食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

上海雑技団は凄かった

2013年04月03日 18時29分18秒 | 旅行

空港から市内の昼食会場へは大凡40分くらい、その間に「バンドの夜景を見てから出

発までに時間があるので雑技団観賞を斡旋する」と思いがけない提案があり、上海に

留まる意義をやっと見つけた。市内に入ったが大きな渋滞もなく順調に食事会場に到

着、席について暫くしてから『この前食事した店。あそこの隅で二人用の小さなテーブ

ルで食べた。トイレはこの奥の方』と妻が言う。そう言われれば来たような気もするがはっ

きりとしないからトイレに行って見たもののよく分からなかった。妻の調査結果、前回と同

じと判明。ガイドやパンフレットには「四川料理、小龍包他」とあるが、前回の小龍包は冷

たく固いものが1人1個の配給しかなく、期待をしてはいけないものだ。

案の定、1人1個でただ少しだけ温かったのだけが違っていて、小龍包に期待した人に

は前回同様に失望・落胆がお待ちしていた。「こんなもんだ四川料理」を食べて上海ヒ

ルズの展望台に行くが、雨模様のため上の方は霞がかかりよく見えないから、いくら上っ

ても市内を一望は期待できず。馬鹿と煙は高い所を登りたがると言うが、このビルのす

傍では中国技術の630m級のビルが建設中だった。ドバイには828mのビルがあり想定外

の天災や本当に人の手で安全管理が確保できるのかなど素人目で見ると恐ろしくなって

くる。地面で生きているだけでも多くの天災に遭うのに未知の災いとも闘わなければなら

くなる可能性があるならば、昔人間と言われてもいいから地面で暮らしたい。空間で生

できるのは神様と鳥くらいしかいない。

上に上がるだけで1000円くらい必要らしい、折角のツアーだから仕方なく上がった見るも

元の僅かな視界にある地上の車を見て高さを実感するのみ。

他にすることもないので外を見ながらできるというガイドさんお勧めのトイレに行って見たが、

変哲のないトイレだった。喫茶室に行き食後のコーヒーと洒落て時間を潰す。海外旅行に

来て時間を潰すなんて・・・・

気力のないまま上海ヒルズから豫園商城に移動、1時間ちかくの自由行動でも見たい場

はないし買いたいものもないから、ここでも時間潰しのフラフラ。有名な小龍包の店頭

にはテイクアウトの人が長蛇の列、食べる人は店内に行けば食べられるらしく、台湾の有

名店『鼎泰豐(ディンタイフォン)』とどちらが美味しいのか比べてみたいところだが、腹に

余裕はなく素通り。フードコートを覗いたり、小鳥の丸焼きや何やら得体の知れないもの

の串刺しを眺めたりする内に集合時間がきた。

次はガイドさんにとってのメインイベント「中国茶の実演販売」、前回買った有名な一葉茶

殆ど残っているし、台湾の有名ウーロン茶も残っているから、もうお茶を買うことはない。

ものすごく、退屈なお茶の飲み方講習会に参加し見たくもないお茶屋の商品を見せられ、

のままでは帰れないからトイレに行って置き土産をしてきた。

これから少し暗くなるとバンドの夜景見物に行くと言うのに風は強いし雨は降るし、夜景など

うでもよかった。ここでも義務のように過ごしたくない環境下で時間潰し、やっとお待ちか

中国雑技団の観賞と相成った。ここは観光客だけではなく中国人にも人気があり、中

国語が賑やかだった。出し物について一々の説明は野暮と言うもの。

TVで紹介される自転車やバイクのような動的なものから、力・バランスの静的なものを大凡1

時間半、じっくりと堪能させてくれる。流石の芸に恐れ入るのみ、体操や飛び込みなどで強

いのも、ここの演技を見れば頷ける。それにしても凄い演技に惜しみない拍手と鳥肌が立つ

ような感動を貰い、それまで溜まりに溜まっていた上海ストレスを一気に吹き飛ばしてくれ、

めて『上海に来て良かった』と思わせた。最後の演技が終わると演技者が総出演のフィナ

ーレがあるそうだが、それを見ると出口混雑、バスの駐車の問題で大変なことに巻き込まれ

で、その前に会場を後にした。

バスに乗り込み夫々が『凄かった』と口を揃えて言うものだからガイドさんも気を良くしていた。

空港に戻り今度は出国審査を受けてフランクフルトへ12時間もかかる長旅に出発だ。

 

                  たったこれだけのものを見るのに1500円くらい必要 

             明かりも近場しか見えず、遠くはかすんで見える


『お疲れモード』

2013年04月03日 18時16分05秒 | 日記

去年のトルコほどの疲れはなく、体調に問題なしなのだが朝寝坊になってしまい、

3日続けて8時を過ぎてからの起床。尤も疲れが残っているだろうに夜更かしの不

良老人暮らしだから仕方はなかろうが。

今日は朝から雨模様で山小屋にPCを持ち込み、旅行の写真やビデオの整理を始

めた。写真はピンボケ、遠近関係なしに撮りまくり良いものがあれば残す作戦だか

ら、沢山の削除作品がある。昔と違いフィルムのことを心配しなくていいから雑にな

っていることは否めない。物好きな者だから昔、8mmカメラを買い子供の成長や出

掛けた際の記録を残していた。3分ほどのフィルムが1000円くらいしていたと思う。

当時の1000円はお高く、道楽で8mmカメラをバンバン撮れるものではなかった。撮

った後の現像代も結構な値段だったと思うから3分の撮影で何を撮るか、失敗は許さ

れない・・・・緊張感を伴う撮影でもあった。今の時代は便利には違いないが便利過ぎ

て、逆に有難味に欠けると感じることがある。

10時過ぎからソーラー発電で貯めた電気を使いPC仕事を5時過ぎまで連続してやっ

ていた。この間にACコンバータ出力で掃除機の充電1時間、TV2時間、半田ごて30

分を並行して使用した結果、バッテリー電圧は11.6Vまで低下していた。それでも何

の支障もなく使えていたので容量的には今の設備で十分ではないかと思われる。

雨で小寒いものの桜は七分咲き、プルーンやプラムの白い花、下では山葵が沢山の

花を咲かせており、ここの一番華やかなシーズンになろうとしている。


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