すっかり秋らしくなりました、剣道稽古も夏場よりは楽になってきましたね。より一層精進したいと思います、おはようございます!一刀貫です。
昨夜も老若男女、たくさん集まっての稽古となりました。また大先生の御親戚という中学一年生の男の子君も、遠路はるばる参加してくれました。話してみると明るく真面目そうな男の子で、剣道もなんだかそのまんまな気がしました。またぜひ参加してくださいね。
さて私はというと。昨夜の基本稽古で、七段H先生にいくつか基本打ちを打って頂きました。H先生は基本打ちでは面も小手も大きく打たれるのですが。とかく昨日は小手を打って頂いて、その鋭さに驚きました。日本刀だったら小手ごと腕が落ちてたと思います。その時まさに痛感したのは、左手がすごく効いてるな、左手で打つというのはこういう事かという事。
私の打ちはずっと、左手が支点で右手が力点となって、剣先が作用点になっていました。これで鋭い打ちが出来るわけがありません。左手と右手が逆ですね、右手が支点で左手を力点として、初めて剣先が作用点として冴えるはず。この事を改めて教えて頂きました。でもこれもそんなに簡単な事ではなく、右手支点左手力点の連動がとても大事なのですが、未だに右手打ちをしてる私は、そこを考えるまで達していないのだなとも感じました。
昨夜は久々に立ち合いをさせて頂きました。この一年何しろほぼ「面打ち」のイチから作り直し、だけを考えて稽古してきました。それに伴って「心を強く保つこと」「右手を使わない」「構えを考える」事もやり直しで作り直してきました。
実際立ち会ってみて、やはり良いのをいくつも頂いてしまいましたが、優勢度というか「どちらが押してたか」という観点ではそんなに悪くないかなと感じました。それでも押されてたとは思いますが、以前ほどは悪くないかなと。これは技よりも心、が少し落ち着いてきたのだと思います。
稽古が終わって先生に一つご注意を頂きました。左足が外を向いていた、との事。あーー…これはここの所注意をしていたはずなのに。これがいざ立ち合いになると失念してしまいました。これは割と簡単に出来るはずなので、今後さらに一本一本、注意していこうと思います。
最後に先生に稽古を頂き、面打ちに関してアドバイスを頂きました。面だけでは、やはり攻めきれない。小手を見せて、小手が来ると思わせてからの面なども効くよと。これまでこの1年以上、ほぼ面だけ打ってきました。返されようが抜かれようがボカスカにやられても、出来る限り動じずに面を打って心を鍛えようと思っての事です。
でもそろそろ五段審査まで一年となり「立ち合い」を作っていく段になったかなと思います。面打ちもまだ想定の10%も出来てないんですが、そうも言ってられないので小手や小手面を絡めて少し引き出しを増やしていこうと思います。小手面がこれまた、難しいんですよね色々あって…。理想を言えば、一本決めたいという事と、全体的に優勢を保った立ち合いが出来るようになる事。
がんばります!!
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
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