コタラの社長日記

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憧れのロレックス

2021-10-20 13:59:12 | Weblog

 この頃、義兄の仲間内で流行ったのが、「ロレックス」のデイトジャストでした。

防水で日付を確認でき、ベゼルがホワイト・ゴールド、今までにない時計でした。

 義兄の若い衆の殆んどが、デイトジャストを腕に付けていました。

 義兄は、上に頼まれて沖縄の同僚の墓参りに行きました。

一度も会った事が無いそうですが、上からの頼みですから仕方無いですね。

 当時、沖縄はアメリカ統治で、そこでロレックスを買い、日本に持ち込みました。

 その時、義兄と一緒に沖縄に行った若い衆は、

全員デイトジャストを買って日本に帰って来ました、5~6人のおのぼりさん達です。

『税関で質問されたら、日本から付けて行ったと云え』と

教えたそうですが、箱を持ち込んで税金を払った人もいたそうです。

 ですから、僕のデイトジャストは、箱も仕様書もありません。

 いくらで買ってきたのか知りませんが、

日本のデパートでは、¥24万円で売っていました。

 ホンダのN3が、¥36万円の時代ですから、凄く高価な時計でした。

 それを『¥10万円で買え』と言われ高額なので渋々買いましたが、今も使っています。

買ったのは‘68年頃でしたが、義兄が2年位使用しています。

沼津の時計屋さんの見立てでは『‘65年~’64年製だと思います』との事でした。

今のデイトジャストは、ガラスの風防ですが、当時物は、プラスティック製です。

 10年毎にオーバーホールをしています、オーバーホールをして帰ってくると、

出す前と後では、別物の時計かと思われる位、奇麗になってきます。

受け取った時と今の違いで、1番分かり易いのは、バンドです。

 穴だらけだった所を穴埋めして奇麗になって返されて来ました。

残念なのは留め金です、当時物は王冠が付いていましたが、プレスの王冠に替えられました。

毎日夜中の0時になると「カシャ」と云う音とともに日付が変わります、たいしたものです。

オーバーホール代ですが、最初は¥4万円でしたが、前回の時は¥10万円でした。

 

同型のロレックスです、僕の時計の文字盤は「白」です。

「白文字盤」は、非常に目づらしいそうです、

「コンビ」の人達から『取り換えて下さい』と何度も言われました。

 

 


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