時の流れ

スズメを眺め、帰ろうとしますと、
ぬま信の飯田さんが、
笑顔で横断歩道を渡ってきました。

僕と同じで、講義の話に付き合いきれなかったのでしょう。

もう1度席に着き、2人で話し始めました。
僕より1才年下だそうで、団塊世代として話が合います。
学生時代のアルバイトの話、
出会った人の事など、話題は尽きません。

他の人の事も気に掛かり、校内に戻りました。

65年位前、商学部に通っていて、
学徒出陣からシベリア送りになった義父も、
この早稲田の校内を歩いていたのだろうと思うと、
何と無く時の流れを感じさせます。

夕闇が、感じさせたのでしょうか、