おばさんの日常生活

53歳で旧大検に合格して大学生活を書いた「おばさんの大学生生活」の
その後卒業してからの日常です

52年前の勤労感謝の日

2016-11-22 16:52:19 | 家族

明日は勤労感謝の日です。
52年前の勤労感謝の日を私は忘れることがありません。

あとから考えたらこの日は私の人生が変わった日です。
当時中学一年13歳だった。
母が私を連れて再婚した日だ。

一人っ子で育ったが父が6歳の時亡くなりその年の6月に一緒に住んでいた父方の祖母も亡くなり母と二人になってしまった。

母は頑張って一人で私を育ててくれたが私が中学一年の時再婚した。
私は単純に再婚したら兄妹ができるから嬉しいと思って反対はしなかった。

でも現実は厳しく母が再婚した先に私の居場所がなくなり母の実家などに居候したりしていた。

湿性肋膜炎に感染し約10カ月入院もした、
田舎で女性一人が生活するのも大変な時代私を
育てるのは無理だったのかもしれない。

私を伯母の養女の話を飲んでくれればよかっと思う。
そうなれば15歳で上京することはなかったと思う。

田舎の女の子がなにも知らない東京で生きていくのは並大抵なことではない。
今考えるとこうして無事にいることは奇跡かもしれない。

毎年勤労感謝の日がくると母が再婚した日だと思いだす。
当人は無頓着で「勤労感謝の日?それがどうしたの?」
と毎年言う
悲しい気持ちになる、




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