ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

やっと?

2007-09-30 00:37:08 | Weblog
今夏の暑さは、・・・・・飽きた!いらない!引っ込んで!嫌い!いつまでも
しがみついている紫陽花の花みたいに、後朝(きぬぎぬ)ン?まだ絡み付いてる
ア~ァ~、もうとっくに・・・・・・ヤダ!
それがですよ、ああた。昨日の朝と今朝では10℃も違うじゃありんせんか。
ええ、頭ではわかってても(天気予報で)、イザその時になってみて、エッなあ
にこの涼しさは、否 寒さは。長袖長袖、それでも寒い。ストーブ!・・・
いくらなんでもこれはいえいえ いえ、ま~だ出番じゃあございません。肩に力が
入る。これはまだ寒いってことなので、引出しから毛糸(モヘア)のベストを引っ
張り出して羽織って、やっとふ~~~。
朝から何やら騒がしい私メ。ごそごそがさがさと。
ーーーあっ、お弁当作らなきゃ!-----
外は雨。お散歩はなし!スペイン語でその旨伝えて、我が愛犬は、ちゃんとわかる。
すごすごと、仕方なく、彼女のおうちへ。なあんて賢いワンちゃんでしょ!って。
私用のお弁当容器なんてはなからないので、適当な入れ物を出して、
「そんなんでいいの?足りる?」
って、見かけたウチの宇宙人が。
「大丈夫、最近食べる量をかなり減らしてきているから足りるわよ、ご心配無用」
なんて言う頃はもういない。
ククク、数種類のおかずを入れて、自分のためってかなり凝ったそれよ。
ーーーー確か、お箸入れがあったはずだけどーーーーーー
いつ、誰のために?は忘れたけれど、女用箸箱がありました。

ーーー辞書は、やっぱり置いてこう、重いからーーーーー
とりわけ厚いそれは「日中辞書」。
馬専科が四川に行く時に持ってった辞書。本当に使ったの?という位新品中古品
って在りよう。お構いなしにアンダーラインを入れるのは私。飾りじゃないから
ねえ、辞書は。スペイン語の辞書に至っては、もうボ~ロボロ一歩手前。それは、
何回も何回も引いてるって事、覚えられていない証。トホホホ・・・・・。

辞書は置いても、お弁当もあって重いバッグ。それに傘そして徒歩。
到着すれば、先生が正に私宛にメールを打とうとなさってらしたところでした。
お互いにお弁当を食べ初めて、
「そう、久しぶりの前のクラスでしょう?なんと52時間分の授業差があるじゃ
 ありませんか。ついていけるかしらってちょっと心配でね」
「何詰まんないこと言ってるの?平気、平気」
「そうお?」
「大丈夫!」
宿題が出てて、なんとかクリアしたいってやってきたけれど、やっぱり間違って。
他の3人は、静か~~な方々。ひたむきに向かう姿は気持ちいいわねぇ。
宿題も、もちろんクリアなさってらして、---私もできるかしら?----
疑問、質問はそのままにはしない、はっきりお聞きする事にして。少しでも身に
付けなきゃ!ってね。
あとは、自学自習(なんと懐かしい言の葉)です。
ひたすら言う言う言う言う書く書く書く!これに尽きます。(わかってはいるけ
れど、なかなか・・・ね?)
次のレッスンは13日(土)。来週は中国語は没有(meiyou・・・ありません)。
Hola! のスペイン語へスイッチオンです。楽しい楽しい日々です。
やっと、あの暑さとお別れできそうで、こちらも嬉しい日々になりそう。

ヘブンリー・ブルー

2007-09-26 13:37:26 | Weblog
先の台風にも負けず、
今夏の猛暑にも負けず、
多くの蟻に取り付かれても負けず、
深い深い色のヘブンリー・ブルーの西洋朝顔がやっと咲き出しました。
9月中頃から開花。種から育てたそれは、去年はミモザの木に巻きついて、朝顔の
大木と化したその木でしたが、枯れツルを取るのに難儀して、今年はミモザの木に
巻きつかないように、ちょこちょこ芯止めしたので、行き場を失ったそれは、当然
のごとく、急遽こしらえた簡易棚に這うことに。
朝顔のイメージはやっぱり夏ですね、日本のそれでしか浮かばない絵ですから。
一昨年、戴いた種で2年連続開花。言われた通り、咲くわよ~~~!は、9月半ば
以降は変わらず。条件が合えば、霜が降りる頃まで、咲き続けます。
その、青色は、深い青なのです。深海のそれは澄み切った秋の空のようで(ちなみ
にスクーバダイビング・バディの認定証を持っています、ライセンスとは言いませ
ん)、濃い青ではなく、あくまでも深い青。これを待ちわびていると、夏の盛りに
いきなり
「覚えてますか?この色を」
って、ひとつ、ふた~つ。また思い出したようにひとつ。そして今、
「お待ちどう様~~~!」
って、咲きはじめ出したのです。何とも言えない天国の青という名のブルー朝顔が。

気張っていた、なんだか夏はそのくらいハイテンションに。それぐらいの気持ちで
いなければ、暑さにノックアウトされそうで。気合を入れて!です毎年ね。
涼風が立つと、ほにゃ~~って、その空気が抜けていくような感覚が全身に行き渡
ります。ハア~ァ~ァ~ってね。
やっと気持ちのいい季節になったっていうのに、盛り上がりに欠けるのです。
心地いいと、人間は怠惰になるのかも知れません。頑張らねば!なんか要らないって。
ああ、ここで「要」って、なんとも便利な言葉って。はい、中国語よ。
昨日は、初級クラス。「中秋の名月」の話から中国と日本の比較。挨拶言葉の色々。
「私は、謝謝、不謝、対不起(ごめんなさい)、好、再見の五単語を取り敢えずは
つかう事にしてるの」
って。「ありがとう」「いいえ・いらない」「ごめんなさい」「いいわね」「さよう
なら・またね」そして、「要」があれば、~が欲しい、~するつもり、~ねばならな
い、につかえる便利な単語。頂戴・下さいが「来・・らい」。もういいんじゃない?
なんてね。頭に入力しても、出力しなきゃ言葉じゃない!ですから、ジャンジャンつ
かってます。恥ずかしい! そんなのあっちにポ~ンと蹴飛ばしてね。そして、アハ
ハハハハハ・・・・・・・。

なんとなくしぼみがちになりそうな気分を鼓舞して、さあ、明日(スサーナクラス)
のおさらいでもしましょうか?何しろいつまでたっても上・下・前・後・横・右・
左・大きい・小さい・重い・軽い・近い・遠いなんて単語がスッと出ない情けなさ。
反対語を出力(声に出します)します。この出力が足りない外国語勉強の日本人達
のようです。もちろん(小さくなって)この私メもです。
ヘブンリー・ブルーを見ながらブチブチ言いましょう。練習、練習、練習あるのみ!
です。学生時代を思い出して、¥100ショップで買った単語帳(懐かし~い)に
書くは名詞・動詞・形容詞・慣用句。単語の数がものを言う。すべてこれ!どの先
生も「言葉の数を増やして!その後に文法」って、おっしゃるわ。書きながら言う。
それの繰り返し しかない。スペイン語は幸いにも中国語みたいな厳しい発音は要
求されないのが嬉しいのですから、そこに固執することなく単語数を増やす。
・・・ああ言うは易く行うは難し・・・です。
でも、頑張ろう!面白がってね。私って学生?ええ、学生証書のない一人学生よ、
なんて、やっぱりおめでたい脳みそです。ハハハハハ・・・・・
 

知らない所で知らない世界が・・・

2007-09-24 21:37:43 | Weblog
こういうのが嫌いなのよ。何?○○を売れます、だって~~~!?(怒)○○は
書くも気分悪い名詞。だから伏せるのよ。
シッシッシッ、近寄るでない、勝手に私のブログに・・・すぐ削除するんだから、
コメントなんか無駄!なのよ!しっかと覚えておくのよ!わかった?無駄!無駄!
無駄!無駄!・・・・・・無駄~~~~~!エーイ、腹が立つったら ありゃあ
しない!オ~~気色悪~~い。

折角、まあ悪くはないわねって、でも、自分に腹を立てて、でも、頑張るわよ!
ミスターの話、急死した夫人の話、最近のペルーの様々な出来事、ホヤホヤの前
の大統領日系のフジモリ氏がチリからペルーへ、空港からそのまま収監ニュース、
なんて、時事問題をミリャムさんは矢継ぎ早にお話され、質問を。当然すべてス
ペイン語でよ。都度、カザマサンに
「何? Digame,por favor!」なんて、相変わらずの情けなさなんだけど、彼女に
悪いので、初級クラスへ移ろうかしらって思ってるのよって。それは却下されて、
頑張らなくちゃ!って思いながら帰ってきてパソコンを立ち上げれば、上記よ。
ゥンモー、気持ちが萎えるじゃないの、テンション上げようって、したところへ
気色悪いコメントが・・・・・・削除~~~~~!!!

つい10年くらい前までは、いえ、今でもね、世界がこんなに身近になるなんて
こんな劇的変化を起こすなんて考えもしなかったわよね。しかもこのパソコン上で、
想像も出来ない世界が作られ利用され、あ~~、やっぱりこれは蚊帳の外で、呆然
としているっきゃない。
オジジやオババが考え様もない世界が、着々と構築されているのよね。恐らく説明
されても何がなにやらさっぱり・・・・・わかりません・・・の世界が。
あのビル・ゲイツ氏が群を抜いた世界一の長者。小さな国の国家予算をはるかにし
のぐ収入を、いままでの知識経験で想像、考えようとしても、理解できない彼の仕
事・収入でしょう。なに?誰が?額に汗してお金は稼ぐもんだ!って?最もその通
りって思うけれど、そうじゃない世界で生きている人々の存在を、私も含めて多く
のオジジ・オババはわからない。魔法みたいよ正直言ってね。流通も変わったもの
ねえ。技術の進歩は、もう口をあんぐりするしかない程に。
今までの方程式が当てはまらない時代に生きていることがわからない、なんて。
ええ、私もね。

つらつら「下手な考え休みに似たり」なんだけど、ちょっと不気味な世の中の自分の
位置なんかを考えてみたり。
オッとその前にやらなきゃならない事が!

「五月五日は日本のなんの祝日なの?」
「子どもの日」
「それは誰の祝日?」
「子ども達よ」
「なら、なんであなたが嬉しいの?」
「だってその日は私の誕生日なのですもの」

これの中国語を暗記だったでしょう?って。誰に?私によ。
明日は、Ni hao の初級クラス。土曜日のクラスとは難度がやっぱり違う内容。
片っ端から暗記してかなきゃ、追いつけないわ。頑張りましょう!加油!
そして、気が向けばそれをスペイン語に訳して、オッホッホッホホホって1人で悦
になんて、ああた、こんな楽しみ方ができるのよ。あ~~、やっと落ち着いてきたわ。
メッ!下らない公序良俗に反するような事はこのページには書かない事!わかった?

好久不見!・・・お久しぶり

2007-09-22 23:38:29 | Weblog
およそ1年半ぶりの中国語旧クラスへ出掛けました。
途中の景色もその地区センターの外回りも大きく変わり驚くほどね。
いつも昼食を摂っていた2階のフロアへ向かえば、踊り場で先生がどなたかとお話中。
「Ni hao !」
って、私に。指は上を指して。
そうだったわ、3階の小会議室がクラスだったことを思い出して行けば、カラオケ
教室から大きな歌声。お上手だけど、周りは高齢者がいっぱいだし、なかなか先生も
お見えじゃないので、もう一度階下へ降りて、先生をお待ちする事に。
私もお弁当を持っていって、先生もご持参のお弁当。

12:45p.m.~の授業で、お教室へ行っても、だ~れもいない。
やっと、お一人、お二人っていらして、揃って私を見てビックリ。
「好久不見!」・・・お久しぶりです。
「Nimen hao ma ?」・・・お元気ですか?
って、ご挨拶をして、
「又、ご一緒させていただきます。宜しくお願いします」
少し遅れて男性が。いつもご一緒にお勉強してらしたお若いご夫妻。奥さんは具合
が悪いということでお休みでした。こちらもビックリなさって。
3~4人少なくなっているクラスは、転勤で上海へ行かれたご夫婦。もう一つ上級
クラスへ進まれた方。ご家庭の都合で、お辞めになられた方等、残った人数は4人。
そこへ参加させていただくことになりました。

プリントが配られて、みなさんは宿題を発表。私も戴いて、見れば、
ーーーーおお、かなり難しい。やっていけるのかしら?------
知らない中国文字が沢山並んでいるじゃありませんか。
今日のプリントは第37課。私が持っていたそれは第9課まで。28課分も空白が。
先生のおっしゃる質問が聞き取れない、意味がわからない。---どうしよう--
皆さんは、ちゃんと正解なさいます。すご~~い!

放課後、一番年長者の方、お名前は・・・忘れてしまって。
でも、その方と先生とお茶を飲みに行っておしゃべり。世界中を旅行していらっしゃ
るその方は、もう中国も何回もあちらこちらへ。今ではツアーへお一人で参加なさる
旅上手。敦煌はよかったわって。次は楼蘭へ行こうって思うのよって。お勉強の成果
は確実に出ているっておっしゃる楽しい中国の旅のようです。

初級からやり直しの私ですが、フッと覚えられるのかしら?なんて思ったり。でも、
かなり興味深い言語ですから、息長く付き合っていこうとは思っています。
不規則な授業ですが、2ヶ所で各月2回ですから、週1回はあるという勘定に。これ
は最低回数でしょう。できれば毎日でも触れたい外国語ですが、そうもいかないのが
現実です。
ですから、ありがたいことと思って、なんとか近づいていきましょう、です。しかし
子音、四声が難しいことと言ったら、道は険しい!

そして、日曜日になれば、月曜日に向けてスイッチはスペイン語へ切り替え。
何回も文章を読んで、それをテープにとって聞きなさい!ですってミリャム先生が。
「エーッ、自分の声を聞くなんて、勘弁して欲しいわ」
なのに、カザマサンまで、
「そうよ、いかにスペイン語口にするか、練習あるのみよ。繰り返し繰り返し」
って。聞きたくないなんて、何言ってるの?・・・なのよねえ、わかってるわ。
それもなるべく早く読むことって。相手は、私のためにゆっくりなんて話しては
くれない事を知らなきゃいけないのよね。ネイティブの話すスピードにこちらが
慣れる。絶対に必要な事!・・・わかっています・・・・
単3電池を買ってこなきゃ!

「二兎を追う者一兎も得ず」は、正解じゃありません。
相乗効果があるように思える同時挑戦です、経験から。日本語から他言語は文法が
逆、ですが、日本語以外のヨーロッパ言語(中国語も)を幾つも話せる人はいくら
でもいるヨーロッパの人々です。
ポリーチャンのお母様も3ヶ国語を普通に操れるそうですし、弟のジョージクンは
高校生の間にロシア語をお勉強してたくらい、そんな特別な事ではないのです。

中学時代の英語の恩師へ、ラブレターのようなお手紙を書いて出しました。
高校も同じだった友人と、今生の思い出に(オーバーな)何が何でもお会いしたい
って。と言うのも、去年同期会を計画、ご出席のお返事を戴いたのに、先生の急用
で御目文字叶わず、そして、最近、なにやらテレビ出演なさったらしいのに、伝達
不十分で、わからず。さあ、こうなったら万難を排してお目にかかりたいに。
私達の卒業後にお辞めになってしまった先生のご住所を私は存知あげず、同じクラス
メイトのお姉さまが偶然にもご存知で、ありがたくお教えいただきました。
それで、いきなりお電話なんて不躾な事は致しません。封書でご無沙汰のお詫びと、
是非是非お時間を頂戴致したくと、本当に久しぶりに心を込めた文をしたためたの
です。なぜ、そこまで? こんな素敵な女性は、・・・・・いない!
楚々として、穏やかで、生徒にも丁寧な言葉、態度で接して下さって、何より初め
て接する英語の私達に、毎授業にいらっしゃるお姿、お声、発音、どれをとっても
後にも先にも、あんな女性にお目にかかったことはない、それほど魅了された私達。
ご高齢の現在でも、老人ホームや刑務所慰問もなさったり、ボランティアで、今尚
英語をお教えになっていらっしゃるそうで、先生にお会いになられた方は、きっと
どなたも魅了されていらっしゃるはずです。

先生からのご連絡を首を長~~~くしてお待ちしている私達です。
ネ?私って資産家だって思いません?無形の、本物の宝物の所有者なのです。
ええ、先生にも Long time no see ! なのです。 

競争心は

2007-09-21 12:28:55 | Weblog
長女の方、苦手です。なぜ?もの凄い競争意識とそれに当然付随する負けん気。
その空気は人を、圧します。高見から人を見下す無意識の心作用。
ええ、そういう風になってしまった環境に誕生したことには、わずかな同情はあり
ますけれど、可愛気のなさは近寄りたくないほどにね。

昨日、スサーナさんとお食事したの、レッスン後に久しぶりにね。
「最近、妹からもの凄い攻撃を受けてね、ちょっとめげてるのよ」
そういう彼女は長女。妹さんは末っ子。
「すごくわかるわ、妹さんの気持ち。まず、劣等感。お姉ちゃんにはかなわない
 っていう、ぬぐいがたい敗北感をずっと秘めて生きてきた。全てに勝るように
 見えるお姉ちゃんの言動の裏に、純粋さの欠如を感じ取ってる。で、抑えてきた
 感情が何かの拍子に爆発する。何、偉そうに!何年か先に生まれてきただけで冗
 談じゃないわって。私は何もかもお見通しなのよ!ってね」
「そうなの?」
「ええ、多分ね。勝手に落ち込んだり、劣等感を持ったりなんだけど、鬱陶しいのよ
 上の存在が」
「だって・・・」
「そう、長女の気持ちは手に取るようにわかる。でも、身内に対して、もしかしたら
 他人に対してかも知れないけれど、上から見てる言動は端々に出るから、鼻持ちな
 らないのよ。下は冷めた目で見てるから、当人よりよく知ってる。大したことない
 女だって。だけど、平静は、一応上を立てて、波風を起こさないように、我慢する
 のよ。でもね、ある時そこに、いつまでたっても年長者を嵩にきての言動が出たら、
 さあもう、我慢できない!いい加減にしてよ、何様だと思ってるのよ!って爆発よ。
 それは劣等感がさせるのだけど、本人は気がついてない。それに、いつまでもいつ
 までも、この子はって視線を感じるから、嫌~い!どいてよ!になっちゃう。鈍感
 さがたまらなくイヤなのよ。人の心を慮る配慮がない。それも自信過剰って思える
 自信が、謙虚に、年少者の心情を察するなんてことはしない。ごめんなさいね、
 個人のことじゃないのよ、一般論として。でも、本当に長女は怖い。今じゃ、近寄
 らないでよ!よ私は。はなから貴女の事なんか評価してないんだからって。昔々母
 が、私を鼓舞させようって思ったんでしょうねえ、成績に一喜一憂して、挙句、悔
 しいって思わないの?!って、言うんだけど、下らないって、手が飛んでこない距
 離に下がりながら言ったの。お母さん、人と比べるなんて意味ない!って。ガックリ
 きてた母だったわ、初めて口応えした私に。でも、そうなのよ、人と比較なんかし
 ちゃあいけないのよ。全くもって今でもすぐ比較する人をくだらないって心底思っ
 てるわ」

・・・・・考え深げな様子・・・・・

「私は、人の評価なんか全く気にする必要はない。自分が自分をどう見るかが大事で、
 選ぶのは自分!決めるのも自分!自分に忠実に、自分を信じることに集中せよ!って
 言いたいし、それが私の生き方で、他人の評価なんか気にするなんて馬鹿らしくて
 しないわ。勝手に何とでも思えばいいじゃない、私とは無関係よって」

・・・・・・考え込んでいる・・・・・・

「それから、これは重要な事。モノカネは絶対に見せない事。話もしない事。これは
 品性に関わる事だから、あげる事も細心の注意を払って、それが、相手の自尊心を
 傷つけることがあるということをしっかり心に刻んでね。こんな裕福な時代になっ
 て、それなのにモノを欲しがる、ご馳走されたいなんて、品性卑しい人ばっかりっ
 て世の中だけど、そんな人はカット! ご馳走したい、何か上げたいって心から思
 うなら、いかに気持ちを表すか考えるでしょう?それは心がこもるわね。
 私はいらない!って女だから、強いわよ。う~ん、モノはいらない!お金?くれる
 人はいないけれど、強いて言えば、億以上。それ以下だったら要らない。日々の生
 活するくらいのお金は持ってるし、お食事代くらい払えるわ、でしょう?それを
 ご馳走してっだなんて、恥ずかしくて、品性卑しい人とは付き合わない。そして心
 を裸に出来ない人も縁亡き衆生よ。兄弟姉妹がなんぼのもの?じゃない?妹が、
 お姉ちゃんが、なんて下らないでしょ? 
 すべては劣等感をいかに克服するか?です、 お互いにね。甘えられないって?
 それは優劣をつけたいって欲求の表れ。負けたくないって、勝気のなせる心。
 そんなのとっととやめちゃいなさい!上には上がいるのだから。下らな過ぎよ。
 可愛い人間になりなさいね」

一回り大きい私の忠告です。
悩んで、悩んで、まもなくババになろうかという女が落ち込んでいたシスター・コン
プレックス。やっと抜け出た今は、いつでも力になってあげたいって、心から思うの
です。でも、嫌いだなぁ、長女は。・・・怖~い・・・・・・

4年目に入りました

2007-09-19 20:50:02 | Weblog
’04から丸々3年、どうでもいいことを書き連ねて。
くも膜下出血で倒れたのが、20世紀も最後の年の秋。早いものであれから7年の
歳月が通り過ぎていきました。左足の麻痺(今でも足の指はシビレビンスキー)、
両手の激痛、そして今、な~んにも問題ありません。
今日、前に住んでいた辺りをふらふらとクリタサンのお宅探しをしてて、見つからず、
それで、トモコサンのお家へ久しぶりに。
ええご夫婦ともご在宅。
「あら~久しぶり、上がって」
お言葉に甘えて、ちょっとお邪魔しました。
「ところで、変わりなくお元気?」
「それが、聞いてよ。坐骨神経痛で、辛い日々なのよ」
ってトモコサン。
「私も19の時、孕むか死ぬかって言われるかなりきつい厄の時、そりゃあ口では
言えないほどの痛さと闘ったわ。毎日脊椎に痛み止めの注射を打って。でもある時
失神しちゃったのよ、気持ち悪さと共にね」
「それでどうしたの?」
「立っていられないほどの痛さ。お台所の担当だった私は、右足を椅子に乗せて
調理したり。でも、なぜだかその時に、自分で治す、それを先生に言っちゃって。
呆れてらした先生よ。でも、そう決意したの。絶対に自分で治すってね」
「どうやって?」
「痛みがくるじゃない?そうしたら、これはウソなんだって自分に言ってね、痛く
ない、痛くない、痛くないってそればっかりを言い続けて。ハイ、治しちゃった」
・・・・・ウソって顔でトモコサンは。
「だって、自分を信じないで他者を信じるなんて、すっごい冒涜じゃない自分に」
・・・・・?・・・・・・
「具合が悪いからって、なんでそれを人に言うの?人を不愉快にする権利なんかな
いのよ。同情してって?それは とんでもないことよ。不愉快のおすそ分けなんか
するものじゃないって思うけど、どうお?」
「そうかあ」
「でしょ?」
「そう、だからあの台風の時に八ヶ岳へ車を出したのよ」
「それは、しちゃいけないんじゃない?人に迷惑をかけるかもしれないことを」

聡明なトモコサンのはずなのに、背の君を巻き込んで、痛い痛いでも好きなことは
する、その時は痛みを忘れてるって。
「でしょう?だから身体の不都合、不具合なんてどうにでもなるのよ、自分を
とことん信じれば、そんなものは消えちゃう。死線を越えそうになった私の言葉よ。
自分を信じてね。でも、1%でも懐疑があったら、身体は勝手におし!になるからね」

膨大な蔵書は、お庭に図書室を作っても収まりきらない量よ。
「すご~い!辞書がこんなにあるなんて。ねえ、電子辞書なんて目じゃないわよね」
って、ご主人へ。ほとんどが彼の本。
「そうだよねえ、例えば、何かの言葉を捜したとする。そこにはオッって思う例文
なんかあったりしてね」
「ねえ~。何がペーパーレスよね。なんたって紙の辞書!でしょう。字源で自分の
名前の由来を調べたり。辞書ってかなり遊べるわよね?」
トモコサンが最近の女流作家、直木賞受賞本を見せてくれるけれど、そそられない。
「最近、又じっくり古典でも読もうかなって思ってる私だから、最近の若い作家の
作品には食指は動かないのよ。流行には鈍感でありたい女だからね、何事にも」

今日は、彼女の所属するアマ・オーケストラの演奏会日。もちろん彼女もバイオリ
ンで参加。背の君も客席で彼女の演奏をお聞きにですって。夫唱婦随で婦唱夫随の
仲の良いご夫婦です。

いつも熱気に当てられるお二人の行動です。それは国内に留まらないのですから。
英語に堪能な方々ですから、世界中二人で動いています。あ~~ちょっと疲れた
トモコサンの熱気ムンムンのお話し振りに。長居は無用で、早々にお暇して、お夕
飯のしたくです。今夜は、昨日から煮ていた油揚げで、お稲荷さん。そして、のり
巻も作りました。ごく普通のお夕飯です。


追加

2007-09-18 22:56:40 | Weblog
Nimen hao ma ?みなさんお元気ですか?
今月はじめての「中国話課」中国語レッスン。宿題も辞書を見ながら単語を集め、
ーーま、いいんじゃないーーーー。フッと、そうだわ、彼に聞いてみよう!
彼?はい 私の義兄は日本生まれの中国人二世。携帯を交換して、義兄のナンバー
が消滅して、最近中国へ遊びに行って、これまたかの地で携帯電話をなくしたって
いう彼の話でね。
「もう、携帯手に入れたんでしょう?新しい番号を教えて!」
って、パソコンからメール。折り返し、電話があって、
「機種は新しくしたけど、番号はそのままだよ」
「ちゃんと又中国語を習い出して、宿題が出ててね、それで電話したの。聞いて」
「そう、そうやって言う事が大事なんだよ、日本人はそれがなかなかできない」
「日本人は笑われるんじゃないか、間違ってたらどうしようか?そればっかりだか
 らねぇ、上達は、その前の段階で尻込みだから進めない。でも私は違うわよ!笑
 わば笑え!だから。それで、どう?」
「ウン、どうにかわかるよ」
「時間がないから、またね。行って来ます!謝謝 再見」

 NHKテレビ「とっさの中国語」で仕入れたフレーズを言う!心に決めて向かうは
昨日と同じ地区センター。同じお教室。
「アラッ、こんにちは。今日は?」
って、受付の女性。
「今日は、ニーハオよ」
冷たい飲み物を買って、お教室へ。まもなくみなさんも先生もいらして。
「これはほんの私の気持ちです」
って、ええ言ったわよ、覚えたてのフレーズを。飲み物を差し出しながら。
「好・・・hao。わかるわよ。謝謝でも不謝・・・いらない」
ヤッター!これでこの言い方は忘れない。かな? 多分。ハハハハハハ・・・・・。

前(去年)に習ったレッスン内容だけど、忘れている。おさらいよ。
今日も全く同じ個所でみんな言えない、間違う、訂正される。
唯一の男性70何才かの方。途中で質問されて、これはいいのよ、わからないまま
よりは、ずっといい!でも、その後がさあ大変。何が何やらチンプンカンプンにな
ってきて、この方、毎回難しいことを仰せになられるから、ついて行けない授業に
なってしまうのよ。でも、そこは先生
「みんな、大丈夫。何回も何回も繰り返すから、心配要らない」
ホーーーーーーーーーーッ。
「でも、今日のこれは暗記して下さい!」

宿題を見てくださって、
「これは、逆!点数つけるとしたら0点!」
「わかりました。次回にはちゃんとした文章にして来ます」
こんなことではめげないわよ。間違ったら直す!とってもシンプルなお話よ。
なんともシックリこない、原因、理由、訳そして結果という決まった公式が今一
わかってない私の頭みたいだけど、逆よって言われれば、もう一回考え直すしか
ないって事。義兄は
「Because と So に当たる表現だよ」
って言ってたけど、なのに、納得出来てない。困ったものよ・・・・・・


では、また来週。
帰り際、
「土曜日がフリーになったので前のクラスへ戻れるかしら?」
「おいでよ、人数も少なくなっちゃったし、知ってる人達だからいいでしょう。
 大丈夫、ついてこられるよ。次の土曜日と来週の土曜日よ」
外国語を学ぶのに、回数が多いに越した事はないのよ。月2回じゃ少ないもの。
出来れば毎日でも。それがベストって思うけれど、そうもいかないので、せめて
毎週1回は触れていたい。すんなりどうぞって言われて嬉しいわね。
出来の悪い脳は、刺激を与え続けないと、す~ぐlazy brainになるから、せっせと
自分に投資するのよ。配当は?ウ~~ン、あるかないか、程度だけど、その内(と
お化けは出たためしはないけれど)、ウヲッホッホッホッホホになるかも知れない
じゃない。でも、それは「継続は力なり」を実践しなきゃ手には出来ないものでは
あるわ。聖書に(いきなり)「成功に至る門は狭い、滅びに至る門は広い」って、
そう、なんでも簡単にはいかないし、簡単に手に入るものなんか価値はない!
そして、いつもの「便利?簡単?それがどうしたって?」
の、女です。電子辞書?嫌い。やっぱり紙のそれがいい!例文の多さでは電子辞書
はかなわないって。それにあの無機質さが嫌い。私には無用の長物。

ポリーチャンがめでたく出版社でのお仕事が決まって来週からお勤め。しかも和食
大好き彼女の仕事は日本のそれをイギリス人へ紹介記事を書く事ですって。
よかったわね~。
でも、日本滞在をベースにした小説を帰国後から書き続けて、それがまだ終わって
なくて、少し彼女は焦り気味だそう。なんせ、哲学を専攻した女の子は、良く思索
する子で、疲れるみたいよ。眠れなくなることが多いみたいで、
「そんなことではレイコサン、私って子どもみたい?」
いいえ、それが人生です。
割り切れないものや、理不尽な事や、様々な望まない事態や状況やらが押し寄せて
来る。そんな何やかやが詰まっているのが人生なのですから。
よく言うじゃありませんか。ドン詰まった時、四面楚歌、って感じる時、
    
 セ・ラ・ヴィ って。 そう エス・ラ・ビーダ、それが人生よってね。

あのメガネをすぐ使いなさいって、送信よ。眠れない!には絶大な力のある「ダイ
エットメガネ」です。「ジェットラグ」にもね。
小学生の子みたいに、月・火・木・土曜日、塾通いみたいな状況に。

「上海ベイビー」読破。なぜ、発禁処分になったかは疑問。今の日本の子ども達の
読む(見る)漫画本に比べれば、問題は薄い。
次は「ピエドラ川のほとりで泣いた」「ベロニカは死ぬ事にした」などの著者パウロ
・コエーリョの「悪魔とプリン嬢」が次のお布団の中で読む本に。
出来るだけ多くの、ジャンルは狭めない主義だから、ウチの宇宙人のお部屋にあった
それを借りてきたの。もちろん断ったわ。「うん、わかった」って。

いつの日か、翻訳されたものじゃなく、自分で原書のまま読めたらどんなに楽しい
でしょう。井上一夫訳「87分署」シリーズは導入部分が素晴らしく、全巻読んだわ
ね。他の訳ももちろんあったけれど、なぜか私には井上氏の訳が素晴らしく感じられ
たのね。いつか、私も読みたいそのままでって。

それで?アルプスとエベレスト、マッキンレーを足したような峻厳さで、全く近寄れ
ない現実で、せっせと名訳になった翻訳本を貪っています。
お招きを受けたレッスン参加を、思い切り楽しんで、恥をかきましょう。非常謝謝。

刺激的な遊び!?

2007-09-17 23:06:35 | Weblog
一向に涼しくなりたがらない陽気ですわねぇ。デ-ンと夏の高気圧が太平洋に居座って、
関東以西は、間抜けな残暑って、それが大きな顔をして強いのですから、始末が
悪うございます、はい。

さあて、いよいよ9月後半に入りました。忙しい日々の始まりです、ククク・・。
で、それとは無関係な事なのですけれど、昔々の大昔、声楽をお勉強してたなんて、
それは何かの間違いでしょう?って言うほど声は出ない、音程は狂うなんて。
コーリューブンゲンとかなんとか、そう、アカペラ発声法まで・・・・・
あれはウソ?夢?どうして? が今のあたくし。

関東地方は12ch.でよくやる昔の歌、音楽番組で歌われる曲は、99%は歌えますわ。
習っていたその頃、決して地声で歌ってはいけませんでしたから、そのことを思い出
しましたあたくしは、地声で歌おうとしなければ、どうにかはずしにくくはなる音程
ですが悲しい現実です。

で、またまたまた、なればこそ・・・・あることを考えついて・・・できっこないっ
て言われそうなことを。
 ホラッ、遊びは見つけるものって言いましたでしょう?人生を面白くするかどう
かは自分って。いつも家内をやっておりますあたくしは、お家の中でする事が好き
な女でございますから、ふ~らふら出歩かないで大体が字を追いかけております。
そんな女が考え付いて、いいんじゃない!なんて、密かに思ったのでございますの、
あることを。ええ、お遊びでございますことよ。

"Buenos dias! Como esta?"は月・木曜日。
"Ni hao!"は、今は月2回。明日はその日。
先週は地区センターの定休日で、久しぶりにお会いしたクリタサン、カザマサン
そしてミリャム先生。
「なんですって?」「どういう意味?」で、相変わらずカザマサンの助け舟がまだ
まだ必要で、彼女を煩わせております、そんなあたくし。
ボランティア通訳のカザマサンは、病院付き添いという神経を遣うお手伝いに、
所属する国際交流会主催の講義を受けられて、医務関係の通訳のお勉強の日々だそうで、
もちろん、それとは別にお手伝いで、あちらへ、こちらへ、入管へって。
スキルアップを目指しておいでのカザマサンで、その意欲に脱帽!けれども彼女は
彼女でございます。

中国語は宿題が出ておりましたので、日本語には存在しない、今の中国語(漢字)を
辞書で探しながら、ええ、例題を作りましたわ。
そして、それをスペイン語に直して、それから英語にって、遊びは続きますのよ。
そうこうしていましたら、ふっとーーーーーこれは?---と言う事に、突き当た
りましたのよ。
大好きな日本の歌を訳詞なんてどう?スペイン語と中国語に。
ネ?あなた、とんでもないことを思いつくあたくしでございましょう?
でも、これって、とっても刺激的&ユニークなことと思われませんこと?
そこへ通りかかったお台所へ行くウチの宇宙人へ、その旨を言いましたの。
「訳して、それでCD作るのなんかどう?」
「俺はスペイン語なんて知らないよ」
「それは私がやって、あなたが歌うの、どういいアイデアでしょう?」
呆れて、コーヒーを片手に2階の自室へ消えてしまいましたわ。恐らく、
ーーーーーな~に考えつくやらーーーって。宜しいのです、彼がどう思うかなんて。
こんな遊びを思いついたあたくしを面白がっているのでございますから。

日本語なればこその詩。各言語のバックボーンが醸し出す叙情。それを変換するって、
かなり、しかも外人(私)が訳すのは、無理がございますし、微妙なズレをどう補う
か、なんて、ホ ホ ホ ホホホ・・・・・心底おめでたく出来ているあたくしの脳
ミソのようでございます。

何かをするのに、目的・目標がありましたら、励みになりますでしょう?
もう、いい加減、至近距離に目標を置いた方がって、思いついたのでございますの。
「そのうちとお化けは出たためしはない!」です、本当に。
旅行のためなどでは決してございませんスペイン語も中国語も。行くとも行かないと
もわからない、そんなあやふやな動機は、はなから存在しておりませんわ。世界がぐ
ーんと広がる、原書を読みたい。これが動機でした。
で、もたもたしている自分に、何やってるの!って、喝を入れたくなりまして、そして
それが面白ければ、・・・こんないいことは、ございませ~~~~ん!って。
ええ、辞書と参考書と、選曲に・・・・ククク・・・楽しみって、その辺に転がって
いるもの、ネ、そうでございましょう?
「用事は忙しい人に頼みなさい!」しかり名言。毎日が日曜日のあたくし。かつて、
母がよく言ってたものでございます。
「お尻に火がついてる、ライオンが追いかけてきた!って思いなさい」
って。そして、つくづく、しみじみ こう追加したものです。
「ああ、神様はあなたには何も用事は頼まれなかったのだわ。こんな怠け者にはって」
ええ、そのとおりですの。で、少し忙しそうにしてもいいかしら?なんてね、あなた。
ええ、フリでございます。決して忙しそうには見えないやり方でね。それが大人って
もので、ああた、眉間にシワなんぞ刻んでしまうようなら、・・いたしませんことよ。

日記?

2007-09-14 16:32:58 | Weblog
と化したこの頁、page, pagina(パヒナ) みたいね。
ま、それもいいじゃござんせん? 問題は何もありゃあしやせん。
There is not problem.
No hay problema、
没有問題。
でね、ちょっと遊んでみましょうか、言葉でねって。
「吉原手引草」(137回直木賞受賞作品)吉原が舞台でありんすわいなあ。
”葛城”とういう花魁(おいらん)が主役らしいんでありんすが、あちきはまだ
はなからちょいとってところで、お楽しみはこれからでありんすよ。
ウチの娘に「吉原」「花柳界」って言葉を知ってるか尋ねれば、
しっかり首は横振り。・・・ああた、事ほど左様に時代は超特急で過ぎ去ってるって。
「売春は?」・・・こっくりと首は下へ。
「有名な花魁は宮本武蔵に出てくる吉野太夫。琵琶の弦を弾き切って、武蔵にあなた
の気持ちは今の弦と同じ余裕がないって言うくだり」
ああ、若いおなごと話す気苦労をここで味わうわちきでありんす。ツーといえばカー
にならないもどかしさ。
「あのね、デンマークだったかオランダだったか、ネームプレートを首からぶら下げ
 て遊んでかない?」
「ハハハハハ、本当に?」
「ええ、昔は飾り窓の女って、有名だった所もね。吉原ってそういう場所、出入り口
 は一つ。大人が男の子を男にさせに連れてった所でもあったらしい」

何もあちきが今更色町の話をするこたあない、実際は知らない文字文学の世界からの
借り物知識でしかないお粗末さでありんすよ。
実際は有名無実化の法律の施行されてるこの国、男と女が居る限りなくならない最古
の職業よ。
20年も前の沖縄には、赤線?青線?そんな一角へタクシーの運転手が案内してくれた
けど、いまだに合点が行かない運転手の頭。だって、その時のあちき達といったら、
女子衆(おなごし)5人。なんで、女をそげな場所へ連れ出すとかね?
わからんとねぇ、脳みその出来具合っちゃが。
それな、とうの昔に返還されてた琉球よ。日本の法律が効かんかったとね。
・・・あちきはしりゃあせんが・・・・
I don't know it.
No se.
我不知道。

武蔵に吉野太夫が語りかけるシーンは、絵が浮かぶくらい。
太夫(花魁)ともなれば、ああた、そんじょそこらのおなごが束になっても叶わない
知識・芸事・作法で、男がいくら銭金積もうと、一見(げん)から独り占めなんか
できるってぁなもんじゃない。
昔、どっかのお偉いさんが、これでどう?って、指3本立てて、上座を追われたって
話があったけど、バカな男にゃバカな女が相場ってねああた。下の下の女よ。

3週間も車に乗らなかったあちきは、久しぶりにハンドルを操って、かのお教室へ、
紅毛人の言葉のお勉強に行って、初めて全員のご尊顔を拝して、何と10人の大年増
軍団じゃあありんせんか。いやあ参った参った向学心・向上心。一刻が瞬く間に過ぎ
て、長文披露にはならない時間の割り振り。熱気ムンムンは、ああた、女子(おなご)
のやる気はバカにおしでないよ!各々の目の色は尋常ならざるものになって。 ン?
色が変わった?バカお言いでないよ、何色の目でも瞳はみんな同じ黒!で、目の色は
そのまんま。ああそのまんまなんとかは、・・・知~らないって、元芸能人の事なん
かね。嫌いだから芸能人話は、あちきはね。ああくだらない!

そして、師匠を車へお乗せして、向かうは、メリケン波止場ならぬ、厚木飛行場そば
の師匠のお宅。
"Muchas gracias por todo,hasta la proxima semana,que descansa bien."
「どうもありがとうございました色々と、では来週土曜日まで、おやすみなさい」って。

次は、ああた、別口紅毛人言語教室が月曜日にありんす。こちらも容赦ない進め方で、
このあちきもオタオタ。
「何ですって?」
って、カザマサンへ聞くっちゃない、普通の速度の会話に、ウッ!
それでもそれが面白いあちきにとっての時間でありんす。
いっつも 人と違う事がしたいあちき。
だから、世間のお人の考えは・・・嫌でありんすよ。みんなと一緒ってあれ。
だから、近づかない、逃げる逃げる一目散。

ああ~~~~!って、のびをして、葛城事件のお話でもってね。
本屋から「ローマ人の物語がとどきました」って、電話が入って、全巻いっぺんには
買わない、楽しみはチョコチョコとでありんして、やっと半分に。
あの作者はカッコいい。背筋がのびている、それは脳みそがきちんと働いてるって
ことじゃありんせん?
さあて、長いことお茶挽いて、そろそろあちきの持分の夕方の仕事でも始めると
しやすか、何?お夕飯の支度!   おつきあい ありがとうございました。