寒くなると(今年はまだそれほどでもないけれど)、手作り衝動が強くなります。
キムチはもう仕込んだので、次は豚肉の塊をベーコンやハムに加工する準備にかかろうかしらって。そして、
椅子の生活って、セントラルヒーティングではない戸建て家屋の個別暖房においては、かなり腰周り、特に背中から腰に掛けてスースーするのよね。
マタギのように、腰当てが欲しいって。綿入れを作ろうかしらなんても考えてるわ。
都会的、便利、簡単生活に、もう、これ以上はいいわって女よ、あたくしは。
みなとみらい」の機能的空間に、疲れ果てて帰ってきたほど。
都会にはな~んにも憧れはないわ。
都会はお金が支配する空間よ。
今、ブータン国王夫妻が来日。
珍しいスローガン「国民総幸福度」を掲げて、かなり具体的な項目。
英語のスピーチから、高度な教育を受けておいでの国王。
当然西欧諸国、先進国のありようもご存知でしょう。
そこに、この幸福度を優先させるって、
アメリカをはじめとする、経済重視の先進国(我が国も)のゆがみを見るようね。
3月の大地震で、ブータンの国民には想像外、法外なって金額の支援をすばやく日本へ。
メディアに洗脳されている、品位、品性なんて言葉を捨てて、儲け話と下半身ネタに目の色を変える、この異常な世界は、経済を優先させた諸国に共通ね。
何でもありのアメリカに追随。自由は、厳しい自己統制の精神を持っている人にのみ与えられるものと思うあたくしよ。
ブータンの国民は、国民の幸福度を大事に掲げる国王を戴いて、シアワセね。
って、言うと、必ずケチをつける、幸福じゃな人々が現れるわ。重箱の隅をほじくる輩がね。
カウンセリングが必要な。
手をよく使う人は、そうでない人より充実した人生を送るって、どこかで聞いたわね。
どんなに高価なものを持っていようと、お金にモノを言わす自由を得ようと、な~んにも羨ましくないあたくしよ。自分で作る以上のものなんてありはしないって、揺らがない信念。
10項目近くの幸福モノサシ。人としての生き方、コミュニティの自分のありかたが、そこには具体的に示されているわ。世界をリードしてると思い込んでいる経済奴隷たちがすっかり失ってしまった、操られて手放してしまった結果の世界にはない、かつては私達も持っていたものが彼の国にはまだある。少しうらやましいわね。
この冬も、家内をやって、せいぜい自分の手を動かしましょう。
そう、そう、国王の眼差しは力があったわね。自信がみなぎってるって感じたのは、あたくしだけだったかしら?