江少剣ブログ

東京都江東区にある剣友会「江少剣」の活動内容や連絡事項などを掲載します。

竹刀の事

2014年09月06日 | 一刀貫の剣究室

素晴らしい剣士はその試合内容が美しいだけではなく、身なりや姿勢、一挙手一投足が美しい物です。でも中には、着衣が乱れていたり礼法がなっていなかったりと、ちょっと気になる者もいます。これがまだ小さな子供剣士なら微笑ましくもありましょうが、せめて有段者以上であったなら、人からどう見られているのか気を付けてほしい物です。

さて小さな子供剣士であっても、見かけるとどうにも気になってしまう事が一つだけあります。それは「竹刀の扱い」です。持ち運ぶときに剣先を引きずったりしていると、思わず声をかけようかと思ってしまいます。それと何を狙ってか考えてか知りませんが試合中、竹刀で床面を叩く剣士をたまに見かけます。自ら構えを崩し、相手に隙を見せることになるだけでしょうに、格好悪いだけで何の意味も感じません。

さてその昔、「刀は侍の魂」と言われていました。ですから侍は、刀を地に落とすことを忌み嫌いました。それはすなわち、自分の魂を地に落とすことに繋がるからです。日本刀は、玉鋼という固い金属でできた刀。剣道で使う竹刀は、竹でできた刀。刀である事に、何も変わりはありません。正座して左脇に竹刀を置いているとき、竹刀は抜き身ではありません、仮想の鞘に収まった状態です。ですから試合に臨む時には左手に持ち、立ち会う寸前に右手で抜きますよね。同じ刀であるなら、竹刀は剣士の魂であるはず。試合中に竹刀を床に落すと、「反則」になります。その意味をもう一度考えて、扱いには十分気をつけたいものですね。

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