そろそろカメムシの季節だ。
雪国ではカメムシが寒い寒いと家の中へどんどん入って来るから厄介。
朝起きてカーテンを見ると黒い影が点々と…
雨戸の裏側には黒い塊がびっしりと…
布団の中が臭いと思ったら…
全てカメムシだ。
秋田では”あねっこ”とも呼ぶ。
ただ臭いだけならまだしも刺すんだよねえ、人の事。
いやいや、コメの汁も吸う農家の敵でもある。
昔の様な隙間だらけの家はもうカメムシの天下で本当に大変だったらしい。
夕飯を食べていると電灯の周りにぶんぶんとカメムシが飛びそのうちそれがぽたんと落ちて来る。
運が悪いと味噌汁の中へ墜落して泳ぐから悲惨だなあ。
そりゃあ東南アジアではカメムシを香り付けにする料理があるけど味噌汁はかなわんなあ。
しかし不思議なのは高気密のホテルでもいるんだよねえ、カメムシ。
僅かな隙間を見つけるのが得意らしい。
雪国の人は手製のカメムシ捕獲機を常備している。
ペットボトルを使用するんだけど一週間もするとぎっしり捕れるんだねこれが。
カメムシからコロナの特効薬が出来たらいいのに…
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