ポリ子、カマチャン、を迎えて、久しぶりとお元気でね、と、愚息その①のお誕生
パーティ、こみこみ。
ポリーちゃんはお肉は食べない、食べられないって女の子。牛乳も受け付けない。
ロンドンのお家では、お魚がメイン。弟さんのジョージ君は今ベジタリアン。
ポリーチャンも6年間それだったらしいわ。意志の強い姉弟。
で、海鮮鍋・お刺身・キンピラ・フグの一夜干し・セニョール・ダンが育てた白菜
のお漬物(初めて通しでセニョールが仕込んで)、でも私たち用にロースト・チキン。
お酒は、1,5Lのカリフォルニアワイン(赤)、イエローテール(赤・白)オース
トラリアワイン、地酒3種(辛口)の合計は3L、チュウハイ他。これを5人で2時
過ぎ迄。
カマチャンもちゃんと寝て、朝ご帰還。又ね~~~!
8時半にお散歩よ。起こして、一緒に行くからってポリーちゃん。
8時半に起きてみれば、完全な二日酔いで、お散歩はあと~~~、でもう一回お布団
の中へ。でも、なにやら人の気配。ポリーチャンがお散歩から帰ってきたところだっ
たの。それで、いつものようにコーヒーを立てて(って言ったっけ?)、私は食欲は
ない。いつものように、これもポリーチャンへトースト&ジャムを出して。
「ねえ、本当にこれだけでいいの?」
「はい」
いつもの大きな袋からゴソゴソ。
「はい、これ レイコサンへ」
"Many Thanks to Englend" 王 由由著・写真の本。そしてカード。小さなクッキー。
カードには、きちんと日本語でメッセージが書かれて。カードに貼り付けたビンの
飾りには、Thank you の文字がいっぱい詰まって。
とりあえず、イギリスへ行ってきます。って。
涙が溢れてきそうになって、慌てて上を向いて。
「そうよ、いつまでもロンドンにいないで、早く帰ってらっしゃいね」
「はい、そうします」
「でも、クリスマスだし、当分忙しいわね」
「でも1週間くらいですよ、お友達にあったりしても」
「その後のことは、ゆっくり考えるしかないわね。日本語を勉強したいなら、翻訳
してみたかったら、やっぱり沢山日本語の本を読んで、・・・こっちへいらっしゃい」
名残惜しいし、キリがなくなりそうなので、
「まだする事があるのでしょう?」
「はい、最後の掃除があります」
「じゃ、そろそろ戻りなさい」
ウチの連中は、まだ布団の中。
「皆さんによろしく言ってください」
「わかったわ」
いつもなら、振り向いたりしない彼女なのに、
何回も手を振って、
「ありがとう!」って。そして、角を曲がるときに、
「レイコサ~ン、待ってますから、来てくださいね~~~!家探してま~~す」
「ポリーチャン、ありがとう。又会いましょうね~」
やっぱり涙が流れてきました。
何だったのでしょう、彼女との出会いは。こういうお付き合いは初めて。
「ポリ子がいないと変だな」って、息子達は言うのよ。本当に、なんだか大きな
穴があいたみたいに、物寂しい我が家になってしまいました。
客布団のカバーをはいだり、干したり、ついでに押入れの整理をしたりして、暮れ
モードに入ったけれど、時計を見るたびに、今ごろ飛行機はどのへんを飛行中かし
ら?なんて、フッと彼女の事を思い浮かべたり。24日イヴの正午に成田を飛び立
って、ロンドンに着くのは、やはりイヴの夕方4時って。時差の関係で、良かった
ってこと。クリスマスは家族で祝う、新年は友人達と祝う。これがイギリス式って。
今年の9月からは、国際交流月日だったわ。
北京のモンチャンとはメール交換。やっと、とうとう?モンチャンがママになります。
中国美人の、モンチャンですから、きっと可愛い赤ちゃんが誕生するでしょう。
来年は、出来ればイギリスへ行きたいし、モンチャンの所へもって。
忙しい年の2007年になりそうな予感がします。
ポリーチャンは、22才違いの弟マックス君に「初めまして」って。
来年高校を卒業するジョージ君は、見事オックスフォード大学ロシア語・哲学科に
合格したそうで、なんて優秀な姉弟なんでしょうって感心しきりの私なのです。
3年生になれば、1年間ロシア留学で、4年になれば、又オックスフォードへ戻る
そうなのよ。受験科目の中に、すでにロシア語のテストがあったのですって。
ちょっと想像が出来ない入試と大学ね。姉弟揃って哲学を専攻するなんて、思索型
の二人なのかもね。
ポリーチャンの日本語習得は、目を見張るものがある、そのくらいだったわ。
必ず、1級の資格を取るって言ってた彼女。その日を楽しみに、せっせと本を送っ
てあげましょう。
山本周五郎「さぶ」の小説が理解できたら、彼女の思索は厚みが増すと考えます。
そのうちに、もう少し日本語に近づけたら、送ってあげましょう。
彼女と、お手紙とメールで連絡を取り続けるつもりです。書くことが好きな私たち
ですから、楽しみに。多分、お手紙の方が多くなると思います。直筆にかなうものは
ありませんから。 さあ、ポリーチャンが使っていた歯ブラシを捨てましょう。
パーティ、こみこみ。
ポリーちゃんはお肉は食べない、食べられないって女の子。牛乳も受け付けない。
ロンドンのお家では、お魚がメイン。弟さんのジョージ君は今ベジタリアン。
ポリーチャンも6年間それだったらしいわ。意志の強い姉弟。
で、海鮮鍋・お刺身・キンピラ・フグの一夜干し・セニョール・ダンが育てた白菜
のお漬物(初めて通しでセニョールが仕込んで)、でも私たち用にロースト・チキン。
お酒は、1,5Lのカリフォルニアワイン(赤)、イエローテール(赤・白)オース
トラリアワイン、地酒3種(辛口)の合計は3L、チュウハイ他。これを5人で2時
過ぎ迄。
カマチャンもちゃんと寝て、朝ご帰還。又ね~~~!
8時半にお散歩よ。起こして、一緒に行くからってポリーちゃん。
8時半に起きてみれば、完全な二日酔いで、お散歩はあと~~~、でもう一回お布団
の中へ。でも、なにやら人の気配。ポリーチャンがお散歩から帰ってきたところだっ
たの。それで、いつものようにコーヒーを立てて(って言ったっけ?)、私は食欲は
ない。いつものように、これもポリーチャンへトースト&ジャムを出して。
「ねえ、本当にこれだけでいいの?」
「はい」
いつもの大きな袋からゴソゴソ。
「はい、これ レイコサンへ」
"Many Thanks to Englend" 王 由由著・写真の本。そしてカード。小さなクッキー。
カードには、きちんと日本語でメッセージが書かれて。カードに貼り付けたビンの
飾りには、Thank you の文字がいっぱい詰まって。
とりあえず、イギリスへ行ってきます。って。
涙が溢れてきそうになって、慌てて上を向いて。
「そうよ、いつまでもロンドンにいないで、早く帰ってらっしゃいね」
「はい、そうします」
「でも、クリスマスだし、当分忙しいわね」
「でも1週間くらいですよ、お友達にあったりしても」
「その後のことは、ゆっくり考えるしかないわね。日本語を勉強したいなら、翻訳
してみたかったら、やっぱり沢山日本語の本を読んで、・・・こっちへいらっしゃい」
名残惜しいし、キリがなくなりそうなので、
「まだする事があるのでしょう?」
「はい、最後の掃除があります」
「じゃ、そろそろ戻りなさい」
ウチの連中は、まだ布団の中。
「皆さんによろしく言ってください」
「わかったわ」
いつもなら、振り向いたりしない彼女なのに、
何回も手を振って、
「ありがとう!」って。そして、角を曲がるときに、
「レイコサ~ン、待ってますから、来てくださいね~~~!家探してま~~す」
「ポリーチャン、ありがとう。又会いましょうね~」
やっぱり涙が流れてきました。
何だったのでしょう、彼女との出会いは。こういうお付き合いは初めて。
「ポリ子がいないと変だな」って、息子達は言うのよ。本当に、なんだか大きな
穴があいたみたいに、物寂しい我が家になってしまいました。
客布団のカバーをはいだり、干したり、ついでに押入れの整理をしたりして、暮れ
モードに入ったけれど、時計を見るたびに、今ごろ飛行機はどのへんを飛行中かし
ら?なんて、フッと彼女の事を思い浮かべたり。24日イヴの正午に成田を飛び立
って、ロンドンに着くのは、やはりイヴの夕方4時って。時差の関係で、良かった
ってこと。クリスマスは家族で祝う、新年は友人達と祝う。これがイギリス式って。
今年の9月からは、国際交流月日だったわ。
北京のモンチャンとはメール交換。やっと、とうとう?モンチャンがママになります。
中国美人の、モンチャンですから、きっと可愛い赤ちゃんが誕生するでしょう。
来年は、出来ればイギリスへ行きたいし、モンチャンの所へもって。
忙しい年の2007年になりそうな予感がします。
ポリーチャンは、22才違いの弟マックス君に「初めまして」って。
来年高校を卒業するジョージ君は、見事オックスフォード大学ロシア語・哲学科に
合格したそうで、なんて優秀な姉弟なんでしょうって感心しきりの私なのです。
3年生になれば、1年間ロシア留学で、4年になれば、又オックスフォードへ戻る
そうなのよ。受験科目の中に、すでにロシア語のテストがあったのですって。
ちょっと想像が出来ない入試と大学ね。姉弟揃って哲学を専攻するなんて、思索型
の二人なのかもね。
ポリーチャンの日本語習得は、目を見張るものがある、そのくらいだったわ。
必ず、1級の資格を取るって言ってた彼女。その日を楽しみに、せっせと本を送っ
てあげましょう。
山本周五郎「さぶ」の小説が理解できたら、彼女の思索は厚みが増すと考えます。
そのうちに、もう少し日本語に近づけたら、送ってあげましょう。
彼女と、お手紙とメールで連絡を取り続けるつもりです。書くことが好きな私たち
ですから、楽しみに。多分、お手紙の方が多くなると思います。直筆にかなうものは
ありませんから。 さあ、ポリーチャンが使っていた歯ブラシを捨てましょう。