納得できる文章を書いてないなあ、最近。
だからなんだ、って話だけども。
明日は羽州街道の取材で碇ヶ関~大鰐へ行きます。なのでさっき、ルートとポイントの予習をしました。
するとねえ、koro的には興味津々の場所が結構あるわけ。
koroのアンテナがピピッと立つ場所と言えば、寺院、神社、遺跡、古戦場なんかだね。そういうものの故事来歴を知ってその場所に身を置くと、時間と空間の流れが見えてきて、なんとも言えない臨場感と充足感がある。
しかしですよ、そういったものばかりにスポットを当てると、記事の印象が叙情的になりすぎるか、教科書みたいになってしまうか、どちらにしても読み手には退屈な出来になってしまうのね、私の場合。
そこで必要なのが人の声、人の気配だと思うわけ。
でも生身の人間に対する取材って、苦手なんだよねえ。
その苦手意識を少しでも克服しようと、1年前から東京でインタビュー取材をしてるんだ。それなりの記事は書けてると思うけど、やっぱ苦手意識は消えないね。
だけどね、その苦手な人間の声を歴史街道の記事に盛り込めば、肩の凝らない、でもなんとなくためになる文章が出来上がるような気がするんだよな。
しかしそれも一歩間違えばガイドブックみたいになってしまう。
あ~、難しいなあ・・・・(´・ω・`)
『津軽三十三観音平成順礼』のときは、自分の企画で、まさに趣味と実益を兼ねた取材だったから、あんましスランプは無かったんだよね。いや、ときにかなりの困難を伴う手応えのある仕事だったんだよ。でも原稿を書くことに対する迷いは無かったんだ。だから丸3年の連載を完遂できたんだと思う。
でも街道旅はなあ・・・・
興味はある。面白い。
でもどうしたらいいのか分からなくなるんだ。
仕事とは別に、久し振りになんか書いてみようかなあ。。