どっちの確率を優先するか？ *-* 日本脳炎ワクチン *-*

小さなお子さんをお持ちの方なら、みなさん、受けておられますよね。

　　　　　　　　　　　予防接種　

各種、接種対象年齢になると受けなくてはいけないものが色々あるわけですが、
その中で、日本脳炎は平成１７年５月３０日、厚生労働省より積極的勧奨を差し控えるよう通知が出され、
ほとんどの自治体で積極的な勧奨を控えています。
なぜなら、厚生労働省が日本脳炎ワクチンを接種したことにより、
ＡＤＥＭ（アデム、急性散在性脳脊髄炎）
という脳神経系の病気を発症する因果関係を認定したからです。

ただ、「積極的推奨を差し控える」ということで、
受けられないわけではありません。

日本脳炎流行地へ行く場合や、蚊に刺されやすい環境にある場合は、
同意書に署名をすると日本脳炎ワクチンを接種することができます。

さて、コナン・ジナンのかかりつけ医は、日本脳炎ワクチンの接種を勧めています。
こにゃんこ地方に「養豚場」（？）があるからだそうです。
（ワタクシはどの辺にあるのか、知らないのですが・・・）
そして、ＡＤＥＭを発症する確率が低い、という考え方からのようです。

いくら、勧められても、厚生労働省が積極的勧奨を差し控えたものを接種させるのは・・・
というワケで、見送っていたワケですが、コナンを通院させるたびに目に入る
「日本脳炎の予防接種を受けましょう」
の張り紙を見るたび、う～～～んと考えてしまうワケですよ。
ここの病院にはコナンの保育園時代のママさんが勤めているので、
「日本脳炎の予防接種受ける人っているの？」と聞くと「結構受けてはるよ～」という答え。
おまけに、ジナンのクラスメートも結構接種している、と聞いたもので、
悩んだ挙句、受けることにしました
どーせなら、蚊が発生する夏まえに受けておきたかったわけです。

しかし、推奨を差し控えるこのご時世、ワクチンの数が少ないとかで
予約制となっています。
数か月前に予約を入れ、今日、ワクチンが入手できた、ということで、行ってきました。
いつもの問診票以外に、同意書にサインを求められる時にはちょっと躊躇しました

本人たち、ワケ分からず、ワタクシの判断で予防接種を受けさせるワケですよ。
受けさせていいのかな？という迷いがちょっと生じます。
「うちのコたちは、きっと運がいい」そう念じながら、同意書にサインしました。

こうして、今日、コナン・ジナンは日本脳炎のワクチンを摂取してきました。
ＡＤＥＭはワクチン接種後、数日から2週間程度の間に症状が出る、とのこと。
これから、しばらくはドキドキな日々を過ごすこにゃんこでございます。

あぁ・・・。なんともありませんように・・・








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