晩秋の頃となりましたが、まだ日中の日差しはギラギラ。また夏日になりそうとか、季節がおかしいですねぇ。稽古帰りに見上げた夜の月は、秋っぽくて綺麗なのに。
おはようございます!なんだか最近剣道が下手になってるのではとすら感じてたのですが、そうじゃなくて周りの先生方や子供たちがどんどん上達してるからだと気が付いて大焦りの一刀貫です!
私は胸を張って剣道大好き!と言えますが、江少剣の先生方の「剣道大好き」はもう、はるかにレベルが違うと感じます。そういえば本部の先生方も、年齢にかかわらず剣道熱がものすごく高い。私は正直、そのレベルまでは到達できないなぁといつも感じています。だからあのスピードで上達は出来ないし、焦る事もないなと開き直ってみたり(苦笑。
昨夜の稽古では、一人の女の子剣士が、前の日の本部稽古で足の小指を怪我して青く腫れ上がらせて稽古に来ていました。先生方は止めたのですが、どうしてもと稽古に参加していました。小さいころから知っている子ですが、素直な綺麗な面を打つようになったなぁとか感じつつ、どうしてそこまで頑張るんだろうなぁと思い。ああそうか、剣道が好きだからか、とまた思いました。
剣道にケガはつきものです。先生方も、腱鞘炎や膝の痛みなどを抱えながら稽古をしています。そういう私も膝も踵も肩も腕も痛めました。でも、ケガをしてもなお、老若男女剣士はみな稽古がしたい!と思わされる、剣道はどうしてこう魅力的なんでしょう。その子の面を受けながら考え、また色々、反省させられました。
自分の剣道の在り方や付き合い方を考えてみたり、でももっと打てるようになりたい打たれたくないといった色気を覚えたり、それじゃダメだとまた落ち込んでみたり。それが剣道の魅力ではあるでしょうけれど。でも結論、稽古がしたいと思い、剣道が出来ている今日が、稽古に参加できている今が、有難い事でそれこそが全てなのだなと思いました。ここに立たせてもらっているすべての事に、感謝して一生懸命稽古しないとなと。
悩んでも腐らず落ち込まず、人と比べないで昨日の自分を超えられるように。感謝しながら、また愚直に竹刀を振ってみたいと思います。
で、素振りの数増やしてみたら、早速腕の筋痛めてるんですけどね。ま、負けないぞうっ!!
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
ぐっと秋も深まって涼しくなり、稽古もしやすくなりました。おはようございます!一刀貫です!
昨夜の稽古では、高校生のT山さんと稽古させて頂きました。そういえばいつもは先生方や子供たちとの稽古なので、高校生剣士と稽古するのは久々でした。どう対峙したものかと考えてるうちに、若々しい速い剣道に圧倒されてしまいました。自分を保たないとなのに、ガタガタに崩れてしまい良い所なし。稽古あとにはS先生に「相手の方がずっと稽古しててウマいんだから、そういうつもりで稽古しないと」とご指導頂きました。そりゃそうだ、考えてみれば精神修行という意味ではとても良い稽古にもなるなと。また機会があったら稽古お願いしたいと思います。
さて四段審査に合格させて頂いて、ほぼ二年が経ちました。五段審査までちょうど中間点、これまで焦るばかりで何も目標も方針も決まらなかったのですが。先日のY崎先生との立ち合いを見て、「大きい面」を打って行こうと決めました。背の高さを活かして、なるべく高い所から大きい面。しっかり練って攻めて溜めて、先駆けて大きい面を打つ。もう色々考えないで、粛々とここに向けて色々稽古を積みたいと思います。
素振りも続けています。素振りは続けるほど難しいし、面白いですね。自分が良く見えてきます。無心で振っていると、気が付くと肩が上がっていたり、手の内がおかしくなっていたり。いかんいかんと直しながら、良い稽古になるなぁと実感しつつ楽しいなぁとも感じます。
凹んで悩んで考えて、楽しい稽古を続けていきたいと思います。
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
やーっと、秋らしくなってきましたね朝夕涼しくて過ごしやすいです。稽古もぐっとしやすくなりました。おはようございます!一刀貫です!ご無沙汰しておりました!
ちょっと長期の出張仕事をしており、昨夜は久々の稽古となりました。お休みの間、割と素振りは続けておりました。最近ホントに、素振りって難しくて面白いなぁと感じます。まず何より、自分の剣道がすごく上ずってるのが分かります。自分の重心が、いいところ脇の下くらいに感じるんです。もちろん重心は低い方が安定しますので、まぁ足元フラフラです。実際面をつけての稽古で、掛り稽古でも地稽古でも、力が入って肩が上がり、重心がものすごく上ずってるのが分かります。それが素振りで再現できるので、これを少しでも下ろしたいのですけれど、今はまだそういう段階にすらありません。素振りってホントに色んな注意点が合ってまだ全然まともに振れてないので、そこをまずは直さないと。直ってくるにつれ、自然と重心も降りてくるように思います。
昨夜もまずは先生に素振りを見て頂きました。今回も非常に細かいご指導を頂き、素振りの深さ面白さを改めて感じました。ご指導通りに振っていると、次第に力が抜けてスパっと振れる感じがしてきました。おおお、面白い!普段は150も振ると疲れてくるのですが、これならもっと行けそうです。引き続き素振り道、精進して参りたいと思います。
さて昨夜は、六段審査を受けられるY先生と立ち合いをさせて頂きました。色々考えず「なるべく先駆ける」つもりで臨んだのですが、結果大先生からは「二人ともダメー」とのこと。トホホホ。うまく機を見る事が出来ませんでした。
その立ち合いを、他の先生が動画に撮ってくださっていました(K澤先生ありがとうございます!)。嬉しいやらもう見るのが怖いやらなんですが、意を決して目を薄目にして見てみました。すぐに「ん?」と、最初の面二本で気が付きました。全然意識してなかったのですけれど、何か私、面が大きくなってる気がしました。悪い所を上げればキリがないのですが、一点面が大きくなってるのは興味深いなと思いました。何でかと考えたときに、思いつくのは「素振り」です。素振りって「小さい素振り」って無いので。その影響としか考えられません。稽古がこういう風に影響して来るんだなぁ、いや改めて剣道って、人間て面白いわ。と感じました。そして引き出しが増えたようで、ちょっと嬉しくも感じました。
その後の稽古で大先生が元に立たれたので、すぐに稽古をつけて頂きました。大先生はずっぱずっぱ攻めてこられるので、それに負けないように先駆けられるように心がけて掛かりました。「それよ、いいじゃない。そういう感じで打たないと」とのお言葉頂戴し、心晴れる思い。いつも大先生と稽古すると「ちょっと上手くなったのかな」と思えます。指導者としてもとても参考になります、有難うございました。
稽古あとに大先生にご挨拶すると「歳相応の剣道を」と言われました。そうだ、そろそろ意識を変えて行かないといけないのかも。そういや私のやりたい剣道は、ちっさくパンパン当てるより、それに動じず迎え入れるような大きい剣道なのだよなとも思いました。良い機会なのかもしれません。
私よりずっと若いんだからっはっはっは!
九〇歳を超えてなお元気で剣道を楽しんでらっしゃる大先生のお姿こそ、私の目標なのだなとも感じます。これからもどうぞ何卒、よろしくお願いいたします!
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!