ちょっと駅そば(立ち食いそばじゃない)のコンビニに用事があって、駅までブラブラ。
その用も済んで、久しぶりに「Mac.」で本なんざ読もうと、ね。
お昼時になったら、チビさん連れの親子で超満員。その賑やかな事といったら、
「読書?」いいえ、「どうしょう」 よ。 ハイハイハイハイ・・・しっつれい!
家路へ。1時半頃だったかしら、あ~~、こりゃあ融(溶)けるわ ってな暑さが、天
上からアスファルトから。 暑さのサンドウィッチ。
もしかしたら「チビクロサンボ」・・・表現が差別!だなんて言う?そんな薄っぺらく、
スカスカ脳味噌じゃあないわよね。・・・それで、その虎みたいにバターにならないと
も限らないから、ケイコサンに携帯で、実況報告をしたわ。 あの話は、何頭もの虎が
まわって、なんだけどね。
「融(溶)けそうよう」ってね。
でも、あの虎のようにバターになって、パンケーキにつけて食べる、にはならないわね。
どう考えても、不味そうですもの。
日陰 日陰を選んで、どうにか無事に まずいバターにもならずに帰宅。
今年の夏は、屋内でも「熱中症」にかかる、ですって。 確かに、今年の私の摂取水分
量と言ったら、半端じゃあないわ。比例して梅干もどんどんなくなってる。
子どもの頃も、誰に言われたわけじゃないのに、夏は、暑いときは、お塩をよく舐めて
たものよ。放牧の馬や牛みたい。 体が要求するのよね。甘いものはいらな~い!
本当に私って、人間って言うより動物~! そんな感じがするでしょう?でもそんな自
分が 満更じゃない って、変な女。
日々のお買い物は、セニョール・ダン(今後この名前で)そう、まさに昔の名前で出て
います、の私の夫。 そのセニョール・ダン が、結構気に入ってるみたいな、日々の
お買い物。だから、お任せなんだけど。
♪ ひろし~まに いた時にゃぁ、タカシ~って、呼ばれてた~~~、
東京~じゃぁ、その名はダンチャ~~ン~~~ ・・・・・ ♪
時々は私も、そうだ、アレを買おう!って、それでもって、フッと浮かんだ2種類の瓜。
キウリとニガウリ。
彼が借りている畑の夏野菜は、終わりだから、いまいましく、にがにがしく 思っても、
買うっきゃない。 かっての薩摩おごじょはニガゴイ(ニガウリあるいはゴーヤ)大っ
嫌い。 けれど、なぜだかきょうは挑戦したくなって、生涯2度目のニガウリ料理よ。
縦切りにしたら、中の綿みたいなところを、種と共にしっかりこそげ取る。今回のお料
理にはアーモンドを入れるのがミソ。そう、味付けベースは味噌、テンメンジャンやト
ウバンジャンを入れると大陸風料理に。キウリは、縦半分に切って、ぎざぎざ(♪ハー
トの・・・じゃない!)先っぽのスプーンで種をザーッとこそぎ落としてから、斜め薄
切り。その後は? お好きにどうぞ。 だけど、ニガウリは、いつまでもいつまでも、
ザーザ、ザーザ炒めない事が秘訣だからね。炒め物は、強火でサッ!
さあて、帰ろうかなって、思ったところへ
「レイコサン? アッやっぱりねえ」
ラムさん。
ふくよかなその方が、ほっそり、否 げっそり。
1年ぶりくらいの久しぶり。ぶりぶりよ。
年令と反比例して、ドンドン食料摂取を控えなきゃ、・・・ドッドーン、生活習慣病の
病(やまい)持ちに。へへへ、ま~だ関係ねえや、って思った諸兄、これがあっという
間にシニアになるのよ~~。 まあ、私も若かりし頃は、年寄りなんて、異星人くらい
の存在だったからね。ま、ラムさんの話。彼女も話の種にはなる病気の一つはお持ちな
んだけど、それにしても見事なダイエット。 エッ 病気のため? そこのところは、
深く追求しなかったわ。お見受けする限りでは、お元気そうだったから。
ラムさんの背の君は、数年前に重症ガンを克服。
入院中のお部屋には、芸能人ばりのお見舞いのお花で、看護士さんはじめ、多くの女性
たちが、入れ替わり立ち代りでお部屋に入ってくるんですって。
いろんな女性達が、ひっきりなしだから。
背の君は、とうとう言っちゃったのよ。
「そんなに僕に会たい?」
「いいえぇ、このお花を見に来たのよ」
ですって、誰もが。一人くらい
「ピンポ~~ン!」
って言ったっていいじゃないねぇ? 心中の戦いを察して。正直がいいとばかりは言え
ないのよ。でも、その彼は、そのお花の中にお線香なんかくゆらして、
「手間がかかんなくていいだろう?」
って、ラムさんに。 剛胆なお人ね。
ガンの病巣ごと、大きくえぐり取った箇所に、体中から皮膚移植。
まあ、並の男だったら、このへんで、ダウンしてるわね。
けれどもその後、仕事も週2~3回は再開。 その精神力の強さに脱帽!
おウチにいらっしゃるときの背の君は、ラムさんとすれ違う時は、
「う~~ん、そそられるねえ」
そして、極めつけが
「う~~ん、いいケツしてるねえ」
色んな動物を飼っていらしたラムさんち。今や、お子達も独立して、大きなお宅に
ご夫婦と猫。背の君が可愛がる猫ちゃんだけど、ラムさんが、横になるとす~ぐ彼女の
上に乗って、ノドをゴロゴロ。 そのときの背の君の台詞
「誰が、俺より先に乗っていい!って言った?」
ラムさんのお料理の腕のいいことといったら、この幸せ者がー!って、背の君に言いた
いくらいなのよ。3人のお子達にもね。2人のお嬢さん達は、お母様譲りの腕自慢で、
日々それぞれのご夫君の口を満たしておいでのはずよ、多分。
家族にとって、何が幸せって、お料理上手の奥さん(母)を居ることよね。
昭和の料理研究家・江上トミさん。
「愛する、大事な家族の、違う嗜好に、それぞれに美味しいお料理を出してあげたい。
当たり前でしょう。そして男を早く帰宅させたければ、料理の腕を上げる事」って、し
かり名言!人間の最後の欲は「食欲」って言うくらいだからねぇ。
そのラムさんは、専業主婦でいらしたけれど、
ご家族の、い~い顔を見て、暮らしていらした彼女は、
「男と同じ権利を~~!」
なんて言って生きてきた女達よりも、い~い顔をしてるって、思う。
だって、ヨボヨボになって、人生のたそがれを味わうまでが人生だからね。
深ぁく人生を考えたら、・・・ 権利の主張を、大声張り上げてきた女達の敗北ね。
そんないい女房殿、その上に、猫にいいがかりをつける なんて。
ラムさんたら、背の君と猫のことを嬉しそうにお話なのよ。そして、
「まあ、お元気な事」
って、言ったら
「口だけ、口だけ」
って。エッ、なんのお話?
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