ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

高血圧がやってきた

2012-10-13 15:35:49 | Weblog

低血圧でず~っと来たあたくし。でも、それなりに年を重ねれば高血圧の恐れはあるわね。
でも、先のくも膜下、脳内出血の時でも、それはなかったわ。ストレスが原因(って)。

何日か前、和室にいる連れ合いにラーメンを運んでいた時、かって味わった事のないいや~な感覚がするの。眩暈のような、不快な感覚。
その後、1~2時間いつものようにリビングの椅子に座ってても、その嫌な感覚がぬぐえない。
そうだ、血圧かも知れないって、突然思ったのよ。低血圧しか浮かばない。
もう、かれこれ10年以上見たことのないそれを出そうと、和室のその引出しの中をゴソゴソ。
「ああ、もうダメ」
グズグズグズと倒れこんでしまったの。
痛くも吐き気もなく、ただ横になってたいだけ。
すぐそばにいた連れ合いは、動く気配もない。
何なのかしら?ボーッとそれを考えてたわ。何なのこれは?自分の身に起きたその状況を。

2~3分も過ぎた(かな)頃、動かないあたくしにちょっとトントン。
「なおって寝るか?」
「ううん、動きたくない。そこから血圧計を出して」
ウチにそんなものがあることを知らない連れ合いがゴソゴソ。横になったままに操作。無反応。
「電池が切れてるわ」
交換してくれて、横になったまま計ってみれば、188-161-66。
これは、紛れもない高血圧。
ソロソロ起き上がって、もう一度。大して下がらない。
連れ合いの反応は大正解。決して動かしてはいけない症状だったの。誰かがそばで倒れたら、頭を高くして安静。気絶してたら救急車です。これは脳溢血なのですから。参考にしてね。

そこから、あたくしの高血圧対策が始まったわ。
瞬間、「お医者さんへ行った方がいい?」「もう少し様子を見よう」
そうだったわ、あたくしは自分と約束したんだったって。
病院へは行かないって。あの手術後にね。12年前の約束。
そこで、活躍はインターネット。検索事項は「高血圧」
そして、「3日で血圧を下げる」食事で直せる高血圧ってサイトに出会って、これを試してみようって思って早速申し込みよ。DVD1枚とA4サイズの解説書。フムフムなるほど。戦後の欧米化された食生活が起こるべくして起こした結果ってこと。牛乳を始めとした乳製品がどれほど害があるか。
「乳がんと牛乳」400万部著書に、そのことが詳しく書かれてる。

今、世界で和食が評価されているって、身体に優しいお料理ですものね。
さて、この食事法には食べてはいけない食品が列挙されてるわ。
「エーッ、何を食べたらいいの?」
学者が、企業が、栄養士が薦める食材は禁忌、禁忌よ~!
鶏肉も、その他の獣肉もダメ。白砂糖・菓子・清涼飲料・加工食品・多量の果物等など。
これはもう、かつての和食に戻りなさいって事よ。それに白物は×。これは以前から言われてる事でもあるわね。白砂糖・白米・製粉。

それに、杉に囲まれて生きてきた日本人。複合汚染ではあるけれど、花粉症やらアレルギーなんてなかった、糖尿病も。欧米化されて、作り手の見えない添加物が入った餌を食べるようになってから、狩猟民族と同じ食物を食べるようになってから、確かに。

軽い断食をします。
夕食抜きは何回も経験してきてるから、なんでもないけど、朝食抜きから始まるの。
3日間朝食抜き、4日目朝晩抜き、5日目固形物はない断食。抜いてるそこには水を2杯以上。すまし汁、とろろ昆布汁、青汁、果汁かOK。食事が出来ても禁忌食材はタブー。
何よりも、主食を玄米にする。これはビタミンC以外はほとんど入ってる高栄養ね。
まずいって先入観で、ちょっと腰が引けたけれど、最近全粒粉のパンを食べて、悪くないって思ってたので、そうよね~、大事なところを捨ててちゃいけないわね、って。
近くの酒屋さんで、「ミルキーなんとかってお米(玄米)を買って、指示どおりに作ってみたら、・・・美味しい!もう、白米なんか要らない。味があるの、味が!
肉も卵も乳製品もないけれど、美味しく頂いてます。減塩しろなんてないけれど、極力薄味にはしてるわ。う~~ん、もう一味!でやめて。
何食べようか?から解放されるって快感よ。
まあ、バンやむをえないお付き合いはするわ。リセット方法を手に入れたのですからいつでも自己コントロールよ。

確かに、指定どおりの食事3日目で、同じ時間に計る血圧は 137-86-74。
下がった、看板にいつわりなし! そして、明日・明後日を越えたら、褒めましょう自分を。

やはり母!

2012-10-07 06:02:28 | Weblog

タイムリーな話は避けるのだけど、この衝撃的な事件を無視はできないわ。
90才の母親を殺めた娘60代。積年の恨みの爆発と。

絶えず他者と比較して、叱る怒る決して心から褒めない。そんな親は覚悟が必要かもって思うおぞましい、しかし、起きるべくして起きた事件。

肉体の健康のための処方箋は山ほどある現在。衰えていく事が罪のように、アンチエイジング肉体の衰弱を、そこにある病を許さない歪んだ精神、まさにそれ弊害。
世界一の長寿国といっても、寝たきりの老人をも員数になんておかしい。何かが狂ってる。

今まで食してきた他者の命が、こちらの命を生かす。膨大な量の命の上に生きる私達。
生物の頂点に君臨する、他の命は支配できる。それがキリスト教の精神。
世界の民族がそれまで持ってきた共通する宗教観は感謝、畏怖。八百万の神々に捧げる祈り。
キリスト教が、イスラム教が、およそ一神教が犯す重大な罪。他者を認めない邪教と。

「お母さんが」「ママが」正しい!・・・・・の?一神教と同じ。

自分の未来の姿が子ども。
その自分を、容赦ない言葉の剣でズタズタにして、肉体を痛めつけ、今居る自分の都合と欲望に従わせようとする。そう仕向けてきた自分に気付かず。
子どもに、生きていけなくなる日が遠からずやって来る。自分が自分を嫌う。親は自分の過去。過去がおぞましい、過去がいるから自分が苦しむ。そして究極の選択殺すか自殺するか。
もう一つの道がある、逃げる。けれども追い詰められた子は二者択一をジリッジリッと迫られると思い込む。そして、逃げる術を持たない、追い詰められて遂にけりをつけるその日。

親(母)に人格と能力を否定、或いは勝手な思い込みで断定されると、人は生きられない。
存在する、五感で知る他の命で肉体の命をあがなわれるように、・・・・・何で、この精神をあがなえばいいの? 心の栄養をくれない親。飢餓状態が続く。
無力な、非力な子どもは、親に従うしか生きられないことを身体で知ってるので、冷たい、歪んだ言葉に、イヤイヤながらも従うのは生物としての本能。

投げつけられた言葉と、自分がそれに対して吐いた心の中の言葉、或いは吐出した形容詞、名詞、そして動詞。それらは脳に印刷されます。それが無意識。無意識層へ積み重ねられたそれらは、いつの日か、白日の下へ出て行こうとします。具現化です。脳は、それのジャッジはしません。ただ持ち主が思った言葉を、ひたすら具現化しようとするだけです。

親もず~っと飢餓状態で生きてきたかも知れない。
ジャッジはしないその脳みそが、瞬間瞬間で溜め込んできたものを放出する。無意識に言う、するそれらは、無意識がさせているのです。過去に取り入れた食物がその肉体を作ってきたように、正邪取り混ぜて取り込んできた言葉がその人の「人格」を作り上げてくる事実。
その中で、判断はしない無意識が、邪悪な言葉を態度を、一番弱く、そしてかけがえのない対象にぶつける、自分がされたように。それはまた、伴侶と決めたその人にも向けられる。「この人と、「この人を、決めた時、恐らく今よりずっと純粋だったはず。共同生活のそこここへ見られるお互いの違い。それはストレスになり、激しく、いやみったらしくそれをなじる、攻撃する。そして、自分が心地良い環境を与えてくれない相手を見るのもイヤ、になって行く。違うのは当たり前なのに。従わせようとするそこには愛のかけらもない。いつも欲しがる、くれないと愚痴る。自分を汚す一方の自分自身。気付かない情けなさ。

取り込んだ、或いは自分が発した言葉を秤にかけて、善き言葉が悪しき言葉より重いならば、紆余曲折があっても、どうにか、まあまあの、人に害を及ぼさない程度の人生を送れるでしょう。希望の言葉が多く強ければ、その言葉が具現化に導くかも知れません、否、きっと実現するでしょう。思わない事は実現しないのですから。
何がどうあれ、心に取り込んだ言葉と、それを肯定否定するのは自分自身。針の先ほども他者は他者の心にあるそれをどうすることもできません。解決するのはいつでも自分って事を忘れないでね。