転(ですよ!)は1度も見たことはありません。
ず~っと外車。
彼女と同じ世代の方で何人の女性が運転なさっていらしたかしら?という方です。
その彼女が最近体調を壊されて、酸素ボンベを放せない日常との事。もう、かなり
ご高齢です。でも、お声を聞く限りでは、年齢不詳のお元気な様子です。
「フフフ、皆さんに断られて、・・・アッそうだ!レイコチャンがいた!でしょう?」
「ご名答!その通り。ワンランクアップのホテルも予約するし、いかが?お小遣い
だけ用意して」
「ハワイって、日本で言えば、箱根のような、しばらく行かないとモゾモゾする所
ですよねえ、そうだ、ハワイに行かなくっちゃ!って」
「そうなのよ。あのね、何回も行ってるんだけど、お別れのご挨拶をしてないのよ」
「それで、そのご挨拶をしにお出掛けということかしら?」
「ええ、何回もお邪魔してきたけれど、もう今までのようには行かれそうにないので、
ここで、一つちゃんとご挨拶をしてこなきゃって」
「お供は出来ないですねぇ。丁度パスポートが切れちゃって、申請しなきゃならない
ことと、観光はあまり好きじゃないのですよ。だって、人を見に行くようで、あれは
もうダメなのです。人は好きだけど、大勢の人はすっごく苦手。ただ通り過ぎるだけ
の横浜駅なのに、それが苦痛で、習い事も辞めたくらいですから」
「そうだったわ、レイコチャンは、お姉さま方と違うのよね」
「ええ、なんでこんなに大勢の人がいる所へいなきゃならないの?女です」

ご招待でも、酸素ボンベを携えてのお供は、重大。大丈夫!っていくら言われても。
大勢の母のお友達の中で、群を抜いて好きな方です。
どなたがお相手でも、言葉遣いが同じ、丁寧な物言いをなさって、人によって言動が
変わらない、正に育ちのよさがにじみ出ているマダムなのです。ユーモアの精神一杯。
お別れのご挨拶をしに行きたいハワイって。

そういえば、そのご子息が、昔々、母が訓練の行き届いたシェパード犬を飼って
いたのですが、、たまたま遊びに見えた時、
「オッ、いい犬ですね~」
って、メス犬(ナナ)のシェパードを褒めてくださって、そこはそれ、ご多分に漏れ
ずの飼い主バカの母は、
「そう、思う?本当に可愛いし、美犬なのよ」
すかさず、彼は
「とうとう、ここで負けちゃいましたか?ナナに」(笑)
このコメント。語り草です。お母様譲りのウィットの精神に溢れているご子息。

ピアニストの中村紘子をテレビで見かけることがあると、彼女を思い出します。
あの声と物言いが、そっくりなのです。少しゆっくり。裕福な生活をしている人が
醸し出す独特な雰囲気、育ちのよさからこぼれる余裕、教養。そんなものをお持ちの
彼女は、金魚の糞よろしく、夫にくっついての転勤で地方へ行ってて、帰省の度に
東京の私の実家でお会いできる楽しみを与えて下さった方です。
母も鬼籍に入り、なかなか御目文字も叶わなくなってきましたが、お声を聞けて、
その上嬉しいお誘いを頂いて、しばし楽しい会話を楽しみました。どなたかがご一緒
されて、彼女がきちんとハワイへお別れのご挨拶が出来ますように、祈るばかりです。

コンドミニアムで、長期滞在なら、しかし、オアフ島以外の島でなら、いいわね。
術後1ヶ月もしないで、ハワイ島へ静養に行ったけれど、あの島に3~4週間滞在だ
ったら、どんなにいいでしょう。アラモアナショッピングセンターもワイキキもない
けれど、静かな海辺で、ハワイでは、神様のお使いって言われる亀に遭遇するかも
しれない自然がいっぱいのビッグアイランドならね。ウチの宇宙人は、私の荷物持ち
で同道。彼は亀と一緒に泳いでいたわ。「奴は泳ぐのが速いよ~」って(当たり前!)。

そんな話もあった先週でしたが、今週は、陽気のよさもあって、小さな庭の手入れ
です。ウチの宇宙人の車の置き場所を少し移動。そのために少しその辺りを整備。
去年、取って置いたお野菜の種をあちらこちらへ蒔いて。ご苦労様!の肥料をやる
咲き終わった花々の鉢を移動したり、伸びて来だしたバラのツルを誘引。数種類は
あるアイビーの植え替えや、剪定。その他色々色々。
ほとんど、家の中で字を追いかけてますが、同じ姿勢ばかりではねぇ、気分転換の
土いじりは何より。どちらも私の大好きな事ですから。

スペインへ、お里帰りのベアチャン(スペイン語先生)のスケジュールに合わせて、
5月は1回少ない授業です。振替を6月に持ってきて。毎月最後の授業は、本を
読み進めます(reading)。けれど、今のそれは、レベル別で言えば、かなり難度の
高い本で、皆さんも小さな声で、「なんとなくわかる程度」って。それをちゃんと
理解するようにって宿題です。
そうだ!ビビチャン(日本語生徒)に教えてもらおうで、聞けば、全部スペイン語
で説明ですから、わからない事には変わりがありません。トホホホホ・・・・・・
頑張らなくっちゃ!


年代モノ!

2009-04-20 14:12:59 | Weblog

かつて、山梨へ引っ越しちゃったミチコサンのお友達だった方が、ホント、ひょんな
事で、今じゃ宇宙を語る友人となりました。人の縁はわからないものです。お互いに
近寄らないって感じでしたから、不思議なものです。
その方の背の君は下戸。彼女はいける口。私に
「お酒飲む?」
「ええ、断らないわね」
「じゃあさ、古~いお酒があるんだけど今度一緒に飲もうよ」
彼女が目の前に広げたお酒は、スコッチ・バーボンそして、中国のお酒。どれもかなり
古い。けれど、蒸留酒で、封印したまましまわれていたので、美味しくこそあれ、
まずい事はない、って結論に達して、今夜女2人の酒盛りです。

アルコール度数が、どれも40度を軽々と越える強烈なお酒ですから、柔なツマミは
いけません。しっかり胃袋をガードする食べ物じゃなきゃ!彼女はツマミなしでも
飲めるって酒豪のようですが、私はそこそこの食べ物がなければ飲みたくない女です。
2~3のツマミを用意して、胃袋にはウコン(ターメリック)と一緒にオリーブ油を
酒盛り前に飲む事にします。「ウコンの力」は確かに不愉快な酔い方からガードして
くれますし、二日酔いもありません。・・・・・なら、ウコン粉末をグッと飲んでも
いいじゃない!そして、オリーブ・バージンオイルは美味しいのよ。それをスプーン
1杯。これで、胃壁と肝臓をしっかり守ってくれる、準備万端いくわよ~~~!

最近、カルボナ~ラ専門のスパゲッティでしたが、今日は何やらさっき潮干狩りで持
ってきたって感じのアサリをスーパーで見かけて、早速買ってきて、かなり塩辛い
塩水に放ち、砂だしをして、ボンゴレに変身です。もちろん、にんにくと鷹のつめを
たっぷりと入れます。ボンゴレを置く大皿には、スパゲティを囲むように豆苗を敷き
つめるつもり。パスタにサラダはよくあるけれど、たっぷり火が通ったお野菜って
見かけないので、20cm近くある豆苗、それにエノキ茸を加えて、強火で炒めて
スパゲティの添え物よ。どれもフォークでくるくるって巻いて。

私流フライドチキンは手羽元。数種類の香辛料を使って、揚げる時は蓋をします。
かなり小さな火で、じっくり揚げます。フライパンは使いません。蓋のある深鍋で
揚げ物はします。

さあて、彼女との話はメーンタイトルが宇宙です。大体が大笑いになるのです。
いい大人が、身をよじって大笑いなんて、なかなかないでしょう?それをするのです。
「や・・・め・・て・・・・・~~~、おおお腹が痛~~~い!」って。
噂話はなし!病気の話もなし!芸能人の話もなし!政治の話もなし!経済の話は
億・兆単位。もう、ここで大笑いでしょう? 宗教?彼女は深く関わっていらした
ようですが、ここでは既存の宗教の話もなし!
「何事にも無頓着で!」って、仏教の教えの最大のミスは、この教団だけが正しい
っていい放つ事!もう抱腹絶倒ものよ、私から見ればね。

雨の降る前に、サンダル(つっかけ)を買いに行きます。買い物は嫌いだけど、
パコーンと割れちゃった(大笑い顔に)ので、しょうがないわね。そう、サンダルも
顎をはずしちゃったみたいに、指側がめくれてきちゃいました。持ち主と同じに、
大口開けて笑ってたのかも(・・なこたぁない!)。帰ってきたらソレッお料理!

バラとアーチと本

2009-04-19 20:11:41 | Weblog
2台目のバラ用アーチを組み立てて設置しました。20年ぶりくらいかしら?
挿し木でもすくすく育つ”ロココ”と言う名のツルバラのために。それが3本も、
小さな庭で育っているのです。何とも言えないアプリコットカラー。かなりの
大輪で、いつまでも咲き続け、切花にしても見ごたえのあるそれです。その子(?)
のために、取り寄せたアーチを図の通りに組み立てて、これからドンドン伸びる枝を
誘引する楽しみができました。

ポリ-チャンの依頼で、彼の地(スコットランド・エジンバラ)に送った江國香織の
本を、私は初めて手にしました。新しい作家との付き合いは、かなり慎重です。
新聞の書評が大体きっかけになります。
読んで面白ければ、その作家の作品をダダ-ッて読みますが、必ずしも全て面白
いわけでもありませんから、結局は縁なのかも知れません。
ポリ-チャンがハッキリと「レイコサン、縁ですよ」って言った縁という日本語。
今回は、彼女が遠い日本から取り寄せてまで読みたいって思う江國って作家は
いかがなものか? 歴史モノが好きな私ですから、硬派です。ベタベタ男女の話は
願い下げ。縁があれば、当分続くでしょう付き合いは。
今は亡き森瑶子は特異な作家、作風だったわね。都会の大人の女を描かせたら右に
出る人はいなかったって思うわ。残念ながら50才ちょっとでこの世にさようなら。
ちょっと鼻持ちならない女、ゴージャス、悲哀、そんな都会の女を書いていた彼女
はもういない。山田詠美も悪くないわ。湿度の高い作品が嫌い。ジト~~ッて絡む
ような作風はダメ!
さあて、江國香織は読ませてくれるかしら?今のところ拒否感はありません。
テンポよくページはめくられています。
こういう友人は歓迎ね。あちら様はご存知ない一方的な関係だけど。
新しい風を運んで来てくれる、そんな出会いを熱望する私です。
誰かが言っていた「絶えず他者のエゴイズムに耳を傾けなければならない、それが
読書だ」って。そうかも知れないけれど、その楽しみは又何にも変えられないかな
り隠微な楽しみって、それが読書って思ってます。私の筆頭趣味です。
継続的に本を読まない人とは、親しくなれません。意外性がどこにもないのです。
オッ!エッ?を感じられない人は、縁のない人です。違う星の住人達ですもの。

豊かな生活

2009-04-15 21:16:06 | Weblog
このところ、庭に出てはニンマリの連続。
昔も、日に何度も植物を眺めている私に「そんなに見ても花は咲かない」って、
セニョール・ダンに言われてたものよ。その癖は未だに抜けなくて。

温暖化が進む地球ですから、ここ日本列島神奈川県横浜市もその影響を受けて、
春のお花が咲くそこに無理やり、否、当然のように夏に咲く花々の動きが活発
になってきて、その最たるものがユリ。ユリの肥料は、地中じゃなく地上にた
っぷりとって聞いてたので、昨秋そのようにしてはいても、実のところ、地植え
のそれは、どこへ何の種類を何本て、シカと思えていたわけじゃなかったのだけど、
出てきました、それもかなり太い新芽があちらこちらから。茎の太さに比例する
花数のようですから、今年は、想像するだにニタニタよ。鉢植えも数鉢。
サフィニア系は、挿し芽で株数を増やして。大株になったクレマチスは株分けして
鉢植えに。
バラは、毎日葉の異常に目を凝らし、変形したり変色した葉を毟り取る作業に専念。
去年蒔いたキンギョソウの苗も3株越冬して、去年のそれからは想像もつかない
くらい大きく育って、こちらも大鉢へ移植。
小さな小さな種から育てた、一重カスミソウが1株だけ越冬。いとしい。
ゴーヤ、パプリカ、スイカ、ピーマン、etc.
去年の種です。乾燥させて取っておいたそれが、今年の食卓を賑わしてくれる筈です。
キンジソウは、見事な生育振りで、時々おひたしでその淡白な、しかし高栄養の味を
楽しみます。地植えでプランターで、と、小さな菜園で途切れる事なく様々なお野菜が
育っています。

茶色になるまで炒めて・・・玉葱。人参・かぼちゃ・里芋・ハス・オクラ・豆類等は
茹でて冷凍庫。春雨もしっかり茹でて10cm程度にカット・・・これは冷蔵庫。
冷凍できるお惣菜も多目に作って冷凍します。
今夜は、旬の筍を茹でて、先のやわらかな部分は、ワカメも添えて、木の芽をすり
つぶして酢味噌に加えて「木の芽和え」。1年中出ている茹で筍と味が違う旬のそれ。
筍・人参・鶏肉・ハス・油揚げ・ちくわ・シメジを入れた炊き込み御飯をいつもの倍
のお米で作り、熱いうちにおむすびにして、冷めたら冷凍庫へ。
思いっきり楽をするための下ごしらえです。ほうれん草は固茹でしてビニール袋へ
入れて、空気を抜いて1方向へ回して、ぴっちり真空状態にして冷蔵庫。食べる分だけ
抜いて、後は同じように空気を抜きます。密封容器を使うこともない保存方法です。

毎朝作る2人分スープは、20~30種類になりました。
白(牛乳)・黄色(ウコン・かぼちゃ)・赤(コチュジャンorパプリカorトマト)
緑(緑野菜)をベースに、数種類のお野菜を使って、だしは、インスタントの
トリガラ、コンソメ、和風だしと、使い分けあるいは一緒に使います。
大きな白豆と春雨はどれにも入ります。蛋白質は欠かせません。肝臓のためです。
高蛋白、低脂肪は肝臓のための必須です。アラキドン酸は、脳の必須栄養です。
動物性蛋白質にある物質ですから、年とってお肉はねえってお方は、認知症という
ゴールへ向かって進んでいることを認識すべきかも知れません。

私の作るスープは、いわゆる中身のないスープではなく、具沢山のそれです。
豚肉・ベーコン・ソーセージの中から必ず1品は入れます。
よく、結構まめに作る私に、「朝から贅沢ねえ」っておっしゃる方がいらっしゃい
ますが、私から見れば、そういう方は「怠け者ねえ」になるのです。
私はいわゆるグルメではありません。外食に現(うつつ)を抜かしたりしません。
母から「お金は遣わずに頭と手を使いなさい」って言われて育ってきました。
それは正解!色々作る=お金を遣う?いいえ、頭を遣うのです。冷蔵庫の中にある
食材で、何が作れるか?だけ!カボチャは丸々1個買って来て、中をスプーンで
くり抜き、皮もあらかた剥いて、好みの大きさに切って、固めに茹でて冷凍して置
けば、スープ・煮物・ケーキと、いつでも好きな時に好きな分量を使えます。
プランターに少しずつ種を蒔いて、小さな菜園でお野菜作り。こういうのを豊かな
生活って私は思っています。ですから、私は思いっきり豊かな生活を送っています。
     感謝!

ウッシシシはイタタタタへ

2009-04-12 09:04:58 | Weblog

往きはウチの宇宙人に送ってもらって、ニーハオは大和教室。
宋老師はお仕事で中国へお出掛けです。「祝Nin一路平安!=よい旅を!」
代わって今回は李老師が担当です。どう見ても大学生のお子さんがいらっしゃるとは
思えない若々しい全身です。軽快なフットワーク、メタボなどとは無縁の肢体です。
宋老師も、隣りのクラスの老師も、こちらは女性。
ウッソ-!って思わず言ってしまったほど、実年令よりもず~~っとお若く見える
お3方です。
皆さんの肌の美しさは、食文化の違いから受け継いでいるDNAのせい?
としか、思えないわね。朝鮮(韓国)人も、肌のきれいさは、中国人と同じ格段の差。
なめし皮のような肌よ。ああ、そう言えば我が義兄もね。

教科書に沿って、応用して、繰り返して。
もうすぐ「ゴールデンウィーク」。来た~~~~!前の日に習ったばかりの「黄金週」
(シンニュウはつきませんが)を遣ってフレーズ作り。
ウシシシシ・・・悪いわね~任せてよ。
前回恫喝のように怒鳴った御仁、私は無視よ。知らないわあなたなんてってね。
10分の休憩時間に「レッド・クリフ」(赤壁の戦い)の話。パートⅡを観たのは
私だけで(試写会)したが、さあ、そこから三国志の話に引っ張る御仁。
休憩時間はまもなく20分近くになろうとしているのに、止まらない。
私に振ろうとなさるから、指で時計を指し、目は老師に。
勉強以外のことには乗らないのよ、知らないわ、三国志の話をふっていいの?
呉の国に行ったのは、孔明じゃなく、お兄さんよ。違う違う、でも口はチャック。

先生もどこかで遠慮なさっていらっしゃる。友好協会の中の何かがあるのかも。
あ~あ、こういう無言のベタベタって感覚が嫌いなのよね。年長者が仕切る何やら。
「大家辛苦了=皆さんお疲れ様」
で、終了。さっさと片付けて「下星期見=来週会いましょう」。
帰りは徒歩です。片道40分強のアップダウンの激しい道のりを。その前にコラソン
ラティノでお買い物をして。

桜も散り急いで、若葉の季節へ移行しようとしています。
それぞれの家の庭には手入れの行き届いた花々が、そこの住人のありようを物語って、
そぞろ歩くには絶好の季節です。

「ン?」

いやだ~、靴ずれ?痛い!なんで?おろしたてじゃないのに。前回もこの靴だった
じゃない。もしかして、1週間で太った?太ると足もサイズが大きくなるって?
冗談でしょう。・・・・でも、ああ、歩けない・・痛~い!
パンプスだから、かかとを踏みつけて歩くわけにはいかない。どうしよう~。
裸足?う~ん、嫌いじゃないけれど(昔々、よく雨に打たれて土砂降りの中を靴を
手に歩いたっけ)、今日はそんな気分になれない、・・・痛~~い。
タクシーは?・・・来ない。誰かに何かを頼むって(特に家族に)、好きじゃない
けれど、背に腹は替えられないって、ウチの宇宙人に電話しても留守電セット。
残念・・だけどホッ。
どうにもこうにも見られた図じゃない歩き方だけど、図書館が近くだった事もあって、
外にあるベンチにかけて、ホ~~~~。けれど、これからが胸突き八丁の坂(オーバー
だけど、気分はそれ!)。さあどうする?
そういえば、この先に調剤薬局があったじゃない?でも、バンソウコウなんか置い
てないわよねぇ、なんて一人ごちて。でも、当たってみなきゃいつまでも自宅に
辿り着けないって。

ありました~~~!売ってもらえるそれが!この幸運。感謝!奥の仕切り部屋を
提供されて。両足共靴擦れで、べろ~んって皮がむけたヒリヒリのかかとにそれを
幾重にも貼って、
「本当にお陰さまでウチヘ帰れるわ、ありがとうございました」
ウッ痛い!けれども直接擦れる事もなく、ヤットコサットコ我が家へ辿り着いた
次第。
ここ10日位前から、足の筋肉痛。スクワットはかれこれ20年(しかも休まない!)
は続いているのに、このふくらはぎのパンパンは何?回数より中身で、最近のそれは
深~く、ゆ~っくりに替えてのトレーニングが、ジワジワ~~~って?
それにしてもいかに筋肉を普段使ってないかを思い知らされてるわ。これよりもっと
ゆっくりじっくりをやってれば、筋肉痛はなくなるので、頑張ろう!よ。

頭も身体も使わなければ、負荷をかけなければ、結果は火を見るより明らかね。
美しくないって、心の有り様のすわりの事ってね。生まれつきのものはしょうがない
って諦めても、ズルズズルルルル~~~~ってのは拒否!
この幸せな世界に日本に生きているのですから、その恩恵はいっぱい戴いて、頭の
トレーニングにも励みましょう。意識するかしないかで世界は180度違うのですから。





3純?

2009-04-11 07:38:12 | Weblog
「好久不見。身体好ma?」お相手はおが屋常連さん勿論日本人。
週3回の過酷な人工透析をなさって、命をつないでいらっしゃる。最近ようやく
喫煙は卒業なさって、けれどもお酒は止められい御仁。
その半生は、映画の中のお話みたいにドラマティック。ちょっと周りにはいない。
なぜ、その方に中国語で?台湾でお仕事をしていらしたこともあって、
「ああ、俺 もう一度学校へ行って中国語を勉強したいなあ」って言っていらし
たのでね。1年ぶりくらいにお目にかかった方です。げっそり痩せられて、決して
体調が優れてはいないというお姿です。でも、私が続けて言った言葉は
「まだ病気ごっこをしてらっしゃるの?失礼ですよ、ご自身のお身体に」
「・・・・・」
「なぜ自分の身体をお医者さまであっても全部委ねちゃうの?2回も頭を切った
 女は、体調不良を誰かに直してもらおうって思ったら、アッそう、自分は何も
 しなくていいってことね?って、身体はすぐ怠けるって知ったのですよ。
 定期的に検査をしなさいって、言われましたけど、それは私が決めるのであって、
 お医者様が決める事じゃないって。ですから、1度もその後病院へは行ってない
 ですよ。精神は肉体を支配する、これは本当に!」
「そうかもしれないね~」
「ええ、でも、ホンのわずかでも疑ったら働かない、揺らがない信頼がなければ
 す~ぐ身体は怠けるので、でも、しかし、もう、なんて思ったらそれは自分を
 捨ててることって思わなきゃならない」
「そうかあ・・・」
偉そうに、言ってしまいました。

そこへ、又毎日のようにお越しのオオタサンも合流。なるべくニュートラルにしてから
家へ帰りたいからねえって、ご家族を大事に思っていらっしゃる彼の生き方。
お2人とも経営者。
そこで、ハタと気付いたのよ。
世のお父様方は、仕事の何やかやの垢を落としてからご帰還なさってらっしゃるって。
ああ、そうだったのねえなんて、遅きに失するけれど、仕事に打ち込む男達の現実を
知ったってね。

生きるには、家の中に人の気配が必要って話になって、オオタサンが
「そうか、もう君はいないんだっけって、言ったのは?」
「城山三郎よね?」
そこから、奥様の存在が彼の心を大きく熱く占めているお話etc.
やむなく昔々に離婚のヤマウチサンは、奥様から帰ってらっしゃいよって。
「でもなあ、不自由になっちゃうしね~」
ボロボロの身体でも一人の生活を続ける彼は、いわゆるサラリーマン諸氏が経験しない
派手な、タイトロープを渡ってきた波乱万丈の人生にまだ生きているのよ。
もう、映画みたいねえって生き方を。
オオタサンもヤマウチサンも2男1女の父上。色々な意味で優秀なお子さん達。
どうやって生きてきたかを、子ども達はちゃんと見ているのです。
「俺、このオオタサン嫌いだったんだよ。でも、ここで何回も会ってしゃべってる
 内に、純粋ないい男だってわかってね」
愚息その①が、
「ヤマウチサンもね」
「お母さんもでしょ?」
「ええ、それがない人は近づかない。計算ばっかりって、心根が卑しい人は嫌い。
 じゃあ、ここに3純が揃ったってことね」

オオタサンが参加してから、話は飛ぶ飛ぶ、世界へ宇宙へってね。
今日の垢も払い落として
「じゃ、お先に失礼します」
って、オオタサン。
その後もヤマウチサンとオシャベリが続いて、
「だんだん、女の質が落ちてきてね~」
「そりゃあ、身体がちゃんとしてないから。どこかで自分の質も落ちてきてるのよ。
 だから、どんな不愉快なことが身体の中で起きても、これはウソなんだって、
 認めない事。まず、病気に負けなくなったらいい女が手に入るわ」
「そうかも知れないねえ」

男は幾つになっても女を求める。これになんだかんだ言っても始まらないし、それが
本能なんだから、まあ、せいぜいいい女に巡り会うことだわね、がはなむけの言葉よ。
昔、何かで読んだ、ある純粋培養のような若い作家がポツリと言った(書いた?)
「ああ、世界中の女とやりたい」というセリフに、彼を知る仲間は仰天したけれど、
正に男の中に居座る本能が言わせたセリフって。男になったことがないから感覚的に
はわからないけれど、多分そうなんでしょうねぇって。
ま、尻尾を出さずに頑張んなさい。本命にばれるような遊び方は厳禁よ。それは
思いやりがないってことですもの。思いやりは、誰でもいつでも必要なものよ。

タクシーでお帰りって彼に、
「私は電車を乗り換えてですもの、もう帰るわ。絶対に忘れないでね、身体の
 あちらこちらで起きる、起きている不具合は、ウソだって思い続けることを。
 金曜日は、夕方5時頃中国語のレッスンが終わりますので、いつか金曜日に
 ふらっと来ます。又、お会いしましょう。お大事に、・・しないでね」(笑)
「うん、わかった」

本当に、精神は肉体を支配できるのです。そして、誰よりも誰よりも持ち主に
愛して欲しい、信頼して欲しいって望んでいるのです。
お医者様は、単なるサポーターよ。 ・・・・・ って、私は思っています。

桜・レッドクリフ・イザナギ・イザナミ・自惚れ

2009-04-07 09:50:07 | Weblog
生まれて初めて(多分、思い当たらないので)試写会のチケットが当たって、
久しぶりにセニョール・ダンと一緒に中野サンプラザ(ここへ入るのも初めて)へ
行ってきました。その映画は「レッドクリフⅡ」です。パートⅠはちゃんと映画館です。
お気に入りに入れている映画情報サイトで見かけた試写会募集で申し込みをしたの
ですが、過去に当選経験なんてありませんでしたから、忘れていました。
ハガキを手にした時、ホントに?って。1枚で2人の招待券です。
4~5年は行ってない中野の姉宅で、その姉夫婦の住むマンションが真裏にあたる
サンプラザです。開映が6時半ですから久しぶりに泊まらせてもらうことにして、
出かけてみれば、日光のイロハ坂のように幾重にも蛇行しているその数を見てギョッ!
軽く1000人は超えていたと思います。

今週の10日から一般公開の映画です。
これから公開される映画に先んじて言うのも何ですが、推理小説の犯人を言ってし
まうそれに近い種明かしで、ごめんなさいですが、よくぞ壊した・・・感想です。
戦いのお話ですから、死者の数も半端じゃない
中国の戦争話(数万~数十万単位で死んでいきます)です。それに加えて様々なも
のが破壊されていきますから、私の感想は、「壊したわねえ~~」です。
人間関係より、その破壊シーンの方が強烈でした。・・・・辛苦了:お疲れ様~って。
ミーハ-気質は限りなく0に近い私ですから、出演俳優にはほとんど興味はなく、
我が家で当たり前に会話に上っていた「三国志」の、あの有名な「赤壁の戦い」の
映像化に、お神輿を上げただけです。
いくつ漢語が拾えるか?それかしら?目的は。で?・・・聞かぬが花よフフフフフ。

花と言えば、お待たせ~~って、やっと一斉に桜の花が満開になりました。
見学渋滞になってしまうほどの桜街路樹およそ2kmは、去年、あまりにも無残な
枝打ちにあって、見るにしのびない姿になってしまいました。散歩コースですが、
今年は避けています。
毎朝マリリン(愛犬)と歩くランダム散歩途中で出会うあちらこちらの桜の古木に
目を奪われ、つかの間の、本当に花の命は短くての桜の季節を愛でています。
ハラハラと舞い落ちる花びらが何とも言えない風情を醸し出し、桜は散り行く姿が
好きです。

昨日は、リーチュアン君とのバーター勉強。彼は日本語を、私は漢語をの。
お互いに「それを何て言う?」相手の言葉で。
その中で、意外な表現に出会いました。交通費が高いという話から、
「お金を浪費する=花銭:hua qian」ですって。なかなかいい表現ね。
日本語で「花代」って言ったら、芸者に払うお金の事よね。こういう違いは面白いわ。
「花」がつく漢語はいっぱいあります。

大和教室を仕切りたがるご老体。あ~あ、勉強の邪魔を平気でなさる。
「先生はとってもいいのよ。でも勉強に打ち込まない、私語だらけ、挙句それを
遮ろうとすれば、真剣に恫喝する。あの感覚はわからないのよねぇ」
「そこに行く必要がありますか?」
「なるべく沢山の人と交じり合いなさいって言うじゃない?先生はとってもいい
ので、う~ん、考えちゃうのよねぇ。わたしは、肩書きに対して、それが何?って、
肩書きをはずして人を見るから、それを前面に出して、どうだ!みたいな人、男を
軽蔑するのよねぇ。バカみたいって。邪魔しないでよ、今はみんな生徒じゃないって」

フッと思い出した、
「自惚れとかさっけのない男はいない」って言葉。かさ=梅毒は外国人がわが国に
持ち込んだ下半身の病気。
男と言う生き物は、そんな生き物だって、昔々の日本で言われたものなのよ。
そう、正にその通り!って思うわね。イザナギが国作りを誘うイザナミに言う余計な
ものがある、イザナミの足りない所と一つになろうって、その余りてあまりあるそれ
が、男を自惚れの生き物にしちゃってるのかも知れないって思うわ。

そして、肩書きがだ~い好き!・・・シッシッシ近寄らないであっちへ行ってよ。
肩書きも立場も何もかも捨て去った自分自身で勝負!じゃない?
鬱陶しいったらありゃあしない。この人は何々、私は何々をやっててね、云々。
穴でも掘って言ってりゃいいじゃない。こちらから見ればタダの年寄りよ。
吠えれば吠えるほど、みっともないのにね~。でも、大方の人は肩書き好きね。
自分を誇示する人は、会話がつまらない、否、会話にならない一方通行。
もう、今後は無視するわ。先生と私だけが存在するって思う事にして、雑音は無視!
反応しない事に決めましょう。一切漢語以外のことに関わらないわって。
そう、私がいけないのです。そんな人や事象に少しでも関心を寄せた自分がいけない
のです。腹を立てる自分がいけないのです。精神がぐらついているってことですから、
もっと神経を集中させなければ、・・・反省です。・・・無視!集中!です。

ああ、でも、保土ヶ谷国際交流の会も、リーチュアン君とのお勉強もある私ですもの、
幸せよね~~~。感謝!肩書きと年長を武器にするつまらない男なんてポイッよ。
さあ、暗記暗記!頑張りましょう~~~! 今日もいい1日になります。感謝!

はじめまして!

2009-04-04 07:10:58 | Weblog
12人でスタートは、保土ヶ谷国際交流会の中国語講習。
お1人お見かけしたのは、見学の時のクラス。もう一度復習なさるようで、同じ
レベルです。その他の方々は進級の皆さんで、お馴染みのクラスメイトのようです。

留学生援護会の半年の講習も終わり(10~3月)、皆さんはそのまま進級。
最後の日の試験の結果は、新学期にですって。辞める人がいるかもしれないとは
全く思われなかった老師(先生)だったみたい。なので、私は結果を知ることは
ありません。関心も最早ないし。本当に、自分自身に関する事は、済んでしまえ
ば関心はダダ----ッて過去完了の出来事になってしまうの。なぜって?
したいことが山ほどあるのですもの、点のような出来事に関わってなんかいられ
ないのよ。読みたい本、書きたい物語、考えたい事が、いっぱ~~~い!
前を見るだけ!

けれども、援護会のそれは悪くはなかったって個人的感想よ。
ただただ、あの人ごみを縫って行く意欲は雲散霧消でね、それから開放された
快感を日々感じているわ。小さなお庭の数え切れない植物たちの営みを日々見て、
この成長を見られるのはな~んて幸せなことかしらって。命の営みを目の当たり
にするのは感動です。

新しい講習の向こう6ヶ月(4~9月:20回)のスケジュール表を貼って、
毎週金曜日にそこへ出向きます。電車で12~3分。徒歩7~8分。
そして、勉強する時は、最前列に席を確保が鉄則です。そして、録音も。
どこに座るかは、それに関する関心度がわかるような気がするわ。
さあ、授業が始まりだしました。出席をとって、こういう時の「はい」に相当
する「到:dao」。スムーズに滑り出して、次は重要ポイント子音です。英語の
アルファベットの発音記号(ピンイン)ですが、有声音・無声音があり、もそ
もそ話してもわかる日本語と大きく違う上に、厳密には英語の発音とも違う音が
いくつもあって、読み書き先行外国語勉強の日本人達を充分悩ましてくれる漢語
なのです。先生もようくご存知で、本題に入る前に、発音練習に時間を割いて下
さって、ありがたいこと。

教科書に沿ってはいても、私達生徒になるべく多く発言するように質問よ。
会話が出来なくて、どうするの?・・・基本を。
隣同士で会話の練習。私はわからない事は何回もお聞きします。もちろん
「請問、老師:先生ちょっといいですか」
「請、再一辺説:もう一度言っていただけますか」
このくらいは言わなきゃね。何もかも日本語で言うって、違うんじゃない?
って私は思うの。会話技術を手繰り寄せるのじゃなく、知識として勉強した
いって。だから、なかなか会話ができないのよって思うわ。そこを突破した
人だけが上達して、その言語をモノにするのよね。
だって、他のお教室で、8~10年勉強してますって方々に、簡単な話し掛け
をしても、手を振られて、
「中国語で話さないで!」
って、びっくりするような事をおっしゃるのよ。ン?ン?ン???
まあ、前向きな事はしないよりしたほうがいい!これは事実。
人生の楽しみの一つ、これも素晴らしい!って思うわ。何かに挑戦しないで
時をやり過ごすよりは、ずっとずっと素晴らしいって思うけれど、言葉は話
してなんぼ?でしょ。
そして、すぐみんな思う・・・一緒に。   ああ、アホらしい~~
なんで、あなたと一緒なの?目的も方法も、能力も、何もかも違う者が一緒に?
辞めてよ!小学生の女の子が、誰かトイレに行く「一緒に」あれから脱皮してない
感覚のオバサン、オジサン達。
そういう感覚が嫌いなの。それでいて比較するのよね?気持ち悪い人々。だから、
一線を画す私よ。なあなあ仲良しなんて、気色悪いの何者でもないもの。
なので、どのお教室でもあなたはあなた私は私、をカッキリクッキリと心に。

私が場所と先生を変える度に、ステップアップしていくように感じるのよ。
そういうめぐり合わせに、とても感謝しているの。
もちろん、それを得るって、私の行動の結果だって事だけど、必ずしもステップ
アップするかも知れないって先生に巡り会うとは限らないでしょう?それを感じ
られるって、とても幸せなことって私は思うの。全ては人との出会いが人生を決め
る、過言じゃないわ。事実どういう人に出会うか?人生の最重要事項です。それは
生身の人ばかりじゃなく、多くの本によってもね。フィクション・ノンフィクション
に関わらず、その筆者と出会うという事ですから、「表現の自由」などと声高に
言う作者の作品は避ける賢さは持ち合わさないといけないわ。大体が、性と暴力を
あからさまにしたいって事を、表現の自由なんて言葉で包もうとしているだけ。
自分の品性の下劣さを暗黙のうちに披露していることに気付かない愚か者なのです
もの。他者に寄りかかって、本当の自分を貶めちゃいけないのよ。
比較はしない!いつも一緒は自分だけなのですもの。そして、誰も責任なんかとれ
ない他者の人生なのですから、いい人との出会いを得られるように生きなきゃ!
文句ブー垂れは、そういう人生を歩んできたって事!自分で蒔いた種から育った
果実を食べているのよ。これは間違いない事実です。誰が何て言ってもね。

ありがたいって、いつも今あるモノ、いてくれる人、環境に対して思っていたら、
いい顔になると思うわ。だって、何かそのなかの一つでも、自らの手で作ったものは
ないはずですもの。ありがとう~~~~~~!だけよね。私はそう思っています。