江少剣ブログ

東京都江東区にある剣友会「江少剣」の活動内容や連絡事項などを掲載します。

55歳一刀貫の剣道挑戦記~二百二十本目!

2024年01月25日 | 一刀貫の剣究室

年が明けたと思ったら、もう1月も終わり。時間が経つのは速いですねぇ、おはようございます!一刀貫です。

昨夜も江少剣のお稽古。今回も、基本の男の子たちと面打ちを中心に一緒に稽古しました。とても真剣に取り組んでくれるので、毎回毎回どんどん上達します。もう構えた姿も立派な物、面打ちも大きな声でしっかり振れるようになりました。嬉しく感じる反面、自らを反省もさせられました。もうちょっとしっかり、基本の稽古もしなければ。素振りも頑張ろう…

さてその私はというと。色々悩んだのですが、方針はやはり、大きい面を打てるようになろうと思いました。しかし…やろうとしていることがやはり全然できません。何せまずは右手打ちを直さないといけないのですが、どうしても元に立って頂くとテンパって右手打ちが出ます。左手で振る、右手は押し手。これを身に沁み込ませないと、考えているうち、意識して何とか、とか思ってるうちはやはりできません。左足と左手を連動させて、打ちと声と左足を一致させるつもりで。これが、出来ないんですよね…。

素振りも続けてるのですが、もうちょっと効果的な素振りを意識しようと思います。振りも足も、大きめに振る事。大きく振るとフラつくのですけれど、そこでフラつかないように。左手で振る事と、左足の引き付けをしっかり意識して続けたいと思います。

もうちょっとしっかり直さないと、子供たちに指導なんて恥ずかしくて出来ませんね。今日もまた素振りしっかり、頑張ります!

おっと、今日は子供たちの級審査のお手伝い。みんな頑張ってね!!

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55歳一刀貫の剣道挑戦記~二百十九本目!

2024年01月21日 | 一刀貫の剣究室

昨夜も基本の男の子二人と、一緒に面打ちの稽古など致しました。二人の大きな「メン!」という澄んだ声を聞くと、私も改めて気が引き締まりました。一刀貫です、おはようございます!

その後Y崎先生とT川先生に稽古を頂きました。考えていたのは、左足と左手で打つこと。これはもう、全然ダメでした。ここぞ、となると右手に力が入る。力が入ると、肩が上がる。となると全然遅いし居付くし、そういう自分に気が付いてしまうので、心も負けて来てしまう。まさにな気分でした。
また技の面では、小手技や胴。打ってはみるものの、まるで手ごたえがありません。打っていて全く「よし!」というような気がしないのです。先生が打ってこられるのをただ待って当てただけ、冴えも無ければ、理合いも意味も無いからだと思います。小手は悪い癖、打った後に左手が体の中心からズレるのも自分でわかってしまってまた。そうなると最近一番悪い癖だと思っている「気持ちが切れる」が出てきます。まだまだ真剣みが足りない。反省ばかりの昨夜となりました。

最近こんな本を読み始めました。剣道をする者にとっては「神様」のようなお二方、小川範士九段が持田範士十段と百回稽古をして、その内容をつぶさに記録して分析したものです。
技の面では、やはり左手左足がとても重要だと説かれています。また呼吸を下げる、とあり、一般の人は口やのどで呼吸するが、これを丹田まで下げる、くらいはまだ分かるのですが、さらにくるぶしまで下げるとか書かれていて???でした。そんな感じで、技の面でも気持ちの面でも、分かったり分からなかったりもありますが、非常に面白く読んでいます。すごいなと思ったのは、持田範士は十段のお免状を持ってきた使いの人に、ぽいとお免状を返して「こんなものもらえない」と言ったそうです。十段は完成された剣士だとすれば、自分はまだまだそこに到達は出来ていない、値しないと。四段ごときで浮かれている場合では、ないのです。

また小川範士の凄まじい真剣み、がひしひしと伝わってきました。小川範士をして「天才」と書かれている持田範士から、毎回何かを得ようという強い気持ちが文章の間から感じられます。大体自分の稽古をここまで細かく記述して分析できるって、どれだけこの稽古を大事にされていたかが伺えました。

そう、私に一番足りないのはここなのではと思わされました。剣道に対する、また先生から頂戴する稽古への、真剣み。私は元来ぬるい人間ですが、竹刀を交えている間だけは、一撃必殺の斬り合いをしていること、一瞬たりとも忘れてはいけないと思わされます。

改めて気を引き締め、今後の稽古に臨みたいと思います。

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55歳一刀貫の剣道挑戦記~二百十八本目!

2024年01月14日 | 一刀貫の剣究室

年初から大変な天災に見舞われ、本当に大変な思いをしてらっしゃる方々がたくさんいる中、剣道を楽しめる今日を本当に感謝したいと思います、一刀貫です。被災された皆様に、一刻も早く安寧の時が訪れる事をお祈りしております。

さて、昨夜は江少剣での今年の初稽古でした。まずは1年生と3年生の兄弟二人の、初心者組の基本指導。その後は審判をさせて頂いて、最後の稽古では子供と去年初段を取られた大人の方とお相手をさせて頂きました。

以前にも書きましたが、こういう日は本当に緊張します。自分が教えを請う立場なら、ただがむしゃらに自分勝手にお願いすれば良いのですが、一応教える立場になるとものすごく考えさせられます。おかしなことを言ったら、もしかしたらその子の剣道、いや人生すら少し変えてしまうかもしれません。審判も、おかしな事は決してできません。私ごときが何を教えられるわけでもないとは思っていますが、何せモチベーションを少しでも上げられたら、そして剣道面白いな、江少剣に来るの楽しいな、と少しでも思ってもらえたら、それが自分に出来る全てです。「継続」すれば必ず「上達」しますので。
子供たちはたからものですから、本当に考えさせられます。でも教えるという事は、自分にも本当に勉強になるので有難いなともいつも思います。

昨夜まず思ったのは、基本稽古の時にそれぞれ良く見ておかないとなという事です。どんなクセがあるのか、修正点があるのか。そして審判をしながら、それがどんな悪影響を及ぼしているのか良く見ておいて。その後の稽古で分かりやすく端的に伝えてあげないといけません。

ふと思い返すと、そういえば高段の先生方は本当に良く見てくださってるなと思います。これがまた、そんなところ良く見えるなぁ…と思うような細かいところまで見て下さっていてご指摘頂いたりします。何で小手の中の手が見えるのか、袴の下の足が見えるのか。「!?!?」とご指摘受けながら驚くのですけど、多分、超能力者なのでしょう。

子供たちと一緒にまた剣道を楽しむために、今日も精進したいと思います!

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55歳一刀貫の剣道挑戦記~二百十七本目!

2024年01月07日 | 一刀貫の剣究室

新年あけましておめでとうございます!
今年もなにとぞ、よろしくお願いいたします!

皆さんお元気で年越しされましたか!一刀貫です

しばらく稽古から離れて、うずうずしてる人も多いのでは。私は昨日Y先生に個人的に稽古始めでご指導頂き、本日本部の稽古に参加させて頂きました。その中でもう一度、自分の喫緊の課題を考えてみました。いや課題しかないのですが、まずはここからかなという感じで。

1:竹刀を右に上げてしまう事
これずっと悩んできましたが、年末の本部稽古の中でO先生に「右手で竹刀を握ったら右に上げますよ」とご指導を頂きました。なるほど打つことの根本的な定義が違うのです。私は竹刀を右で握って、右で上げて右で振ろうとしてました(こう書いてるだけで無駄な動作が多い事が分かります)。それで右に竹刀を引き上げていたわけです。左で上げる分には、曲がる訳はありません。そこで、親指以外の4本に竹刀をひっかけるようにして持ってみました。これなら握らないだろうと。ただこれだと手の中に空洞が出来てしまい、打突の後竹刀がスッポ抜けたりしていました。そこで色々試行錯誤して、親指と人差し指の付け根、をきゅっ、と締めてみました。すると空洞がなくなり、竹刀もぐっと安定しました。さらにここを締めておくと、「竹刀を握れない」ようにも思いました。今後はこれを試してみようと思います。さらに昨日Y先生から「面打ちは最後右手で押し込むと冴える」とご指導頂きました。なるほど!右手は竹刀を引くのではなく、押し込む。それなら、曲がらないような気がしました。それを先ほどの本部稽古で試してみると、おお、以前よりずいぶん曲がらなくなったような気がします!これらをしばらく、試してみようと思います。

2:姿勢の事
上の写真、奥が私です。もう開き直るしかないような姿勢の悪さ。手前のK澤先生のスッキリした構えと比べると、同じ武道とは思えないレベルです。中でも、矢印の、左足の関節の裏側が、ペコっと凹むのがとても気になっていました。これ、すんごくカッコ悪いんです。何でだろうとずっと悩んでたのですが、今日の本部稽古の前に鏡を見て色々考えていたところ、ふと二つ思いつきました。1:左カカトの上げすぎ。左カカトを上げすぎると、左ひざが曲がってペコリとなる。左カカトをすっと下ろすと、ペコリがなくなった気がします。2:左足の下げすぎ。左足を下げ過ぎて、袴が左足に乗ってしまって凹んでしまっているようです。これもY先先生に以前ご指摘頂きましたが、結局相手との距離は右足ではなく左足であるという事。つまり左足を下げ過ぎるのは、相手との距離を取ってしまっているので損だという事です。さらに左足を下げるという事は、私の唯一の良い所の「背の高さ」を殺します。今後は左カカトを下げ、左右の足の置き方に注意してみたいと思います。

3:打ち気が伝わらない
これも本当に、悩みどころです。ずっと「合気」を考えて来ていて、自分の打ち気を相手に伝えたいと思ってきたのですが、ぜんっぜん伝わりません。攻めて、こちらの打ち気をぐっと出すと、それによって相手が誘われての崩れての何の、というのがセオリーと思うのですが。そして先生方はこちらの打ち気を感じて頂いて「お、打ち気だな、ではここでこう打ってきなさい」みたいなご指導頂くと思うのです。でも私がいくら気持ちで『はぁっ!』『ふん!』『うりゃ!』『とりゃあ!』って打ち気を出しても、先生が『????なんでこいつは何にもして来んのだ?』になってるのがものすごく分かるんですね。…こちらの打ち気を、どうやったら相手に感じてもらえるのか。さppppっぱり、わからなかったのですが。
今日の稽古で先生方を見取り稽古しててふと思ったのですが、その一因として、姿勢の悪さがあるのかなと思いました。しっかりとした、万全の構え。これは多分最強の防御の状態だと思うのですが、これをまずは作り上げる。そこから、攻めて詰めて、ここぞで何某かの防御を捨て「戦闘態勢に入る」事が、打ち気を見せる事なのかなと。でもこれやってみるとすごく難しくて、おかしな事を見せた時にはもう相手に打たれていたり。子供たちの稽古を見ていると、そんなの全然お構いなしにバンバン打って出てます。あああれも正解なのかなぁ、とぼんやり思ったり。
どうなんでしょう、打たれるの前提の、甘えた気持ちの稽古ばかりしてきたからかもしれません。一撃必殺!の気持ちでしっかりと稽古をしなければ、気持ちも打ち気が伝わる態勢も、作れないのかも。いずれ、姿勢に留意する事を一つ大きなテーマにしようと思います。

まだまだ本当に迷ってばかり、何も解決しません。でもですね、とても楽しいのです。M属性も、いやぁ悪くないもんだなぁと最近心から思います(笑。

さぁ来週から江少剣の稽古も始まります!
皆さんまた一年、よろしくお願いしまっす!!

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