いつも何かがいる野付湾の浅瀬。すっかり氷に覆われ何もいません。強風が
過ぎ去り除雪をしています。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 雪原を行く ★
降った雪が吹き飛ばされ、高山の尾根の雪庇みたいにがっちり引き締まり
歩くのには楽な状態になっています。
広い氷の雪原を見ていると小さな点が動いています。ブルの近くをキタキツネが
気にすることなく歩いています。硬い雪の上、何かがあればすぐに走って逃げる
準備ができているのです。自信があるんです。
待ってればやって来るかなと動かず様子を見ていました。たぶんやって来ると
経験で予想してみました。するとこっちに向かってきます。
ときどきおしっこをしてマーキングをしています。しっかり自己主張をして
恋の季節に備えているようです。
眼だけで追跡しているうちにキタキツネが次第に近づいてきます。こうゆう
チャンスがたまにあります。
キタキツネにとり雪が硬くなり、雪下で生活するエゾヤイネズミを捕るには
大変です。
広範囲に歩きまわり1匹でも多くのネズミを捕る努力が必要です。
がんばれ、キタキツネ。