白太が家の存在を理解出来た頃、夜外出させるようになりました。
晩御飯を食べ、ひと眠りし、
9時頃になると夜回りに出掛け、朝方帰る日課になりました。
秋になった頃、白太が外に出ました。
「白太、出掛けるの?」道路を歩き始めた頃、声を掛けました。
振り向き「ナァ~ゴ」と云い、
少しがに股で歩く姿を見送ったのが、最後でした。
それが、少し離れた家に保護されていたとは、驚きです。
白太は、子供と奥さん置き、又旅に出たそうです。
貰われていったのは、奥さんと子供のようです。
彫像のツモリの白太
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月を眺める白太
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背中で男の哀愁を演じる、白太
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或る日の夕方、この坂を登って行くのを見たのが最後でした。
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晩御飯を食べ、ひと眠りし、
9時頃になると夜回りに出掛け、朝方帰る日課になりました。
秋になった頃、白太が外に出ました。
「白太、出掛けるの?」道路を歩き始めた頃、声を掛けました。
振り向き「ナァ~ゴ」と云い、
少しがに股で歩く姿を見送ったのが、最後でした。
それが、少し離れた家に保護されていたとは、驚きです。
白太は、子供と奥さん置き、又旅に出たそうです。
貰われていったのは、奥さんと子供のようです。
彫像のツモリの白太
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月を眺める白太
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背中で男の哀愁を演じる、白太
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或る日の夕方、この坂を登って行くのを見たのが最後でした。
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