風蓮湖の周りの林で待機しているオオワシ。年々数が少なくなっています。
原因は水揚げされる魚が少なくて、風蓮湖に魅力を感じなくなっているのです。
きっと。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ オオワシも飛んでいく ★
視力のいいワシは遠くで作業している漁師の網揚げを凝視続けます。動きがある
と止まっていた枝から飛び出し、氷の上を低めに飛んで駆けつけます。
オジロワシに比べ一回り大きいオオワシは、飛ぶとさらに大きく見え、迫力が
出ます。特に黄色い嘴が目立ちます。上くちばしが太くがっちり、かぎ状に曲
がり、強い力で厚く頑丈な皮を引き裂きます。
翼を広げると肩羽の白と尾羽の白が周りの羽の黒と対照的に鮮やかで強烈な印象
です。見事な配色がワシファンをワシづかみにします。
オオワシは日ごろのんびり、ゆったりと飛ぶという印象がありますが、いざと
なるとカモやカモメを追いかけるスピードを出します。
翼の軸が硬く、空気の切り裂いて飛ぶことができます。飛んでてもしなりが少
なく見事な翼を見せてくれます。
ですから遠くでも一目散で飛んで行けるんです。