リクルートがブイブイ言わせていた頃、社内であるプロジェクトが進行していた。
それは郵便制度への介入である。
当時は出版物を安い料金で送る仕組みがあった。出版文化保護の為である。
これを利用して版元が大量に本を送る事が出来たのだ。
出版物でもDMは駄目、正確に覚えてはいないが本全体の2割弱程度の広告しか認められなかったのではないか。
つまり9割広告のリクルートの制作物は只のチラシに過ぎないから割引の範囲外だったのだ。
その仕組みを何とか変えようと郵政省関係に入り込むべく政治家に近づく。
権力を動かしそして実利を得る。
それこそが一流企業の証だと江副さん達は考えたのだろう。
天才は落ちていく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます