UFOである。
昔は「謎の円盤UFO(ユーエフオー)」というイギリスのテレビドラマがヒットしてそれ以来UFO(ユーエフオー)という呼称が一般化した。
ピンクレディーが「UFO(ユーフォ)」を大ヒットさせてからはUFOを誰もがユーフォと呼ぶようになった。
UFOとは何かと語る人は多いがそれ自体が矛盾する。
だってさ、未確認飛行物体がUFOなんだから解らないのよ。
言える事は未確認の空に浮かぶ何かはあるという事。それが何かは誰にも解らない。
でっ、個人的な経験を述べると3回ほどUFOは見た事がある。
最初は学生時代に下宿の窓から見た奴で低山の上をひしゃげたテニスボールの様な形でゆっくりと飛んでいた。
距離は500メートル程で色は濃いオレンジ色だった。
時間は午前2時頃か。
UFOというより人魂、火の玉の類だったかもしれない。
二度目は今から30年程前、場所はオーストラリアの或る町だ。
真夏の昼下がり、町の中心にある教会の芝生の上で寝転がっていた。
抜ける様に青い空をぼんやりと眺めていると右方向から白い物体が飛んで来るのが解った。
「ああ、人工衛星かな」
ポツンと白い点がゆっくりと進むそれはどう見ても人工物にしか見えない。
人工衛星は昼間でも見える事があるからきっとそれだと思ったのである。
しかし、ほぼ真上に来た時、その物体は静止した。
「えっ!!」
人工衛星は止まらない。一定の速度で動き続けるはずだ。
という事は…
見つめているとその点は徐々に不規則な動きをし始めた。
「ああ、完全にUFOだな」
周りに人は沢山いたが誰も空を見上げる人がいない。
今あのUFOを見ているのは自分一人なのだ。
奇妙な動きを暫くするとUFOはどんどん小さくなっていく。
恐らく凄いスピードで上昇しているのだ。
そして完全に青空に吸い込まれていった。
実に不思議な動きである。
しかしこの後もっと奇妙なUFOに遭遇するのだ。
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