旅は続くよどこまでも。

とてつもなく不定期に、しかし何か思い浮かんだときにはどえらい勢いで書きなぐるブログ。

懐かしい地名を悲惨なニュースで聞いた。

2010年02月20日 17時58分33秒 | 青森の日常。
メクネス。
モロッコ東北部の瀟洒な町で昨日、モスクのミナレットが崩落したそうだ。
死者も多数出ている模様。
昨日は金曜日だから、礼拝者も多かったことだろう。
インッシャラーと言うには気の毒すぎる出来事ではある。

モロッコは私がバックパッカーをしていた頃、しばしば滞在した国だ。
飛行機でカサブランカに入り、そこからバスでメクネス、メクネスでバスを乗り換えてエルラシディア、エルフード、リッサニ、メルズーガと、砂漠の町へ通ったものだ。

私が長期滞在していた町は砂漠への入り口の町リッサニで、一時は地元の年下モロッコ人男性と恋人同士でもあった。
モハメッド、まだ生きてるかなあ。
こんなニュースで懐かしい昔を思い出すのも不謹慎だが、私の青春時代は砂漠とともにあったような気がする。

モロッコ最南部やモーリタニアで踏んだサハラの砂の感触は、今でもはっきりと覚えている。
柔らかく、時には固く、熱く、夜は冷たいサハラ。
風が起こると細かい粉のような砂が舞い上がり、喉や鼻を刺した。

砂漠は清浄で心が癒される。
またいつか足を踏み入れることがあるだろうか。

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