今更ながら。

私は五所川原に縁があることを実感。

今夜20時からＮＨＫで五所川原ロケの番組をやっていた。
私の好きな生瀬勝久が出てたから見たんだけど。
画面に映る場所、映る人、見覚えありまくり。
駅前の食堂、商店街。
津軽鉄道の駅舎、ホーム、列車。
市観光課のＫさん、タチネプタのＮさん、Ｓ君、Ｔ君。

「五所川原」と銘打っておきながら、金木を紹介していたのがイマイチだったけど、まあしょうがないよね。五所川原にはタチネプタ以外、なんもないもん。
だからって真冬の小泊地区に芸能人連れてってどうするの、って話だし。

Ｎさんが出てきて、いつもながらの飄々とした態度で釣瓶相手に語ってるの見て、思わず本人に電話しちゃったよｗｗ


「ちょっと～、なにテレビ出てんのよお～」
「あ～、映ってらべ？」
「久し振りに顔見たよー。なにやってんのさ～？」
「ん～。突然、釣瓶が押しかけてきたんだわ。わも有名になったはんで」
「ちょっと老けたんでない？　元気なの？」
「あ～、元気にしでらよ。koroちゃん最近五所川原さ来ねな」
「行がねな～。今は千葉にいるよ」
「わ、8月、幕張メッセにガンダムのタチネプタ持って行ぐよ」
「そっかー。私も5月になれば青森さ戻るから、時間あったら顔見に行くね」
「ん～。たまには遊びに来ればいいっきゃ」
「Ｎさんも、青森に来るときとか、東京に出てくるときは連絡してね～。飲みに行ぐべ」
「んだな」
「じゃあねえ～、またねえ～」
「ん～。へばの」


こんな程度の会話で電話は切ったんだけど、やっぱり、五所川原。
やっぱり、青森。
私と青森は繋がってるなあ、って思った。

病気後のちょっとしたリハビリ目的で青森に部屋を借り二重生活を始めたけど、最初は1年くらいで引き払うつもりだった。
それが丸6年。今年で7年目に入ろうとしてる。
二重生活はコストが掛かるから、そろそろやめにしようと思ってるんだ。
でも、こういうささやかな繋がりを実感すると、それも惜しい。

私にとっての青森は、ほぼ自分ひとりで築き上げた社会生活がある場所。
仕事、人、場所、景色、色、匂い、音。
私の中には、脆弱ながらも、確実に青森の引き出しが存在する。
その存在価値を無駄にしたくない、と切実に思う。

これから青森を引き払う方向で動くとして、私の中の青森を、どう活かし、どう利用していくか。
それがこれからの私の、新しい課題かもしれない。

青森で得た何かが、私の中で、昇華すればいいのだけれど。
それにはファイリング＆リファレンスワークが必要だな。

・・・・私の最も苦手とする作業が（泣）