7年くらい前、契約しているプロバイダーmegaeggから長期契約による割引の案内があ
った。今は当たり前になっている、契約期間を長くする代わりに月使用料を少し割り
引く制度だ。携帯電話などでは常識となっているようだが、それ以外の日常的なもの
に契約期間などあまり関わり合いがないから疎いことだ。
ただリース契約では最初から期間と金額は決まっているから、こうした契約をしてい
れば馴染みがあり、長期契約と割引のことについて少しは思考回路が働くかもしれ
ない。リースは満期まで契約履行しないと残り期間の料金を支払わなければならな
い。長く契約するとお得とばかりの宣伝に軽々しく食いき途中で心変わりすると、リ
ースの途中契約解除と同じ運命がやってくることを念頭に置いて、契約しているの
だろうか。
契約を推進する方はこうしたことに悪意をもってやっているのではないが、軽々に契
約した私のような輩には『うまい話かと思ったのに・・・・』と悔いることもありうる。私の
場合、megaeggに持つ不満としてはルーターをリースしなければならない、便利な機
能や新しい製品が出てもそれが支給される訳でもなく最初に配布されたものを黙々
と我慢しながら使い続けなければならないことだ。以前、無線LANにしようと画策した
時にも、仕方なくこのルーター専用の無線カード(54K)を購入し接続しなければなら
ず、購入後それを使い続けていた。ご存知のようにLAN速度は100M/300Mやがては
11acの登場によっては、まったく新しい選択肢もできようというのに、契約した7年前の
ルーターを使い続けろという姿勢に全く変化は見られない。
勿論のこと沈黙しない民は何度かmegaeggに改善要求をしたが、♪皆川おさむの歌う、
つとむ君♪『いつも答えは同じ』それ以外に不満なことはなく、プロバイダーと針金会
社が同一であることの便利さ、NTTがこの地区に新規で光を敷設する気配を感じられ
なかったことから、5年契約をして1年経過したらNTTがやってきた。仮に今、megaegg
の契約を打ち切ろうとすれば約40000円近くの違約金を支払わなければならない。
実際には使うことはない、残りの期間に私が割引して貰うことになっていた金額を弁償
することだ。契約元にすれば中途契約解除で値引分は損失になるから当然の措置と
なる。
もしNTTが進出してくると分かっていたら長期契約は絶対にしていなかった。正確には
あと3年ちょっとで契約満了になる。その頃、無線LAN,WIFI/WIMAXなどの環境は大き
く変化していると思うが、そうした環境下でも今使っているルーターでヨタヨタとやってい
るのかもしれない。