窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

キタキツネ、そろそろ恋の季節

2021-02-21 19:57:05 | キタキツネの生態

2月の早や下旬。日射しが強くなり、日中は気温が上がり雪の表面が融け、

夜になるとマイナス10以下になるため表面は硬く凍ります。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ キタキツネ、そろそろ恋の季節 ★

キタキツネが活発に動き回ります。雪の上を警戒に歩き回れるせいです。厳寒期

パウダースノーですぽすぽ雪に足をとられ、ラッセルして行かないといけない

ので動きが制限されます。行動範囲が制限され、厳しい生活を強いられます。

表面が硬くなるととっても歩きやすくなり、行動範囲が広がります。雪の下で

生活するネズミを捕る機会が増え、元気が出ます。

さらに恋の季節に向かい、恋の相手に出会える機会がぐっと増えます。旨い具合

気候が手助けしてくれます。

ふっくらと美しい毛は寒さ対策だけでなく、恋の相手にアピールするものです。

四季の中で最も美しい時期です。この時期みすぼらしいともてないのです。