江少剣ブログ

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54歳一刀貫の剣道挑戦記~百七十八本目!

2022年07月24日 | 一刀貫の剣究室

じめっとした日が多くなってきましたねぇ、それでも冷房があるところで稽古できればそれほど辛くありません。ありがたいなぁと思います。おはようございます!一刀貫です。

さて私は以前大先生に「五段になったら、剣道の事が少し分かるよ」と言われたことがあり、それがずっと耳に残っています。何とも魅力的で、私の好奇心をとても刺激してくれる言葉です。剣道始めたころは「いつか三段取れたらいいなぁ」くらいに思っていたのですが、この言葉を頂いて、最近は何とか五段を取りたいなと思うようになりました。もし五段が取れたら、一体何が分かるのでしょうね。わくわくです。

でも確かに、実感として四段審査に向けて稽古をするようになったくらいから、がらっと意識は変わりました。何というか、より「勝ち負け」よりも「格好良い」剣道って何だろうって考えるようになりました。すると色んな先生方の稽古を拝見すると、強さの意味が変わりましたし、さらに格好良さが見えてきました。そして「自分の理想」の剣道が出来ましたし、その理想との乖離具合も痛感(めちゃくちゃ痛い)できました。今はその乖離を少しでも減らそう、理想に近づこうと稽古をしています。その先に、五段への道があるのかも、しれません。

土曜の夜が江少剣の稽古なのですが、私は1週間色々考えて、ひとつふたつテーマを作って稽古に臨みます。先生に稽古して頂いてそれを試すと、それがうまく行くのかいかないかはっきり分かるのでとても面白いなと思っています。まぁだいたい、うまく行かないのですが。昨夜の稽古では、わずかに構えを変えてみました。これは、中々うまく行ったように思いました。でも心が弱いのはどうも治りません。私は打突の後、体を開いて右に逃げる癖があります。相手に真っすぐぶつかっていけないのです。こういった心の弱さを治さなければ、お相手とのやりとりが全然ちぐはぐでうまく行きません。これでは全然、理想には近づけません。

昨夜は稽古の最後にもう一つ、思い出しました。ぎりぎりまで、手元を上げないこと。相手の胸を突くくらいの気持ちで出て行って、面を打つ。これって理論的には最速で面が打てるし出小手をもらうリスクも減ると思うのですが、何せ私突きがヘタで腰抜けの手打ちになってしまい、これまで試しても出来ないし、出来かけても全然うまく行かないので忘れかけていました。でも昨夜最後にこれを試してみると、あ、良いかも!最後の最後の一打。先生にもお褒めの言葉を頂きました。おお、やった!

いろいろ考えて、自分なりの答えを出してみて、試してみる。うまくいかない、うまくいかない、うまくいかない、うまくいかない。でもその先でたまーーに手に入る「やった!」は、何にも代えがたく嬉しいものですねぇ。まぁだから、課題だらけのヘタクソも悪くないよな、とまた思ったりして(笑。

引き続き、精進して参りたいと思います!五段審査まであと、2年4か月!

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