江少剣ブログ

東京都江東区にある剣友会「江少剣」の活動内容や連絡事項などを掲載します。

54歳一刀貫の剣道挑戦記~百八十六本目!

2022年10月23日 | 一刀貫の剣究室

なんだかもう「寒い」と感じるような日々になってきましたね、でもまだ半袖でお出かけしてます一刀貫です。おはようございます!

昨夜も江少剣にはたくさんの小学生~中学生の、子供剣士が集まりました。来月には昇段審査も控え、形の稽古に励む子供達もたくさん。みんな頑張っていました。

さて稽古の仕上げに子供たちは試合をするのですが、私は最近審判をさせて頂いています。審判と言うのは子供たちのやる気に直結するので、とても大事で責任重大。毎度一生懸命、目を皿のようにして子供たちの試合を見つめます。すると、色んな事が見えてきます。

最近思うのは、とかく小さな子ほど、負けたくない打たれたくないという意識からか、打ちきれません。お尻が引けてしまって、前に出れない。打ってくる相手の竹刀をすごく警戒してしまって、それに合わせて手を出してがっちゃんこ、みたいな感じになります。なるほど、多分これって自分を守ろうとする本能的なものなのだろうなと思いました。相手を攻撃する、その前に、まず守ろうとしてるのかなと。そして私の剣道は、多分まだこの子供たちに近い。つまり「剣道」なのだと心身ともに分からせて、自分の技を「ここだ!」と決めたら、他は何も考えずに思い切り打って出る。つまり「捨てる」事が全然出来てないのだなと。

相手に動かされてしまっていて、大体ロクでもない技が、だだ崩れになっている。うーん、これってどうしたらいいんだろう、帰りの道々考えてみたのですが。まぁ、稽古するしかない(苦笑。すべては、稽古量に比例して上達するものですから。ただ稽古の間、もっともっと打たれないとなと思いました。その中で、色んな邪念を捨てて技を出して、打ち切るように意識して稽古したいなと思いました。そうだ自分はそれがまったく出来てない。その為にはやはり、余計な事考えないで余計なことしないで、面打ちを続けようとも、思いました。なるべく真っすぐ構え、動じず、真っすぐに打って出る。それに、合わせて頂く応じて頂く返して頂く、中で成長したいなと。

そういや最近ずっと、面打ちにこだわって稽古してきました。改めて、なんでなんだろう?と思いました。大先生に「剣道は面です」と言われたことが一因です。でもああきっと、自分が剣道をする上での目標…いやあこがれと言ってもいいのですが。それは「格好良い面が打ちたい」のだと気が付きました。するとなんかぱあぁあああっと、視界が開けた気がしました。そうかー、そうだったかー。

颯爽として格好良く品位がありながらも相手への敬意を感じさせる、立ち居振る舞い礼法、蹲踞構え発声。そしてすべての邪念を捨て切った美しい面打ち。いやーー、それはあこがれです確かに。そうだ、私はそれをやってみたい。無理でしょうけど、でも少しでも、その境地に近づきたいのです。それが自分の目標であこがれなんだと、気が付きました。とてもシンプルですけど、分かりやすくて、とてもいいなと思えました。

色んな剣道があるのでしょうし、まだまだ何もわかってませんが。でも私はそこに向かってあこがれて、また稽古に励みたいと、思います。

ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!

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