☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

今じゃありえないなぁ・・・

2015年12月17日 | 今日のボヤキ
ワタクシ、記憶力が良い方らしいです。
昔話をすると、「そんなこと、よく覚えてるね」とよく言われます。

そんなワタクシが思い出した話を一つ。

あれは、ワタクシがまだ幼稚園児だった頃のお話。
5~6歳だっと思います。
同い年の幼馴染のYくんと、妹の3人でマンションの廊下で遊んでいたら
同じ階のママさんから、買い物に行きたいから、赤ちゃんの面倒を見て欲しい
と言われました。
ベビーカーに乗った赤ちゃんは、まだ歩けなかったから0歳児だったと思います。
何度か遊んだこともありました。

ママさん、どうしても子連れでは行けない所へ行きたかったのでしょう。
ワタクシのハハも、Yくんのママも買い物か何かで出かけていて留守でした。
結構、悩んでいたママさん。
意を決して、ワタクシたちへ、「用事を済ませてすぐに戻ってくるから赤ちゃんを見ててくれない?」
と頼んできました。

ワタクシたちは、たぶん、ほんのちょっと迷って『いいよ』と答えました。

ママさんは、「今、機嫌がいいから、ベビーカーを押してくれてれば大丈夫。
もし、ぐずったら、おやつのおせんべい食べさせたら、機嫌治ると思うから。
おせんべいは、みんなで食べてもいいよ」
と言って、おやつのソフトせんべいお預けて、出掛けて行きました。

ワタクシとYくんと妹の3人で、赤ちゃんをあやしながら、
マンションの廊下を何度もベビーカーを押して行きました。

時間的にはそんなに経っていなかったかもしれません。
でも、ワタクシたちには、すごく長く感じました。
赤ちゃんも退屈しているように感じました。

『おやつ、あげよっか』と言って、ソフトせんべいの袋を開けたら、
勢いよく袋が開いて、中のおせんべいが2枚、下に落ちてしまいました
慌てた、ワタクシたち、3人。
急いで拾って、『どうする?』と相談しました。
赤ちゃんの食べ物をを落としてしまった、えらいことをしてしまった、と青ざめました。
『おばちゃん、うちらに食べてもいいって言ってたし、落ちたのは食べて
赤ちゃんには無事だったおせんべいをあげよう』ということになりました。
落としたせんべいを捨てる、と言う発想がありませんでした。
食べ物を粗末にして怒られる、と思ったからです。その辺が子供ですね

赤ちゃんに無事だったおせんべいをあげて、自分たちは落としたおせんべいを食べました。

それから、また、廊下をベビーカーを押して、しばらくしたら、ママさんが戻ってきました。
すごく長く感じたけど、30分も経っていなかったかもしれません。
「ありがとうね~」とお礼を言って、ママさんと赤ちゃんはおうちへ入って行きました。

すごく、ホッとして、やり遂げた安堵感があったのを覚えています。

そんな出来事を、ふっと思い出して、そして、思ったのであります。

今どき、近所の5歳児に赤ちゃんの子守りを頼む、なんてことないだろうなぁ・・・と。
0歳児だったコナンを近所の幼稚園児に預けて出かけるなんて、考えらません
でも、0歳児だったジナンと4歳のコナンにお留守番をさせたことはあったかなぁ・・・

良いことだったのかどうかは分からないけれど、ワタクシが子供の頃は
そんなことも出来ちゃった時代だったんですね・・・、きっと。

それにしても、何事もなく子守りが出来て良かったなぁ・・・。
あの時の赤ちゃんも、今じゃ立派なおっちゃんやな








人気ブログランキングへ人気ブログランキング参加中ポチッ♪とクリックをお願いしま~す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする