次第に干潟が寂しくなってきます。北極圏で繁殖していたシギチドリたちが
繁殖地での気温低下に伴い、押し出されるように南下してきています。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 野付湾から本州へ。シギチドリの南下が真っ最中 ★
8月30日に急激な気温低下が前線の南下とともにおきました。野付半島に行っ
て見ると、先週まで滞在していたキアシシギやメダイチドリ、トウネン、キョウ
ジョシギの群れがほとんどいなくなっていました。
この1週間でしばらく滞在していたシギやチドリの群れが気温の温かな地域へ
移動して行ったようです。
23日に多くの群れが干潟の上空高く飛んで行くのを見ていました。あれは南下
して行く兆候だったのでしょうか。
滞在していた時は満潮になってくると休み処を求め、低空で飛んでいくのが普通
です。
干潟のそばで寝床を探し、鳴きながら干潟を飛びまわる光景はほとんど見られま
せん。
これからしばらくはあとからやって来るハマシギやウズラシギなどがいますが、
干潟がにぎやかになることは、もうないかもしれません。
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