ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

お笑いは西高東低か?

2021-04-21 11:45:44 | 演芸

関西の若手芸人が

「無名の頃は舞台に上がっても誰も見てへん。みんなプログラムを読んでるからこっちから見ると全員が頭下げとる。お客さんの顔が見えへん、頭ばかり」

と言っていた。

少し知名度も上がり面白そうだとなると顔を上げ始めると言うからまあ厳しくも有難いメーターであるなあ。

関西の小屋は知らないが関東の寄席は全く違いひたすら優しい。

優し過ぎて芸人には毒だと思える事も多々ある。

以前述べた蕎麦を食べるしぐさでいちいち拍手をするなと言いたい。

それは咄家の芸じゃない。そこで盛大に拍手をする事は芸人にとって毒なのだ。当人の為にならないよ。

寄席芸人にも色々あるが芸無し芸人は見ていても辛い。

それが可哀そうで面白くもないのに拍手を送るのは逆効果だ。

つまらない芸の一つに山手線の駅名を並べ立てるやつがある。

これは昔からあるいわば関東芸人の得意とする所だがはっきり言って駄目!

上野から始まって外回りを一周、そこで拍手をねだり続きが内回り一週だ。

もう極めてつまらない!!

大阪だったら許されないネタだ。

玉川スミさんの温泉尽くしも酷かったけどね。

客が暖かいのはいいが芸人に毒になってはいかんよ。



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