異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

あぜん!! 大阪W選「維新2勝の勢い」のなぜ?~沖縄の大号令を参考に、目をつぶってでも…

2015-11-19 02:00:55 | 政治 選挙 

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169745より転載

再び“都構想”のア然も…大阪W選「維新2勝の勢い」のなぜ?

2015年11月18日

橋下市長が吉村候補(右)を連日応援/(C)日刊ゲンダイ
橋下市長が吉村候補(右)を連日応援/(C)日刊ゲンダイ

 

 22日投開票の大阪ダブル選挙。週末の各社の情勢調査の結果は、どこも大阪維新2勝の勢い。現職の松井一郎府知事が再選を狙う知事選だけじゃなく、横一線といわれた市長選も先行している。
 
維新の吉村洋文氏が、自民推薦で民主や共産が支援する柳本顕氏に、10ポイント程度の差をつけているという。

 大金をかけた住民投票で否定された「大阪都構想」を再び持ち出し、党分裂と政党交付金をめぐって泥沼の裁判騒動を起こしている大阪維新がどうしてこうも強いのか?

「維新が強いというより、柳本陣営側の問題ですね。
都構想の住民投票の際は、超党派で一致団結して戦いました。しかし、『人』を選ぶ選挙になるとどうしても政党色が出る。共産党が支援する候補者には乗れないという自民党支持者が出てくるわけで、その逆もある。また、知事選で松井さんが強いので『大阪で知事と市長がねじれてはかなわん』と、投票を維新に揃える意識も出てきているようです」(柳本陣営の関係者)

 大阪在住のジャーナリスト・吉富有治氏もこう言う。

「情勢調査を見ても、自民党は支持層の半分しか固めきれていません。共産党も柳本支持はいまだ5割。
自民と共産の支持者にお互いに対する嫌悪感があって、対維新での自共共闘が悪い方に作用してしまっています。
 ただ、無党派の支持は柳本さんが6割で、維新の吉村さんは4割です。柳本さんは爽やか系で新しい時代の政治家というイメージがある。あと1週間、自民、共産それぞれの組織固めとともに、無党派層をどこまで取り込めるかがカギだと思います」

 大阪維新が2勝したら、来夏の参院選に向け勢いづいてしまう。ローカルではVS自民で戦っていても、国政になれば安倍政権の憲法改正の野望に手を貸す“補完勢力”になるのは間違いない。

 市長選は地方選挙だ。まずは自分の暮らす街のリーダーを選ぶのが肝要だが、国政への悪影響も頭に入れながら、大阪市民には賢明な選択をして欲しいものだ。
 
 
 
<関連>
 
 
 
<参考図>

@nukaboko 6時間前  #大阪W選挙 ざっくりこういうイメージ 

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“もうひとりのマララ”の悲惨な境遇…米軍の無人偵察機にミサイル攻撃を受けて負傷

2015-11-19 02:00:15 | 平和 戦争 自衛隊

Shoichiro Ikenagaさんの写真

無人機攻撃で被害の少女 「教育で平和を」
2015年11月17日 4時11分  NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20151117/k10010308771000.html

アメリカがテロ対策だとしてパキスタンで行っている無人機攻撃で、家族を失った少女が都内で講演し、
「武力ではなく教育によって平和を実現してほしい」と訴えました。

 

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169741/1より転載

欧米からは完全に無視…“もうひとりのマララ”の悲惨な境遇

2015年11月18日

父親のラフィーク・ウル・レフマンさん(右)も来日(C)日刊ゲンダイ

父親のラフィーク・ウル・レフマンさん(右)も来日(C)日刊ゲンダイ

 

 
「すごく怖かった。あの時のことは絶対に忘れない」

 “もうひとりのマララ”と呼ばれるパキスタン人のナビラ・レフマンさん(13)が来日。都内で16日会見し、3年前にその身を襲った空爆の恐怖を語った。

 ナビラさんがノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(18)と比べられるのは、母国のパキスタンで同じようにテロの犠牲になったからだ。しかし、その後の境遇はまったく違う。

 女子教育を訴えてタリバンに襲撃されたマララさんは、英国の病院で先端治療を受けて回復。英国にとどまり、学生生活を送っている。一方、ナビラさんは農作業中に米軍の無人偵察機にミサイル攻撃を受けて負傷した。

 祖母も失ったナビラさん一家に対し、パキスタン政府は「米政府の責任」と突き放し、何の補償も受けられずに故郷を追われた。国内難民としての生活を余儀なくされている。

 ナビラさんの招聘に動いた現代イスラム研究センターの宮田律理事長はこう言う。

「加害者が〈誰なのか〉で欧米政府やメディアの対応はここまで違うのかと愕然とします。タリバンの被害者のマララさんは〈自由の象徴〉のごとく祭り上げられているのに、米国の被害に遭ったナビラさんは完全に無視されている。

 13年にナビラさん一家は渡米し、米議会の聴聞会でスピーチしたのですが、出席した議員はわずか5人。報道はほとんどされず、帯同する予定だったナビラさんの担当弁護士は入国を拒否された。今回の招聘にあたっても、在イスラマバードの日本大使館はビザ発給に非協力的でした」

 米国は過激派組織「イスラム国」に対する空爆を続け、その成果ばかりが伝えられるが、その裏で多数の民間人が犠牲になっている現実がある。

 

 

 


<風景>村内の畑に「戦争はゆるさん!野党は手をくんで選挙でひっくりポン!」の看板が

2015-11-19 01:59:53 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

 信州レッドアクション信州レッドアクション@sinsyuredaction 11月16日

【信州】「松川村黙ってられない村民の会」で新しい看板が村内の数ケ所に設置されました。
         この看板は信濃松川駅からちひろ美術館へ行く途中にあるものです。
         11月19日11:00~松川「西友」前でスタンディングアクションを行います。

          

埋め込み画像への固定リンク

 

 


世界一カジュアル!? 「日本国憲法」の本~すとう彩のイラスト、人気声優の朗読付き

2015-11-19 01:58:57 | 憲法

※若い方にけっこう売れているようですね。

ニュース  http://www.excite.co.jp/News/bit/E1439975825594.htmlより転載

世界一カジュアル!? 人気声優の朗読付き「日本国憲法」の本

2015年8月23日 11時00分

ライター情報:カシハラ@姐御

ニュースでたびたび話題になる憲法。
日本人として関心を持たないといけない話題なのはわかるが、
このたび世界一カジュアルという『日本国憲法』(すとう彩/イラスト・宙出版)という本が発売された。かわいいイラスト入りで、しかも下野紘、江口拓也、羽多野渉といった人気声優の朗読もあるという形式。どうしてこの本ができたのかその理由などを担当編集に聞いてみた。
表紙もカジュアル!


美大の卒業制作がきっかけ


――この本を作ったきっかけは何なのでしょう?
著者が美大で卒業制作として作ったのが最初にありまして、それが当社に持ち込まれたものです。著者が「本をつくる」という卒業制作の課題に取り組む際にいまひとつテーマがでなくて悩んでいたところ、ゼミの先生から憲法はどうかといわれ、憲法と自分の好きなものを組み合わせるアイデアが生まれたそうです。

――1年も時間がかかったのはどういう理由だったのでしょう?
学生だった著者が社会人になったので制作に時間がとれなかったりしたのと、ぜひこの企画の間口を広げたいと思った時に、声優の音源をつけたいというアイデアの実現に向け、声優さんのスケジュールをおさえるのに時間がかかりました。

――作ってみてどうでしたか?
最初に持ち込まれときには、企画はとても新鮮だと思いました。商業用にイラストを描きおろしで増やしたのですが、いざできあがってみると憲法って文字だけでも親しみやすいことがわかりました。言っていることが理想的で厳しいけれど人間でいうと非常に優しい人なんだという。
憲法にはずっと思想を高らかにお硬くうたっているイメージがあったんですが、愛情がある文章だなと知りました。著者が卒業制作をする過程で「憲法から人間愛を感じることができた」と言っていたんですが、私も制作時にすごく愛情を感じました。

予期せぬ憲法への注目


――安保法案成立見込みにあわせて企画されたわけではないんですね?
ええ。企画が最初に持ち込まれたのは約1年ほど前でした。
 
当時から憲法改正の条件を緩めようという政治話題がありましたが、それから時間が経っていますので今のように憲法の話題がその時以上に大きくなるとは思いもしませんでした。
もともと憲法のテーマをやってみたかったのは確かですが、一年かけて準備しているうちに憲法の話題が盛り上がってきたといった具合です。

――どんな人に読んでもらいたいですか?
20歳前後の大学生になりたての人に読んでもらえればと思います。著者が「自分自身、憲法をよく知らなかったし政治的なことは私にはわからないが、確かに感じたものがあったので同い年くらいの人にそれを伝えたい。私も憲法に感じた、まさかの愛情を追体験してもらいたい」と言っていました。編集に関わった人間としても、政治的に話題になっている条文だけではなく、全文に触れてみて欲しいと思っています。人間愛がここにあると実感してもらえればと考えています。

アニメファンだけでなく、若い人に読んでほしい


――アニメファン以外も楽しめますか?
朗読のほうは、軽やかにクールに仕上がりました。声優さんがクールな口調で格好良く音読してもらっているので新しい憲法が感じられると思います。クールなのに優しい、いわゆる「ツンデレ」的な魅力を楽しんでもらえれば。
この本は政治的なポリシーを表明しているものではないので、少しでも好きな所ができたりしてくれればいい。制作に関わった20代の新人編集者も憲法の愛情に感動してしまったりと、知れば好きになる人もいることがわかりましたので、少しでも憲法を若い人に知ってもらえればと思っています。
愛情が通用する時代ではなくなっているといいますが、古いとかじゃなく今までに実際、日本を守ってきたのは憲法ですし、愛情をもって伝わってきた憲法を、まずは知ることから初めて欲しいと思っています。

なるほど愛情感じる文章なんですね。戦後70年を機にあらためてしっかり読み直したいと思います。
(カシハラ@姐御)
 
 
 
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リポート「改憲1万人集会」~国歌斉唱とリベラル揶揄だけで支えられる一体感/蠢動・第24回

2015-11-19 01:58:25 | 日本会議  神道政治連盟

Harbour Businness Onlinehttp://hbol.jp/68003より引用

リポート「改憲1万人集会」/「国歌斉唱」と「リベラル揶揄」だけで支えられる一体感――シリーズ【草の根保守の蠢動 第24回】

国歌斉唱時、会場にある種の「グルーヴ感」が生まれた

 前回も触れたように、この大会の内容そのものに特筆すべき新奇なものはない。櫻井よしこ、ケントギルバート、百田尚樹、細川珠生といった一連の登壇者の顔ぶれもいつもと同じで、速報する価値はない。登壇者の顔ぶれが知りたければ、ポスターでも見ていればいい。一万人前後しか参加者のいないリベラル陣営の集会で、大江健三郎や澤地久枝が登壇することに、速報として報道する価値がないのと同じだ。

 登壇者の発言内容も、十年一日のごとく一緒。何の代わり映えもない。確かに、現職の総理大臣たる安倍晋三が「改憲集会」にビデオメッセージを寄せたことは、強く批判されるべきだろう。公務員の憲法尊重擁護義務はどうなったのだと。しかし安倍政権の立憲主義軽視路線は今に始まったことではない。そして今後も続くだろう。であれば、それへの批判は、イベント報道と切り離した論説として行うべきだろうし、このイベントに触れるとしても、「現政権による立憲主義軽視路線の一事例」として扱うのが自然だ。

 だが、このイベントの「周囲」や「ディテール」そして「語られなかったこと」には、やはり、冷静に検証する価値はある。そしてその検証からこそ「日本会議」の姿が見えてくる。ちょうど、冷戦時代では、東側諸国における党大会の内容よりもむしろ席次や発言順位からこそ、権力構造の変化を読み取れたように。

君が代斉唱で生まれた「グルーブ感」


 大会は予定どおり14:00きっかりに始まった。各種教団からの大量動員人員が皆、時間までに端整に座っている。なんの熱狂も興奮もない。

 司会挨拶の後、国歌斉唱に進む。二時間ほどの大会の中で(※) 、この国歌斉唱は「会場全体の一体感」が生まれた数少ない瞬間の一つだった。適切な言葉でないかも知れぬが、「グルーブ感」さえある。

 この「国歌斉唱におけるグルーブ感の発生」こそが日本会議を理解するカギを握る。一口に「保守系」と言っても、動員対象となった各教団は、それぞれ掲げる政策目標も運動への温度感も違う。皇室崇敬に重きを置かない教団もあれば、教育勅語にしか興味のない教団もある。さらには、改憲を至上命題としない教団すら存在する。すべての教団が従来の「保守」や「右翼」といった範疇に入るわけではない。そんな多種多様な人々が「なんとなく保守ぽい」という極めて曖昧な共通項だけでゆるやかに同居しているのが「日本会議」だとも言える。そして「国歌斉唱」は「なんとなく保守ぽい」だけで集まる人々を束ねる数少ない要素の一つなのだ。

「9条遵守」と「朝日新聞」と


 国歌斉唱の他に、会場の一体感が生まれた瞬間があと二つだけある。

「日本国憲法を作った国・アメリカ出身です」と自己紹介したケント・ギルバートが「(9条を堅持するのは)怪しい新興宗教の教義です」と発言した瞬間と、改憲プロパガンダ映画のプロデューサーだという百田尚樹が「(日本人の目をくらますのは)朝日新聞、あ、言ってしまった」と発言した瞬間だ。

 ケント・ギルバートの発言は、彼がモルモン教の宣教師として来日したことや当該発言が崇教真光や霊友会や仏所護念の動員によって占められ

いわゆる「APAの懸賞論文」、第8回「真の近現代史観」懸賞論文で、最優秀藤誠志賞を受賞したケント・ギルバート

る聴衆に向かって発せられたことを考えると、「2015年おまえがいうな大賞」でも授与したいところだ。百田尚樹の発言も「まだそのネタで飯食おうとしてるの?」と哀れみを持って接するべき性格のものでしかない。

 しかしながら、ここで会場の一体感が生まれたことには注目に値するだろう。

 ケント・ギルバートの発言も、百田尚樹の発言も「9条遵守派」や「朝日新聞」という「なんとなくリベラルっぽい」とされる(真偽のほどはさておき)ものを揶揄の対象としている。そしてその発言の瞬間にこそ、国歌斉唱のときと同じ、一体感が生まれた。利害関係の大幅に異なる各教団や団体の連帯を生むものは、この「国歌斉唱」と「リベラル揶揄」しかないのだ。一昔前に掃いて捨てるほどいた、小林よしのりを読んで何かに目覚めた中学生たちと、大差ない。

 しかしこの実に幼稚な糾合点が、日本会議事務方の手にかかると、見事に「圧力装置」として機能しだす。

 日本会議事務方が行っているのは、「国歌斉唱」と「リベラル揶揄」という極めて幼稚な糾合点を軸に「なんとなく保守っぽい」有象無象の各種教団・各種団体を取りまとめ、「数」として顕在化させ、その「数」を見事にコントロールする管理能力を誇示し、政治に対する圧力に変えていく作業なのだ。

 個々の構成員は高齢でそのくせ考えが幼稚でかつ多種多様かもしれぬが、これを束ねる事務方は、極めて優秀だ。この事務方の優秀さが、自民党の背中を押し改憲の道へ突き進ませているものの正体なのだろう。

 次章「語られなかった9条改正」では、9条改正ではなく「何が」語られたかによって明らかになる、彼らはどのような集団と連携しているのかについて検証する。

(※) 大会終了時刻は、筆者の時計で16:03。政治家や経営者など話が長くわがままな人士のスピーチが続く大会であるにもかかわらず、きっちり予定時間内に収めている。これも日本会議界隈の事務処理能力の高さを物語るエピソードだろう。

<取材・文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie) 撮影/我妻慶一 菅野完>