上信越自動車道において、群馬県側から長野県側へと続くトンネル(12箇所、最長距離は 4km(八風山))の通過から開放された直後、気象条件に恵まれると、北アルプス連峰が視野に入って来る。そのようなとき、私達は迷わず佐久平PAに寄る。
佐久平PAからは西に北アルプス連峰、南に八ヶ岳連峰の展望が素晴らしい。このPAには、ハイウエイオアシス(佐久平ハイウエイオアシス「パラダ」)があり、エスカレータでオアシス内の高い場所にアクセスできる。撮影、2012年3月29日11時半頃。
北アルプス連峰、エスカレータの降り口付近にて
上の画像に対応する展望図(カシミールによる)
穂高連峰から白馬乗鞍岳に至る、40座以上の高峰が一望できる。
槍ヶ岳を中心とする展望(望遠)
湯の丸山(長野県)や烏帽子岳(長野県)などの山頂からの展望には及ばないが、自動車道PAからとしては出色の眺めである。
対応する展望図(カシミールによる)
烏帽子岳(2,066 m、長野県東御市)の山頂にて、2011年11月1日
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鹿島槍ヶ岳(双耳峰)を中心とする展望(望遠)、エスカレータの降り口付近にて
湯の丸山や烏帽子岳などの2,000 mクラスの山頂からは剱岳が見えるが、PAからもこの高峰を遠望できる。
展望図(カシミールよる)
針ノ木岳から鹿島槍ヶ岳までの展望。針ノ木岳そして蓮華岳の右に立山が見える。
烏帽子岳の山頂にて、2011年11月1日
冠雪の峰において、左は立山、右は剱岳だ。双耳峰の岩峰が鹿島槍ヶ岳である。
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下り線のPAからの展望も魅力的である。
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ところで、ハイウエイオアシスからの八ヶ岳連峰などの眺めも素晴らしい。
逆転相の発生で霞が漂っている八ヶ岳連峰の姿は運転の疲れを忘れさせる。
ここで眺める蓼科山(右、2531 m、八ヶ岳連峰北端の山)
自動車道のPAでは、上り線と下り線で展望が異なる場合が多い。佐久平PAでは、どちらの側からもハイウエイオアシスにアクセスできる。そして、展望の醍醐味を味わうことができる。
2016年10月30日、画像の再現像。2017年12月16日、拡大用画像のアップロード。2023年10月 再現像(一部)